はじめる

#殺し屋

読んでると、
思わず胸がギュッとしめつけられる、
そんなポエムを集めました。

全28作品・

今回のは少しグロを含みます。
苦手な方はUターン!

【設定】

⿴殺し屋コンビ〖Blood sky〗

⿻水澄 空理(ミト クウリ)
・気分屋、無関心
・天才ハッカー
・《担当》ハッキング&狙撃


⿻空澄 晴 (アスミ ハル)
・犬系男子
・天才ハッカー
・《担当》体術、ナイフ&爆弾(処理など)
なんでもこなす


⿻Rito
・何でも屋
・空理とは、仲良し
______________________________⋆̩☂︎*̣̩

⿸依頼ナンバー2



空理
「ん。とりあえず完了。」

俺は今、ハッカーの方の依頼を片付けたばかりだ。ある、犯罪者集団の犯罪歴。簡単な仕事だ。
殺し屋、『Blood sky』としても
活動しているが元々は俺も晴もハッキングを
して遊んでいただけだ。

ちなみに、晴は学校へ行っている。
俺は仕事のため、家に残ったがもうすぐ帰ってくるだろう。


「空理~!!!ただいま~!」

空理
「おかえり、晴。」


「久々の学校疲れた~」

空理
「疲れているところ悪いけど依頼だ。」


「鬼畜極まりない……。」

空理
「冷蔵庫にこないだのご褒美入ってるから、食べたら行くぞ。」


「いちごタルト!!!」

ドタドタ…………。

相変わらず騒がしいな。でも、晴がいると
落ち着くから不思議だ。

…………………………………………………
空理
「さて、依頼確認だ。」


「今回はどんなの?」

空理
「今回は、高校に潜入。そして、横浜 奏多と言う教師の暗殺だ。」


「また暗殺系~?処理大変なのに~。」

空理
「これがそいつのプロフィール。」


〇横浜 奏多

28歳

職:高校教師

詳細:表向きは数学の教師で生徒に人気があり、他の教師とも友好関係を築いている。しかし、裏では女子生徒を襲っている。

襲われた女子生徒数→13人




「よく今まで、公にならなかったね。」

空理
「こいつは、その高校の校長の息子だからな。」

犯罪を無かったことにするのは
良くないことだからな……。←(殺し屋)


「そんでなんで潜入?」

空理
「潜入した方が情報を掴みやすい。」


「うーん。じゃあ制服買わなきゃだね。」

空理
「そこら辺はRitoに任せるとしよう。今回は俺も一緒に行く。晴、気をつけろ。ターゲットは武道を極めている。」


「僕の運動神経舐めてもらっちゃ困るな~」

空理
「はは。それもそうだな。あとは……どう殺るかだ。」


「ちょっと戦ってみたいな~。」

空理
「じゃあ、腕試しにいいよ。」


「その後は……僕遊びたい……。」

空理
「……程々にな。」

晴の言う〝遊び〟とは、
一般的なほのぼのとしたものではなく
その……〝拷問〟に近いものだ。

さすがに度が過ぎると止めるのだが
それがまた一苦労。終始笑っているため、
狂人にしか見えない……。

まぁ、普段の性格は犬に近いから
いいか。ターゲットの悲鳴。今回はどれくらい聞けるかな?

…………………………………………………

空理
「似合ってるな。」


「そーお?空理もカッコイイよ!」

俺たちはRitoが用意してくれた
ワイシャツに学生ズボン、〇〇高校指定の
上着を着ていた。

空理
「よし。行くぞ。」


「うん!依頼開始だね!」

空理
「その前に、時計オンにしとけよ。」


「なんかこないだも言われたなぁそのセリフ。」

前回はネックレスだったが、今日は
潜入先が高校のため時計に通信機をつけた。

空理
「音声クリア。大丈夫そうだな。」


「こっちもクリア。OKだよ。」

空理
「とりあえず、ターゲットを探そう。」

もう、放課後の時間のため
生徒は少ししか残っていない。
こちらにとっては好都合だ。


「二手に別れよう。」

空理
「了解。」

晴は校舎の西側。俺は東側を担当。
二人で動くより、怪しまれないし効率がいい。

しばらく歩いていると、空き教室から
物音が聞こえた。

「やめ……やめてください!!!」
「静かにしろ!」

いた。まさに女子生徒を襲おうとしている。

空理
「ターゲットを確認。東側2階、空き教室。」


「了解。すぐ行く。」

空理
「やめろ!」

奏多
「あ?」

俺は思いっきり助走をつけて飛び蹴りした。
女子生徒を解放し、逃がす。

奏多
「何してくれてんだ?てめぇ。……しかもうちの生徒じゃねぇな?」

空理
「どうだっていいだろ?」

奏多
「舐めやがって。せっかくいいとこだったのによォ!!!」

ブン!!!

殴りかかってきた奏多の拳を
スレスレで避ける。しかし、足元まで
気を向けていなかった。

ゴッ!

空理
「ヴェ……。」

元々俺は運動神経がいいほうでは
決してない。狙撃とハッキングを極めた
ただの学生。武道を極めている奴に勝てるわけが無い。

ゴッ!ゴッ!

空理
「うぅ……。」

ドガッ!!!

