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#架空の少年少女の物語

読んでると、
思わず胸がギュッとしめつけられる、
そんなポエムを集めました。

全46作品・

“自律神経失調症の少年”

彼はもともと低血圧であった
そんな彼は精神状態が不安定だった
検査をしても異常はなく彼は悩んでいた

やる気がでない、憂うつ感
何事にも興味がわかない
イライラ、焦り、不安感
理由の分からない感情に戸惑った

彼は自律神経失調症だった
特に精神的症状が強く出ていた
周りからはただのわがままだと思われたが
彼自身どうすることもできなかった


精神不良は認められないのはなぜか?

体調不良が認められるのだから
精神不良も認められるべきだろう
目に見えないから元気だと
決めつけるのは違うのではないか

なぜわがままだと思われたのか?

確かに精神不良は誤解されやすい
全てを病気のせいにするのは違う
けど精神不良は自分ではどうにもできないのだ
頑張ってなんとかなるものではない


「精神不良」は甘えだとか
わがままだとか、なんとかできるものだとか
勘違いしている人が多すぎる

どんなにあがいても、頑張っても
自分じゃどうすることもできないもの
本人にとってはすごく苦しい

自分が「精神不良」でないから
そんなことが言えるんだ

赤葉・2022-10-01
架空の少年少女の物語

“自律神経失調症の少女”

彼女は虐待を受け
過度なストレスにより
自律神経が狂ってしまった
彼女は特に肉体的症状がでた

頭痛、腹痛、胃痛、心痛
吐き気、めまい、動悸、耳鳴り
多汗、しびれ、震え
毎日体調不良に苦しんだ

薬を飲んでも良くはならず
誰にも心配かけないように
必死に強がって隠していた
ただ苦しむ日々に疲れ切っていた


なぜ誰にも気づいてもらえなかったのか?
そんな過度なストレスを受けてること

よく見れば気づけたのではないか
周りの大人が気づいてあげるべきだっただろう
虐待がなくならない理由が明らかだ

彼女の苦しみが誰に分かるというのだろうか?

痛みや苦しみは本人しか分からない
彼女は強がって隠していたのだから
余計に分かるわけがないだろう


「分かる」なぜ嘘をつくのだ
なんでも共感しとけば良いと思ってるのか

「分かる」訳がないだろう
同じ苦しみを味わってるわけではない
みんな違う人なのだから
「分かる」はずがないのだ

「知る」ことはできても「分かる」ことはできない
上辺だけの「分かる」を口にする暇があるのなら
少しでも「知る」努力をしなさい

赤葉・2022-10-01
架空の少年少女の物語

“自傷行為を繰り返す少年”

彼は物心ついたときから
死にたいと思うことが多かった
日々が苦しくて、辛くて
消えたいと、死にたいと願った

けど死んではいけないと
死ぬことに罪悪感があった
頑張って生きないと
そう思いながら必死に生きていた

それでも限界で彼はリスカした
痛みを感じて、血を見て
彼は生きてることを実感していた
彼は生きるために切り続けた


死ぬことはいけないことだろうか?

いや、そうは思わない
生きる権利があって、死ぬ権利がないのは
おかしな話ではないだろうか
それに生きる権利を行使しないということは
つまり死ぬということではないか

リスカは悪いことだろうか?

それも違うだろう
それは生きるための行為であり
必死に生きようとしている証だ


「リスカ」はいけないものと誰が決めたのか
親から貰った大切な身体?
勝手に産んだのは親ではないか
貰ったのではなく、押し付けられたのだ

「リスカ」に対する理解がなさすぎる
死ぬためにしてるわけではない
生きるためにしているのだ
勘違いして理想や綺麗事を振りかざすな

赤葉・2022-09-24
架空の少年少女の物語

これらの作品は
アプリ『NOTE15』で作られました。

他に46作品あります

アプリでもっとみる

“自傷行為を繰り返す少女”

彼女は幼い頃から自傷癖があった
怒られたとき、悲しいとき
辛いとき、怖いとき、寂しいとき
彼女は自らを傷つけた

最初は瘡蓋を剥がしたり、爪を噛んだり
ささくれを抜いたり、深爪にしたりした
そのうちどんどんひどくなり
針を刺し、首を絞め、刃物で切った

やめようと思ってもやめられず
どうしたら良いのかもわからずに
自傷行為を繰り返していた


なんのために自傷するのか?

