千華・2022-03-20
春待つ心
春よ、来い
🆙
季節は
春と冬を
行ったり来たり
冷たい風に
心が風邪をひく
早く
ほんとの春に
出会いたい
冬のまま止まっていた時間が
急に動き出したよう
日差しの暖かさに
近づく春の気配を感じて
―春よ、来い。
桜が満開になる頃、
あなたを卒業します。
いえ、"あなたを諦める"
という意味ではありません。
正式に あなたとの
"教師と生徒の関係"
が終わるのです。
ずっと私の先生です。
でも それは建前で、
口先だけのもので、
早くこの関係を
終わらせたいのです。
1人の人として
私を見て欲しいのです。
愛する貴女の誕生日、
何の偶然かとつぜん休みが取れたので
愛する貴女に宛てて
1曲歌うことにした
浮かれたラブソングは避けたい
将来を誓い合う感じの曲も好きじゃない
それで思いついたのは
松任谷由実の「春よ、来い」だった
この曲はどちらかと言えば失恋曲に近い
ほとんど可能性のない再会を望む歌、かな?
でもさ、感情の純度が高いんだよ。
何の疑念もなく愛と敬意を捧げている感じが。
なんと言うのかな、
たとえいっしょに暮らしていたとしても
四六時中いっしょにいる仲になったとしても
きっと貴女はどこか遠い存在で。
目の前にいても
抱きしめていても
縛りあげて閉じ込めても
きっと貴女は遠い存在のままで。
だからこそ憧れるんだけどね。
だからこそ、こんなにも長い間、
あたしなんかに構ってくれたことを
心の底から感謝できるんだけどね。
『オマエは永遠に俺のものだ!』
なんて言える日は一生こない。
手中に収めることはできない代わりに
この世のものとは思えない純粋さと神聖さ
だからね、
たとえ両想いだろうと
たとえ生涯を共にするのだとしても
この片想い感覚をあたしは失くしたくない!
そんな気持ちを込めて
「春よ、来い」を歌いました。
これがあたしの気持ちです。
聴いてね💖
6月29日の夕方カラオケに行って12回録音して
家に帰ってぜんぶ聴いてYouTubeにアップしたのは
もう日付も変わった午前1時
できれば6月29日のうちに上げたかったのにな
ああ!
今年の6月29日は終わってしまった!
僕の景色が
君との光景になりますように
あなたの名前の季節は
もうすぐ そこ。
それは それは 空を越えて
やがて やがて 迎えに来る
春よ 遠き春よ
瞼閉じればそこに
愛をくれし君の
なつかしき声がする
by 松任谷由実 「春よ、来い」
春よ まだ見ぬ春 迷い立ち止まるとき
夢をくれし君の 眼差しが肩を抱く
一緒に初めて見た桜も
あの日見た満開の桜も
この前見た奇跡的に咲いてた桜も
どれも色褪せない淡い思い出🌸
今年も、また一緒に
満開の桜並木を
歩きたかったな🌸