奏多
「オェ……ゴホ!」

何回も蹴られて
そろそろ意識が飛びそうになった時、
奏多が吹っ飛んだ。

……晴だ。


「空理!大丈夫!?」

空理
「何とか無事。でも口ん中切った。」


「空理、下がってて?……おい、空理に手ぇ出したら許さんって言わなかったっけ?」

空理&奏多
(いや、言ってないぞ)

奏多
「あぁ?弱いからだろ?」


「ふーん。じゃあ次は僕が相手してあげる。ほら、かかってきなよ。」

晴が、放つ殺気が空気を重く濃くしてゆく。

奏多は一瞬怖気付いたが、
近くにあった棒を振りかざし
晴目掛けて殴りかかってゆく。

奏多
「オラァ!!!」

ヒュン!

ス……。


「え?何?どうしたの?全然当たってないじゃん。えー!もしかしてド下手?」

奏多
「舐めやがって……。死ね!クソガキ!」

ヒュン!ヒュン!

ス……。ス……。

ガシ!


「ねぇねぇ、こういうのはね。こうやって使うんだよ?」

ガッ!!!!!!

奏多
「ヴ……。」

あれ?奏多死んだ?晴が、棒を奪い取り
思いっきり突くとターゲットは崩れ落ちた。
いや……、鳩尾は武器使って狙っちゃダメでしょ……。怖……。

空理
「晴……。」


「まだ殺してないよ?空理、怪我してるとこ悪いけどこれ運び出すの手伝って。」

空理
「あぁ……うん。」

何も見なかったことにしよう。
久々に、命の危険を感じた。

…………………………………………………

奏多
「う……クソ……あのガキども……。」


「あ!起きたぁ?」

奏多
「ここはどこなんだよ!……手錠?外せ!」


「起きてから早々うるさいなぁ。また、半殺しにするよ~?まぁ今から殺すんだけど‪w」

奏多
「は……?」

空理
「俺たちはお前を暗殺する依頼を受けて
高校にいたんだよ。ちなみにここは、俺達所有の工場みたいなとこ。さ、説明終わったし晴。好きにしていいよ。」


「やったぁ!それじゃあ奏多さん?僕たちと遊びましょ?」

奏多
「ヒィ……。」
顔面真っ青。そりゃそうだな。
目の前の人間が最高の笑顔を浮かべながら
恐ろしい話してんだから。

空理
「どうすんの?」


「えー。これから調べる!」

は?ノープランだったの……?


「Hey Siri!」

こら!こういう時に文明の利器を
使うんじゃない!!!


「あ〜これなら簡単そうだな。よし!これにしよ!」


「えーっと、Rito呼んで。」

空理
「お……おう。」

…………………………………………………

Rito
「で、なんで僕は呼ばれたの?」

空理
「晴が呼べって……。」

Rito
「まぁたグロいことしようとしてるんでしょ~?」


「そうでも無いよ!はい、Ritoこいつ宙吊りにすんの手伝って!空理はボコボコにされたばっかだから。」

Rito
「宙吊り~?重いじゃん……。」


「いいから!」

はぁ……とため息をつきながら
手伝うRito。晴は一体何をするんだ?


「よし!これで下準備完了!」

男は宙吊りにされて喚いている。
足を広げた状態で吊り上げられているため
少しすると頭の方に血が溜まったのだろう。
意識が朦朧としているようだ。

Rito
「なんかコイツ静かになったけど?」


「Rito、ノコギリ持ってる?」

Rito
「……あるけどどうすんだ?」


「貸して~。」

Ritoの質問には答えずに、ノコギリを
借りると嬉しそうに笑う晴。


「これはね、こうするんだよ……。」

ザク……!!!

奏多
「ギャアアアアアアアアアアアアアア!!!」

晴が股間辺りから腹部へ向かって
ノコギリで切ると、すごい声が
工場内に響き渡り、辺りは言葉の通り
赤く染った。

空理&Rito
「………………。」

Rito
「あれ、お前の相棒だろ?前よりもさらに酷くなってないか?」

空理
「最近、仕事ばかりだったからな……。ストレス溜まってたのか……。」

大量出血で瀕死の奏多に晴は、
これは、空理を殴ったぶんと言いながら
頭部へ向けて蹴りを入れる。

ターゲットは絶命した。


「ミッションコンプリート!」

空理&Rito
「は……晴?」


「どしたの?」

空理&Rito
「…………。」

シリアルキラー。サイコパスだ。

その後、俺たちはターゲットを燃やして私有地(死体を隠す場所)に埋めた。

俺は、警察の中に紛れている
こちら側の人間と仲が良いため
万が一私有地がバレてももみ消せる。

ちなみにこちら側の人間っていうのは
警察長な。色々と過去に関わりがあるんだ。

……今日はなんだか疲れた。
晴の怖さを改めて思い知った気がする。

悪いことをするのはやめた方がいい。

自分に何倍にもなって返ってくるのだから。

『その後、横浜 奏多は行方不明とされ
女子生徒達は平穏(?)を取り戻した。
今回は一段と濃い赤い空だった。』


PS,今日も塾の休憩の合間に書いてたやつを
どぞ~。noteに居たい……(´TωT`)
あと、今回晴が行った拷問は
ノコギリ刑と言うらしいですよ。

時水 爽雨・2021-07-26
Bloodsky
小説
雨夜’s小説
殺し屋
グロ
拷問
ノコギリ刑







[捨て猫]



