自分へのお仕置きなのか
悪いことをしたことに対する…
落ち着くからだろうか…
安心するからだろうか…

どうしたらやめられるのか?

自傷に使うものを没収する?
それは明らかに逆効果だろう…
無理に我慢する?
きっとうまくいかないだろう


「自傷」はストレス解消
この考えがふに落ちる気もする

例えばストレス解消のためにカラオケに行く
それは誰にも否定されない
ならばストレス解消のために「自傷」する
それが否定されるのはなぜか

「自傷」は絶対的悪ではない
だから「自傷」を認めなさい

赤葉・2022-09-24
架空の少年少女の物語

“統合失調症の少女②”

彼女は昔から
自分のしようとしていたことをすぐ忘れたり
人を覚えることが苦手だったりした
しかしながら性格だろうとたいして気にしなかった

彼女は計画をたてたり
順序よく何かをこなせなかった
そのため、何においても
上手くできなかった

違和感を覚え病院に行くと
統合失調症の認知機能障がい
と診断された


本当に性格なのか?

今一度問い直してほしい
度を越した忘れっぽさ
それは明らかに
性格とは言い切れない

彼女は治ったのだろうか?

それは分からないが
薬だけでなく
様々な治療を受けたのだろう


分かりにくい症状
というものがある

なんでもかんでも
病気だと思い込むことは違うが
疑うことが大事な場面もあるだろう

分かりにくい症状を
どう判断すればよいか
近い未来問題になりそうだ

赤葉・2022-10-06
架空の少年少女の物語

“この世を去った少年”

彼は平凡な人だった
決して目立つタイプではなかったが
友達がいて、部活もわりと楽しくて
平和な生活を送っていた

そんな彼は理由は分からなかったが辛かった
死にたいと強く思うほど
彼はそれを友達に話したが
冗談だと思われて相手にして貰えなかった

その日を境に
彼が学校に来ることはなかった
彼の机の上には花瓶が置かれ
一輪の白菊が生けられた


なぜ冗談だと思ってしまったのか?

それは間違った知識があったのではないか
それを信じてしまったが故に…
そういう冗談を言う人がいなければ
こんなすれ違いは起きなかっただろう

何か変わったのだろうか?
もし友達がちゃんと話を聞いていたら

死にたい、その言葉を真に受けて
親身に相談にのっていたなら
彼はこの世にとどまったかもしれない


「死にたい」という人は死なない
そんなの嘘に決まってる

本当に「死にたい」人は何も言わずに死ぬ?
誰がそんなことを分かるのだろうか
本当に死にたくて「死にたい」と言った言葉
それを死なない証拠と勘違いするな

大切な人が「死にたい」と言ってきたら
冗談だとか、嘘だとか、どうせ死なないとか思わず
ちゃんと寄り添い、その人の声に耳を傾けなさい
そうでないときっと君は後悔するから

赤葉・2022-09-25
架空の少年少女の物語

“嫌われものの少女”

彼女はいつも自分が優位に立つために
手段を選ばなかった
周りの子のありもしない噂をたてたり
隠蔽工作をして濡れ衣を着せたりした

自分をよく見せるために
ブランド物で身を飾り、たくさん自慢した
同情を得るために
不幸な自分を演じていた

彼女はまるで悲劇のヒロイン
と言わんばかりに演じた
加害者であるにも関わらず
平気で被害者の顔をしていた


果たして周りは気づいてなかったのか?
彼女の嘘に…

もちろん気づいていただろう
あからさまな嘘に…
多分嘘だと伝えただろう
彼女が聞く耳を持たなかっただけで…

彼女はどうしてそんな人になってしまったのか?
元からそういう性格だったのだろうか…

この世界の上下関係がいけないのではないか
特に行き過ぎた上下関係が…
彼女はただ誰かに見ていて欲しかったのではないか
愛に飢えてるがために…


「ステータス」それが全てではない

確かに「ステータス」を持っていたほうが
周りに敬って貰えるのかもしれないが
必ずしもそうとはいえない
そんなものより大切なものがあるはずだ

本当に大切なものを追いなさい

赤葉・2022-09-13
架空の少年少女の物語

“容姿の悪い少年”

彼はぽっちゃり体型で
決して容姿は良くはなかったが
クラスでは人気者だった

彼はとても明るかった
場を盛り上げることが上手で
誰にでも優しく、気遣いができた

彼は決して自分の容姿を恥じていなかった
それどころか彼は誇りを持っていた
これが自分だという誇りを


人気者になれたのはなぜだろう?

