#君の隣

君が奏でた音色を聞けるのは

遥か彼方の話だね

君は今日も無事家に帰れただろうか

今頃ぐっすり夢の中だろうか

辛くて泣いていたらどうしよう

寂しくて眠れていなかったらどうしよう

そう思って何度も話しかけようとするけれど

送信ボタンは押せなくて

のんびりしよう

夕凪の　穏やかさの　　真ん中で


こうして　　肩を　並べて　　静かに　語らうと

普段　　なかなか　話せないことや

想っていても　　言葉に　出来ないことが


まるで　　シルクの　リボン　　ほどけるように

するすると　なめらかに　　心から　引き出され

あなたとの　間が　　さらに　引き寄せられてゆく


そんな　気がするのよ

貴方の存在が僕の生きる意味になって
僕の存在も貴方の生きる意味になって
変わりゆく世界の中で
いつまでもこれからもこのままで

何気なく過ぎる時間の中に
貴方という幸せが、
当たり前にならないように

僕にないものは全て君が持っていて
貴方にないものはね
僕がどうにかするから

愛してる

顔も知らない君に多分恋してる
言葉の魔法でドキッとしちゃって
本心なんてわからないのにね

別々
離れて歩き始めた

秋色から冬色の中を
アナタの隣りには
居る事なんて
もう　ない

胸を締め付けてた感情と
零した涙つられた涙
或る未来、笑いあえてる未来
許されることすら許されなくなった

その数秒が運命でも
その数歩が運命でも
その決意を止めるのは我儘か
行かないで行かないで
ずっと傍に、一緒に、これからも

秋の景色の中

アナタと歩くのは

もう　私じゃない

別れたいなら別れたいって

好きじゃないなら好きじゃないって

そう言ってくれたらいいのに

なんなのほんと…

会いたいって言ったら俺もって


好きって言ったら大好きって


ただそう言って欲しかっただけだった＿

どんなに君を好きでも

君には届いていなくて

君の隣にはもっと

相応しい子がいるんじゃないかって…

不安で不安で堪らないんだ。

君の隣はいつも暖かくて

少し寂しかった

話しかけるばかりも疲れちゃったし

少しはわがまましてもいいよね＿

そう思いながら既読無視

君から話しかけてくれることを期待して

彼氏だけれど通知オフ

私のことそんなに好きじゃないんだろなって感じながら

好きでいるのが辛い