「若いな」


「まぁ、いいだろう」






十五の頃だった。



月が沈みきった朝に家を出たのに


木小屋から出ると月が遠慮がちにいた。





「跡継ぎが欲しかったしな」




その“跡継ぎ”として生きていけるか、


それは分からないが、生きねばならない。







“またね”を叶えるために。
















“またね”そんな言葉が大嫌いだった。




大人の言う“またね”は全部嘘だった。





捨てられたようなものだった。


悲しいよりも怒りが込み上げてきた。




この怒りの矛先が


必ずしも良い方向とは限らない。





俺の場合は、もちろん悪い方。






でも、それを悔いたことなんてない。







悪魔だ、死神だ、そう罵られても


悪い気はしなかった。



そう言われることを誇らしげに思う


仕事の跡を継いだから。














俺の相棒は、拳銃だ。


ナイフや毒物なんかより良い。



時にはそれらも使うが、


拳銃の腕が一番上がっている。














「ホーク」



「師匠、何でしょうか」




「見つかったか?」



「はい」





「頼んだ」















師匠は、有名な殺し屋だった。


裏社会じゃ最も恐れられている殺し屋。




“ホーク”


それが師匠の裏ネーム。


そして、跡継ぎの俺がその名を

継ぐことになった。



師匠の一番も拳銃だった。




師匠が打つ様は、

小さな針穴に細い糸を通すよう。



的が止まっていても動いていても

急所を的確に捉えていた。






そんな師匠も体は弱かった。



木小屋は所々、赤黒くなっていた。





跡継ぎを求めていたのも


若い俺を選んだのも



そうだったからなのかもしれない。



















古い電話が鳴る。


依頼だ。





「No-Raを頼む」





















「了解した」

涙雨 雫玖 ☔︎・2021-03-01
[捨て猫]
小説
小説練習¿
小説☔︎
どうして君は
殺し屋
長編

【設定】

⿴殺し屋コンビ〖Blood sky〗

⿻水澄 空理(ミト クウリ)
・気分屋、無関心
・天才ハッカー
・《担当》ハッキング&狙撃


⿻空澄 晴 (アスミ ハル)
・犬系男子
・天才ハッカー
・《担当》体術、ナイフ&爆弾(処理など)
なんでもこなす


⿻Rito
・何でも屋
・空理とは、仲良し
______________________________⋆̩☂︎*̣̩

⿸依頼ナンバー 1



???
「ふわぁ……ん。」

???
「あはは。空理、眠そうだねぇ。」

空理
「ん〜。そうだなぁ。最近、
仕事詰めじゃん?そう思わない?晴。」


「そうだねぇ~でも、僕は元気だよ!」

空理
「ははっ。晴は元気が取り柄だからね。」

そう言うと、晴は褒めても何も無いよ~
と笑った。


「今日も仕事ある?」

空理
「ちょっと待ってて。」

俺は寝転がっていた家のソファーから
立ち上がりノートパソコンを開く。

空理
「あ……入ってる……。」


「最高に嫌そうだね。そんで内容は?」

空理
「とりあえずいつものとこで言う。」


「じゃあ移動するかぁ!」

いつもの場所と言うのは、俺たちの
自宅から少し歩いたところにある
ビルのこと。

家では誰に聞かれているか
分からないため、ビルの中にある
防音室で依頼について確かめ合う。

ちなみにビルは俺たちが買った。

………………………………………………………


「それじゃぁ、改めて今回の依頼は?」

空理
「今回は、かなり簡単。」

キラキラと目を輝かせる晴は
感動映画などではボロ泣きするのに
依頼となると楽しそうに笑いながら
殺るため、サディストに近い。

空理
「ターゲットは中村和真。こいつを抹殺して欲しい。というもの。」


「抹殺て……。何したのその人。」

空理
「少しは自分で調べろ。」


「えー。空理パソコン開いてるんだから
調べてよ~。」

空理
「お前だったらこんなの30秒で全部
わかるはずだ。」

少し褒めるように言うと、そうかなぁ!
と言いながら調べ始めた。……チョロい。


「えーと、…………そゆことかあ……。」

調べ終わるまで約20秒。




〇中村和真

23歳

職:ホスト

詳細:ホストとして、女性たちに
かなりの人気がある。しかし、裏では
付き合う振りをしてかなりのお金を巻き上げ
それに気づいた人達を殺し、私有地に
埋めている。

騙された女性の数:143人




「騙された女の人達の数エグ……。」

ものすごく顔を顰めながら言う晴は、
今すぐにでもこいつを殺しに行きたいだろう。

空理
「依頼書では、どんなやり方でも言いそうだ。」


「どうする~?」

空理
「お前はどうやりたい?」


「僕は…………眼には眼を歯には歯をかな。」

空理
「よし……そうするか。」