彼の内面がとても良いから
たとえ容姿がよくなくても…
自分に誇りを持っていたから
等身大の自分自身に…

容姿と人気は関係あるのか?

完全に関係ないとは言い切れないが
高確率で関係ないはずだ…
大切なのは内面だ
それは誰でも変えられるはずだ…


「容姿」が悪いからうまくいかない

なにもかも「容姿」のせいにしてないだろうか?
そういう人は「容姿」が変わったところで
結局なにかのせいにするのではないか
「容姿」は少なからず関係はするだろう

ただ、すべてを「容姿」のせいにするのは違うだろう

赤葉・2022-09-11
架空の少年少女の物語

“この世を去った少女”

彼女はいつも人に囲まれていたが
それは彼女が人気者だったからではなかった
彼女はいじめられていた
傍から見れば仲良しグループだったため
誰もそのことに気づかなかった

ある日、彼女はいつも通り
電車のホームで電車を待っていた
電車がホームに入ってきたとき
彼女はふと思ったのだ
もし今、足を踏み出したら…

その日、多くの人が
人身事故による電車の遅延に腹を立てた
なんて迷惑な奴なんだと…


彼女へのいじめは誰も気づいていなかったのか?

本当は気づいてる人がいたのではないか
巻き込まれたくないからと言う理由で
ずっと黙っていただけで
本当は知っている人がいたのではないか

多くの人はそんなことしか考えないのか?

なぜその人が身を投げたのか
考えることはできないのだろうか
そんなんだからいつまでたっても
自殺がなくならないのではないか


「自殺」は全くなくならない
その理由は簡単だ

「自殺」をなくそうとする人達は、僕も含め
例え「自殺」しようとしたことはあっても
実際に「自殺」したことはないから
結局「自殺」した人の気持ちなど分からない

それにそもそも「自殺」をなくそう
という考えは的を射てないように感じる
本当になくすべきものは
「自殺」ではなく、「自殺の原因」だ

赤葉・2022-09-25
架空の少年少女の物語

“母子家庭の少年”

彼の父親は交通事故にあって
彼が幼い頃に亡くなった
それから彼の母親が
ひとりで彼を育てていた

彼の母親が家にいることはほぼなかった
ただでさえ女性の給料は男性に比べ低く
その上彼を育てるために教育費が必要だった

彼は母親に感謝するとともに
申し訳ない気持ちがあった
自分せいで母親が苦労しているのだと…


なぜ女性の給料は低いのか?

男女差別はいけないと言うくせに
相変わらずそういう差別がなくならないのはなぜか
いまだに男性が働くという固定観念はなくならない

どうして彼はそう思ってしまったのか?

彼は何も悪くないはずなのに
なぜ彼が罪悪感に苛まれなければならなかったのか
そんなのおかしい話ではないか


「生活保護」というものがある
果たしてそれは十分か

子供が罪悪感に感じるほど
親が頑張らないと生きていけない
それは「生活保護」が足りてないせいではないか

「生活保護」はそれを必要とする人が
当人者が決めるべきではないだろうか

赤葉・2022-09-28
架空の少年少女の物語

“教育虐待を受けた少年”

彼は幼い頃から勉強を強要された
朝から夜まで両親が付きっきりで
彼の勉強を教えた
中学受験させるために

そして中学受験で
彼は落ちてしまった
その時彼には何もなかった

勉強をなくして全てを失い
親に勝手に幻滅され
非難され、罵倒され
彼は自殺した


中学受験は必要か?

はっきり言ってそんなものいらないと思う
なぜわざわざ中学で受験させるのか
そうさせる親の気がしれない

どうしたら自殺を防げたのか?

