或冴・2022-07-10
ただそれだけ
次逢う時は別の言葉で
泡沫幸福論
あの頃の二人が
随分幸せそうに笑うものだから
少し戻りたくなってしまったよ
強く抱き締めてくれたその腕を
振り払ったのは私なのに
冬の空気が好き
冬の景色が好き
君のいたあの頃の冬が好き
今年の冬は去年より寒く感じます
きっと君のいたあの温かい冬を
知ってしまったからでしょうね
最後まで君の幸せだけを
願っていられたら良かった
クリスマスには
君からの愛が欲しいだなんて
もう隣に君はいないのに