「で、どっちが女装?」

空理
「言い出しっぺのお前。」


「えぇ…それはやだ。」

空理
「お前は、近距離が得意だろ?
俺は狙撃などの遠距離だ。今回のはお前の方が適してると思うけど?」


「ぐぬぬ……後でいちごパフェ奢りね!!!」

はい。チョロい。いちごパフェとか女子かよ……という言葉は飲み込んで、早速取り掛かることにした。

空理
「服はRitoに頼むとして、仕事開始は
今日の夜、9時から1時間以内だ。」


「了解。」

さぁ、少しずつ今回も僕らの
空が広がってゆく。


……………………………………………………


「空理~似合ってる?」

空理
「おぉ……。」

赤いワンピース型の服は
目が赤い晴によく似合っていた。
さすがRito……。後でお礼を言っておこう。

空理
「俺は隣の廃ビルの中にいる。通信機オンにしろよ。」


「ん〜。」

通信機は、晴が身につけているネックレスに
ついている。


「それじゃぁ、行ってきます。」

空理
「行ってらっしゃい。上手くやれよ。」


「はーい。」

…………………………………………………………
晴side

さて、どうやって攻略しようかなぁ。
僕にとってハニートラップなるものは
攻略ゲーム。依頼は遊びに近い。
と言っても仕事だからきちんとやるけどね。

空理
「晴、大丈夫そ?」


「音声クリア。そっちは?」

空理
「映像、音声ともにクリア。大丈夫だよ。」


「よし!」

ホストクラブの中へ入っていくと、
すぐに誰を指名しますか?
と聞かれた。中村はカズくんという名で
ホストとしてやっているらしい。


「それじゃぁ、カズくんで!」

分かりました。では、お呼びします。
少しお待ちください。と言われ、
待つこと2分ほど。

和真
「やぁ!君が空ちゃん?」

空ちゃんと言うのはもちろん
僕の偽名。まぁ、知ってるのは空理と
Ritoぐらいだけど。

空ちゃん(晴)
「はい!今日はよろしくお願いします!」

和真
「初めてって聞いたけど、楽しんでいってね!」

空ちゃん(晴)
「ありがとうございます!」
(翻訳:楽しく殺らせていただきます)

和真
「じゃあ何か頼もうか。何飲みたい?」

空ちゃん(晴)
「じゃあこの、お酒で……。」

僕は結構ハニトラすることあるから
お酒に強いんだよね~。空理もだけど。
でも、成人するまではお酒飲んじゃダメだよ!←(高校1年生)

………………………………………………

和真
「空ちゃんは何の仕事してるの?」

空ちゃん(晴)
「私は、パソコンに関わる仕事です。」
(翻訳:ハッカーです♪)

和真
「へぇー!そうなんだ。結構大変じゃない?」

空ちゃん(晴)
「そうでも無いですよ!楽しくやってます」
(翻訳:そうでも無いんだなぁ。楽しいよ?殺るの。)

和真
「偉いなぁ。そんな空ちゃんには
サービス!このお酒10万するんだけど特別に8万!」

空ちゃん(晴)
「えー!いいんですかぁ?ありがとうございます!」
(翻訳:えー!高いわ!アホ!)

和真
「あと、これとかね……………………」

それから僕は任務のために色々と
頼んでいった。ちょっと出費しすぎたかな……。

和真
「今日は色々頼んでくれてありがとう!」

空ちゃん(晴)
「いえいえ!あの……今夜どうですか?」

和真
「……分かった!あ、でもごめん今日
あんまり手持ちがないもんで家でいい?」

空ちゃん(晴)
「……!嬉しいです♪お金ならいくらでも出すので!」

和真
「ありがとう。空ちゃんはいい子だね。」

空ちゃん(晴)
「そんなことないですよ♪」

和真
「それじゃぁ、支度してくるから
ここで待っててね。」

空ちゃん(晴)
「はい!」

奥へと消えてゆく和真を見送ってたら
空理へと通信を繋げた。


「ねぇ、…………いちごパフェに、いちごタルトつけていい?」

空理
「あぁ。頑張ったな。」

うん。あと少し。あと少しで殺れる……。
て!こんなこと考えてたら
読んでくれている人の教育に悪いか☆

雨夜)やめてください。( ˙-˙ )

はぁ……とにかくキッッッッモ!


………………………………………………………
空理side

キッッッッモ!という晴の声が
聞こえてきて無意識に深く頷いてしまう。

ほんとに無理だ……。

……あと少し。

………………………………………………………
晴side

無駄に高いであろう車に乗せられ
僕は和真のマンションへ来ていた。

(……マンションの頂上どこなんだろう。)

マンションも車も無駄に高いんだろうな
(2回目)

和真の部屋には、大きな窓をバックに
ダブルのベッドが置いてあった。
そこへ座り、手招く和真。

和真
「じゃあこっちへ来て。」

……風呂入んないんかいな。

空ちゃん(晴)
「空理よろしく。」(小声)

空理
「了解。」

空ちゃん(晴)
「はい……。」

急遽、狙撃にしたため、
和真の隣に座りくっつく振りをしながら既に隣のビルで狙撃銃を構えている空理へ、背中越しにサインを送る。


ヒュン……バシュ!