それは彼に趣味や友達
そういった大切な物があれば
何が変わったのかもしれない


1つのことを極める
そのことを否定する気はない

しかしながら
本当に1つだけにするの
その1つがなくなったとき
何もなくなってしまう

特に若いうちは
いろんなことに触れること
それが得策だと思う

赤葉・2022-10-02
架空の少年少女の物語

“男子のことが好きな少年”

彼はこの社会では
ゲイと呼ばれる立場にいた
彼自身その自覚はあったし
そのことを彼自身恥じることはしてなかった

彼はそれが自分だと
自分らしさなんだと
自らを受け入れていた
そして堂々と生きていた

なのに彼が自分がゲイであることを
周りの人たちに明かすと
周りは彼のことを軽蔑し、否定した


なぜゲイであることを軽蔑されたのか?

そもそもLGBTという言葉は
そういう人がいると知ってもらうために
理解してもらうためにできたのではないのか…

なぜ否定されたのか?

知識を持ってるだけで
それが何もおかしくないことであると
普通のことであると
受け入れられなかったのか…


LGBTという言葉ができ
差別はなくなったかのように思われていた

しかし実際は知識がついただけで
そういう人たちへの態度は相変わらず冷たく
批判的であることには変わりない

知って理解するだけでは不十分だ
その上で態度を改めなさい

赤葉・2022-09-16
架空の少年少女の物語

“自閉症の少年”

産まれたときから
彼の世界は
多くの人と異なっていた

白い空間では白飛びしてまぶしく
動くものがぼやけて見えたり
大きい音によりノイズが見えたり
特定の音や物が
極端に大きく見えたり、聞こえたりした

そのため彼は
パニックになることが
極端に多かった


周りはどんな反応をしただろうか?
彼がパニックになったとき

親のしつけがなってないと
愛情が足りていないと
そう思っただろうか

パニックになったときどうしたら良いのか?

耳栓などで音を遮る
薄暗い場所に行く
ひとりの時間をつくる
できる限り刺激を減らすべきだろう


自閉症は脳に原因がある

親が悪いわけでなければ
本人が悪いわけでもない
誰も悪くないのだ

パニックをおこしていても
冷たい目を向けないでほしい

赤葉・3日前
架空の少年少女の物語

“容姿の悪い少女”

彼女は容姿があまり良くなかった
一重のまぶた、細い目
大きい鼻、厚い唇
自分の顔が嫌いだった

学校では容姿をいじられた
あからさまに自分へのみんなの対応は冷たかった

彼女は困ってる人を放っておけないタイプで
困ってる人に声をかけた
しかしそういう人達は
彼女の顔を見て嫌そうな顔をするのだった


彼女の善意はなぜ受け取られなかったのか?

容姿が良くないと許されないのか
手を差し伸べることは…
良いことをしてはいけないのか
そんなわけがないだろう…

容姿はそんなに大事だろうか?

人を判別できれば問題ないはず
どんな顔をしていたって…
そもそもなぜヒロインやモデルはみんな
整った顔をしているのか…


「容姿」なんて関係ない

ここに2つの箱がある
1つは綺麗に包装されている
もう1つはボロボロの箱だ
しかし開けてみると
綺麗な箱には何もなく
ボロボロな箱には宝石が詰まってる

人を「容姿」で決めつけてはいけない

赤葉・2022-09-11
架空の少年少女の物語

“過保護に育てられた少年”

彼はひとりで何もできなかった
親がいなければ何もできなかった

どこに行くにも親が送り迎えをする
必要なものは親が買ってきてくれるため
ひとりで買い物をした経験すらなかった

自分の意志を持つこともなく
親の言われるがままに動いた
彼は自分のことを自分で決められなかった


彼は幸せだろうか?

すべて親がやってくれるから
自分は何も考えなくていい…
それは彼にとって
幸せなことだろうか…

親が亡くなったらどう生きてくのか?

日常生活を送れるだろうか
なにも分からないのに…
仕事ができるのだろうか
なにも考えられないのに…


「子どものため」にしてあげる

我が子が可愛いから、心配だから
何もかもやってあげる
なんでもかんでもやってあげることが
「子どものため」だろうか
いや、それは違うはずだ

子どもがひとりでできないときに少しフォローする
それが本当の意味での
「子どものため」ではないのか

赤葉・2022-09-14
架空の少年少女の物語

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