#未来と、過去の狭間で

「ねぇ、先生」

貴方が私の下の名前を呼ぶ度に
分からないことが増えて

薬指に光る宝石が
眩しすぎて
涙が出てくるんだ

恋が成る前に枯れた

あの感情の名前に

ずっと囚われたまま

深夜零時

日が変わる頃

「過去に浸り

未来から目を背ける」


最近の悪い癖＿

星月夜の雲隠れ

街灯に眩む視界

君の隣で掴む今日

# 未来と、過去の狭間で


解釈自由です

贈り物送るかもです

未来はありましたか
あの時の二人でも
未来は笑い合えていましたか

過去はあんなに激しく
心を揺さぶられる
恋をしていたのに

続いていく予感が
しなかったのは
私だけだったのでしょうか

別れと出会いは突拍子に訪れて
頬に雨を滴らす