和真
「ヴ……ヴえ……?」


「カズくん。騙されてくれてありがとう。
……お前が今まで騙して殺していた女の子達と同じように死ねるなんて幸せだねぇ?よかったねぇ?……バイバイ。」

最後まで聞こえていからは分からない。

空理・晴
「ミッションコンプリート。」


「空理~もう無理。後始末よろしく。」

空理
「あぁ……Ritoにも手伝ってもらおう。」


「どうすんの?」

空理
「溶かす。」


「何も聞かなかったことにするよ。」

ん~。と伸びをして既に絶命している
肉の塊を見る。

今回はちょっと疲れたなぁ。
人を騙すと自分に返ってくる。

まさに因果応報だねぇ……。




『その後、中村和真は行方不明とされ
遺体が見つかることも無かった。まぁ、当たり前だろう。その遺体は既にこの世に存在しないのだから……。今夜も空は赤く染まる。』




PS,塾の合間に携帯使えたので
なんとなくの殺し屋載っけとく。

時水 爽雨・2021-07-25
Bloodsky
小説
雨夜’s小説
殺し屋
小説
久しぶり?
面白いかなぁ?

これらの作品は
アプリ『NOTE15』で作られました。

他に28作品あります

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⿴殺し屋コンビ〖Blood sky〗

⿻水澄 空理(ミト クウリ)
・気分屋、無関心
・天才ハッカー
・《担当》ハッキング&狙撃


⿻空澄 晴 (アスミ ハル)
・犬系男子
・天才ハッカー
・《担当》体術、ナイフ&爆弾(処理など)
なんでもこなす


⿻Rito
・何でも屋
・空理とは、仲良し
______________________________⋆̩☂︎*̣̩

⿸依頼ナンバー3


ピコン!

俺たちは昨夜、依頼達成後に家へ帰らず
ビルで寝てしまっていた。

深い海の底から急激に地上へ
突き上げられた深海魚の気持ちが
今なら分かる気がする。

少し寝癖のついた頭を軽く振って
眠気をとばす。

空理
「晴……依頼……。」


「むにゃ……。」

空理
「…………晴!」

ビクッと飛び上がるようにして起きた晴。


「何?依頼?」

空理
「おん。今回は……薬物取引場所を
消し去ること……だって。」


「爆弾でいい?」

空理
「あぁ。良いよ。今、所持してるのか?」


「今、在庫切れ~」

空理
「Ritoの出番だな。」

Prrrrr Prrrrr …………ガチャ。

Rito
「……はい。」

空理
「Rito……か?」

Rito
「うん。寝てた」

空理
「お前もか。」

人間って寝起きの声が一段と低くなるから
似たような音を作り出してるだけの
スマホでは判断が難しい。

Rito
「依頼?」

空理
「あぁ。工場の爆破だ。」

Rito
「じゃあ、少し大きめの爆弾でいいか。」

空理
「おう。頼む。」

Rito
「……今回はあいつ大丈夫だよな?」

空理
「……多分。」

あいつというのは晴のことだ。
前回、見てるこっちが死にそうなくらい
グロいことをしてくれたため
その場に居たRitoも軽く警戒気味。

雨夜)読んでない人はぜひ読んでみてください|ω・*)

プツ。と電話を切ったタイミングで
晴に呼ばれた。

雨夜)ビルにはキッチンがついています。


「空理~?朝ごはん出来た~!」

俺は生活力皆無のため、身の回りの世話は
晴がやってくれている。

ちなみに今日のご飯は
・トースト
・コーンスープ
・クルトン入りサラダ
・マスカット

だった。

めっちゃくちゃ健康にいいな。

…………………………………………………

Rito
「久々に来たなーこのビル。」

空理
「この前は手伝わせて悪かったな。」

Rito
「いや、いいよ。」


「Rito~!!!どうして来たの~!?」

Rito
「お前が使う爆弾置きに来たの。お前らも毎日大変だな。頑張ってな。」

空理&晴
「ありがとう。」

空理
「せっかく来てくれたんだ。ケーキでも食ってくか?」

Rito
「!食べる!」

Ritoも晴も甘いものの前では子供みたいにテンションが高くなる。かわいい奴らめ。

…………………………………………………

空理
「音声、画像共にクリア。」


「音声クリア。」

その夜、取引が行われる工場へ
晴は忍び込んでいた。

空理はサポートとして、
黒のワゴンカーの中。

依頼遂行は今夜の夜、9時から10時にかけてと書かれていた。それを伝えると、晴はじゃあ取引の奴らもまとめて吹き飛ばせば良くない?と提案したのでじゃあ面倒くさいし、そうするか。となったわけである。


「おぉ。やってるやってる♪」(小声)

空理
「どこに置いても工場一つ吹き飛ばすくらいの威力はある。さっさと置いて帰ってこい。」


「了解。……!」

もう、置いて帰れるというところで
事件は起きた。

爆弾が、起動し始めたのである。

ピッ ピッ ピッ ……


「えーっと、爆弾動いてんだけどなんで?」

空理
「……は!?あと何分だ!晴!」


「えと、1分……?」

晴がいる場所から、空理が車を止めている場所まで晴が走って間に合うかのギリギリの時間だ。

空理
「走れ!晴!」


「了解!」

慌てて小型ドローン〝Butterfly〟を
爆弾の場所までとばす。

空理
「残り30秒……。」


「ザザ……空理!」

空理
「!」

晴が走ってくるのが見える。

とっさに車の窓から手を伸ばす。

あと、残り15秒。

晴まで約60メートルほど。

……間に合うか。いや、間に合え!

残り10

9


8


7


6


5


4


3


2





1!

ガシ!

手と手が繋がった瞬間、俺はアクセルを思いっきり踏んだ。

雨夜)晴の運動神経は異常のため、
走り出した瞬間窓から車内へ滑り込んだものとします。(設定適当でごめぬ)

ドーン!!!

次の瞬間、ものすごい音が辺りに響き渡った。

何とか、晴が車内に転がり込み
アクセルを思いっきり踏んだおかげで
俺たちは助かった。

空理&晴
「はぁ~~~。」

空理
「晴、無事?」

空理
「な……何とか……。」ゼエゼエ

空理
「……一応吹き飛んだっぽいし、ミンションコンプリート……だな。」

(それにしてもなんで動き出したんだ?)


「僕、もう無理……。」

空理
「あぁ……よく生きてた。ありがとな。」


「えへへ。空理一人残しては死なないよ。」

本当に良かった……

…………………………………………………

空理
「取引会社を変えた?」

その後、俺たちはRitoを呼び出し
いつものビルで話し合いを行っていた。

Rito
「そう。今回はEND爆薬会社にしたんだ。いつも提供してくれるところはすぐには手渡せないと言われたからね。」


「僕、爆弾のスイッチには触れてないよ。」

空理
「あぁ。それは絶対だ。」

Rito
「ん~。会社側がもし、スイッチを別で持っていたとしたら……。お前らなんかした?」

空理
「いや、何もしてないはず……。」


「会社の名前自体初めて聞くもん。」

(でももし、Ritoが言った通りスイッチが別にあったら……。どこかで見られていて晴や俺を殺そうとした……?)

空理
「まぁいいや。今度、晴と調べてみる。」

Rito
「あぁ。俺も何でも屋兼情報屋として色々探しているよ。とにかくよく生きて帰ったな。」

空理&晴
「おん/うん!」


謎は残ったまま。
















END爆薬会社とはなんなのか。














俺たちを殺そうとしたやつの理由は。















しかし、今回の依頼で改めて感じた。
晴と俺。二人で殺し屋Blood skyなんだ。
どちらが欠けてもいけない。


いや、欠けさせない。


空理
「晴、約束をしよう。」


「うん。」

空理
「どちらも欠けることなくミッションコンプリートすること。」


「空理らしいね。ふふっ」

空理&晴
「指切りげんまん嘘ついたら針千本飲ーます。指切った!」

高校生で指切りげんまんは恥ずかしいが
絡めた小指から伝わる体温は
お互いを安心させるものだった。

いなくなっていいわけない。
俺たちは、

〝相棒〟

なんだから。




PS,小説は語彙力upとして
許されている(* ॑꒳ ॑* )
ネタ尽きた……次どうしよ……
あ、ちなみに空理は年齢誤魔化して
車の免許取ってるからね。そこら辺はRitoが
何とかしてくれてあるからね←

時水 爽雨・2021-07-28
Bloodsky
小説
ネタ……
ネタ切れ
爆弾
薬物取引
殺し屋
雨夜’s小説
いえあ☆

【設定】

⿴殺し屋コンビ〖Blood sky〗

⿻水澄 空理(ミト クウリ)
・気分屋、無関心
・天才ハッカー
・《担当》ハッキング&狙撃


⿻空澄 晴 (アスミ ハル)
・犬系男子
・天才ハッカー
・《担当》体術、ナイフ&爆弾(処理など)
なんでもこなす


⿻Rito
・何でも屋
・空理とは、仲良し
______________________________⋆̩☂︎*̣̩

⿸依頼ナンバー4(前編)


雨夜)今回は修学旅行編です。
高一なのになぜ?という質問は
受け付けていません!!!
そういう学校だと思ってください!
(noteに投稿してから気づいたから!)
それではどうぞ!!!




「ついに来たー!!!京都!」

空理
「晴、うるさいよ。」

えへへ、ごめんなさいと謝る犬
ではなく、晴と俺は京都に来ていた。

殺し屋としてではなく学生として。
うちの高校は1年で修学旅行らしい。

先生
「おーい!集合~。」

はーいと集まるクラスメイトや
同学年の奴らは角砂糖に集まる蟻みたいで
気持ち悪いな……


「空理……また何か悪いこと考えてるでしょ……。」

空理「……そんなことない。」

やっぱり晴にはバレるか……。とりあえず素知らぬ顔でとおす。

先生
「今から自由行動となる4時までにはまたここに集合するように。」

4時までか……今が9時だから7時間……。
まぁまぁ時間はあるか。


「やった~!自由!空理~どこ行く~?」

空理
「待て待て、確か他にもいたよな?一緒に回ることになってるやつ。」


「そうだっけ?」

(おい……)

まぁ、俺たちは普段学校に行ったり行かなかったり。行かない方がおおいけど。だから、友達作りも面倒くさがってしない。

空理
「えーっと、誰だっけ?」


「空理も覚えてないの~?」

空理
「忘れた……まぁいっか。」

生徒?&?
「「待て待て待て待て!俺たちだよ!」」

空理
「あぁ……君たちか。」


「名前知らないけどよろしくねぇ。」

生徒?&?
「まじかよ……。まぁ、こいつらだもんな。よろしく。」

呆れを通りこしたらしい。何だか開き直ったぽいな。


「で、どこ行くんだっけ?」

空理
「えーっととりあえず清水寺。」


「空理~早く行こ~。」

空理
「早!」

気がつくと50mぐらい先のところに晴はいた。前々から思ってたけど、運動神経人間レベルじゃない。なんなのほんとに……。


「はーやーくー!」

空理
「今行くよ。A、B行くぞ。」

?&?
「A、B?」

空理
「お前たちのことだよ。晴が呼んでるから行くぞ。」

A
「俺たちモブみたいだな。」

B
「俺たちは俺たちで楽しもう。」

A
「そだな。」

空理&晴
「遅い!!!」

A&B
「すんません……。」


…………………………………………………

空理
「おぉ~京都って感じするな。」

しばらく歩いていると人力車が
何台も横を通っていった。


「今回は、川で殺人とかだったりして。」

空理
「それは無いだろ。仕事もないと思うし。」

そういえばAとBがいない。
さっさと行ってしまう晴に着いてきたら
2人を置いてきてしまったらしい。
まぁその方がこちらとしても都合がいいが。

空理
「2人いないけど清水寺出会えるよな?」


「まぁ合流地点みたいなもんでしょ。」

空理
「そういうことにしとくか。」

空理
「最近は依頼続きだったからなぁ、こうやってのんびりするのも久しぶりだ。」


「そうだねぇ。The平和!って感じ。でも急に依頼入ったりして。あ!空理~抹茶飲んでこうよ~。」

空理
「今回は依頼受けたくないな。抹茶?いいよ。」

京都と言ったらお茶に和菓子だよな。

雨夜)これは花より団子の雨夜の考えです。
(*`ノω´*)


「うーん、この苦さが謎にクセになる。」

空理
「お菓子あるぞ。」


「食べる~!!!」

しばらくお茶と菓子を満喫してから
店を出た。そして清水寺へと向かう。

…………………………………………………


「さてさて着きました清水寺!舞台から飛び降りるやつはいるのでしょうか!」

空理
「こら!そういうこと言わないの!」


「だって舞台から飛び降りることを清水の舞台から飛び降りるって言うんでしょ?」

軽くため息をつきながら説明する。

空理
「清水の舞台から飛び降りるっていうのは思い切って大きな決断をすることだ。」


「え?本当に飛び降りないの?」

空理
「飛び降りたらヤバいだろ」


「つまんなーい!」

ぐるりと周囲を見渡すと、同じ高校の奴らが数人いた。現在の季節はまだ夏のため綺麗な紅葉はないが、それなりに開放感溢れる場所のため気分転換にはもってこいだろう。

ただ、清水の舞台は軽く傾いているため
下手したら落ちてしまいそうだ。


「京都って本当に日本!って感じがして好きだなぁ。ねぇ、空理京都にあるビルかなんか買わない?」

空理
「こっちに来ないのになんで買うんだよ。」


「別荘的な?」

空理
「別荘なら軽井沢にあるだろ。」


「あれは、買ったけど使ってないじゃん」

空理
「まぁ、家に引きこもってるからな。」

俺たちは、色々と仕事の関係でそれなりに貯金はある。ちなみにこないだの教師暗殺では1000万だった。まぁまぁ、殺し屋も悪くないだろ?

Prrrrrrrr……Prrrrrrrr。

(嫌な予感がする)


「空理でないの?スマホ鳴ってるよ?」

空理
「Ritoからかかってきてる時点で出たくないな。」

ソロ~ピッ!

空理
「こら晴!」

いつの間にかスマホを取られていた。
クソ……気が付かなかった。


「もしもし~Rito~?どしたの?」

Rito
「晴!!!依頼だ!緊急の!」


「えぇ……」

空理
「晴返して?」

スマホを返してもらい、電話に出る。
相当焦っているようだがなんだろう。

空理
「Rito、依頼ってどういうこと?俺たち今、京都だよ?」

Rito
「分かってるよそれは。それよりも、お前たちどこにいる!?」

空理
「清水寺だけど?」

Rito
「ピンポイントかよ!あのな、落ち着いて聞いて。」

空理
「いや、お前がまず落ち着け?」

Rito
「さっき依頼が入った。今回の依頼内容は、爆弾の処理みたいなもんだ。」

空理
「爆弾の処理?また?」


「えー。僕の出番?」

Rito
「さっき京都の市役所の方にメールが入っていたらしい。清水寺に爆弾を仕掛けた。爆発時刻は12時。依頼者からは観光客にバレないように、爆発物を処理すること。また、仕掛けた犯人を探し出し殺すこと。」

空理
「Rito、分かった。依頼は受けてやる。でも俺達は今、なんの道具も持っていない。」

Rito
「もう、飛ばしてるよ。」

空理
「は?」

Rito
「今から言うビルの屋上に、行ってくれ」

空理&晴
「了解。」

同時に駆け出し、指定されたビルへと急ぐ。そこは、京都の中でも珍しい廃ビルのような建物だった。階段を駆け上がり屋上へと出る。

空理
「ハァ……ハァ、で……飛ばしてるって……な……なんなんだ……?」


「あ!空理!あれじゃない?」

え?と頭上を見上げると、大きめのドローンが飛んでいた。そして、そのままゆっくりと降りてきて箱に入った何かを渡された。

開けてみるといつも愛用しているPCとButterfly、通信機つきの時計、狙撃銃が入っていた。

空理
「あの野郎、PCは取り扱いを丁寧にって言ってるのに……。」


「まぁ、無事に届いたからいいんじゃない?」

空理
「そういうことに今はしておこう。」

時計を腕に巻き付け、スイッチを入れる。

空理&晴
「音声クリア。」

空理
「晴、約束覚えているよな?」


「もちろん!どちらも欠けることなくミッションコンプリートすること。でしょ!」

空理
「あぁ、行くぞ。READY?」

空理&晴
「GO!」




『ザザ……あザ……行くザ……READY?ザザ……GO!』

???「さて、こちらも始めようか。」


雨夜)長すぎて前編、後編に分かれそう。
ごめんねm(_ _)m

時水 爽雨・2021-08-05
Bloodsky
小説
殺し屋
高校
修学旅行
爆弾処理

【設定】

⿴殺し屋コンビ〖Blood sky〗

⿻水澄 空理(ミト クウリ)
・気分屋、無関心
・天才ハッカー
・《担当》ハッキング&狙撃


⿻空澄 晴 (アスミ ハル)
・犬系男子
・天才ハッカー
・《担当》体術、ナイフ&爆弾(処理など)
なんでもこなす


⿻Rito
・何でも屋
・空理とは、仲良し
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⿸依頼ナンバー7



空理side

修学旅行から帰ってきて数日。
ニュースでは「消えた教師と生徒遺体となって発見」などと騒がれている事件。

俺たちは、のんびりと過ごしていた。

警察は今頃になって奥谷と杉浦の関係性や過去の事件を調べているらしい。

全く警察も暇だな。

今日は、二人とも家で調べ物の仕事をしたり学校の課題(それなりに学生はやっている)を片付けたりしていた。

今はやることがなくなってしまい晴はYouTube。俺は適当に掲示板で暴れてるやつの情報を調べ、バンするなどしている。


「すごぉ!」

空理
「何を見てるんだ?」


「これ?今は、護身用武器の動画見てたんだよ!」

空理
「護身用?あぁ、ストーカーとかそういうものから身を守るあれか。」


「そうそう!」

現在は調べれば防犯ブザーから警棒、スタンガンまで幅広くネットで売られている。

まぁ、普通の人はまず買ったとしても上手く使えない方が多いけどな。そして、護身武器を持っていても相手に取られたらそれで詰んでしまう。

プルルルル……!

空理
「はい。」

Rito
「空理か?依頼だ。」

空理
「了解。内容は?」

Rito
「ストーカー男の殺害。詳細送っとく。今回もよろしくな。」

空理
「分かった。ありがとな。」


「空理~依頼ー?」

空理
「あぁ。えーっとこれか。」



〇羊海 陸木 (ヨウミ リクキ)

19歳

職:学生

依頼者のストーカー。
毎日の連絡から家まで着いてくる。また、死ぬなどの迷惑メールまで。



空理
「典型的なストーカーだな。」


「ん〜でもこれだけで殺すかなぁ?年齢も若いっぽいし。」

空理
「被害者からしたら警察巻き込んでよりもさっさと消えてもらった方が楽なのだろうな。」


「確かにねぇ……。これ、殺し方の指定ある?」

空理
「特にはないっぽいけど………………あ。」


「どうしたの?」


空理
「殺す前にボイスメッセージをそいつに聞かせて欲しいって書いてある。」


「ボイスメッセージ?なんで?」

空理
「さぁ?まぁそのボイスメッセージも依頼書と一緒に送られてきてるから実行する時にわかるだろ。」


「そうだね。んじゃ、準備始めますか。」

空理
「準備?」


「まぁ、死ぬ前にストーカーしていたやつに聞かせる言葉なんてポジティブなものはないだろうからちょっと試したいものがあって~♪」

空理
「それって……」


「気分ドン底お薬♪^-^」

空理
(ご愁傷様……)

嫌な予感しかしないがとにかく夜。実行時間までには準備を行わなければ。

----------------------------------------

22時

空理
「今回は依頼人にある道を歩いてもらいそこで捕まえる。」


「了解。」

空理
「今俺たちがいるのがA地点。依頼人が通るのはBからC地点。だいたい30メートルくらいだな。」


「いくら依頼人でも顔見られるわけにはいかないな~どうしよ~。」

空理
「ほら。これ着て。」

そう言って黒いものを手渡す。


「これは……パーカーとマスク?」

空理
「深めのフード付き。これなら顔は見られずにすむ。」


「なるほどね~。じゃあ行こっか。」

連絡用の通信機をオンにする。毎回の日課みたいなものだな。

空理
「音声クリア。」


「こっちも大丈夫。」

空理
「よし。READY…?」

空理/晴
「GO!」

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


「いた!あの人だね。」

目の前の道路にはボブカットの黒髪の女性。おそらく依頼人だろう。

空理
「あぁ。ストーカーはどこにいるんだ?」

しかし当たりを見渡してもそれらしき人物はいない。……一体どこに?


???
「おいお前ら!」

空理/晴
「ビクッ!!!!!!」

なんだ!?気づかなかった。
いつの間にか後ろにはくせっ毛の身長の低い男がいた。何こいつ……俺たちが気配感じなかっただと?

???
「お前ら!あの子のストーカーだろ!」

空理/晴
「はい?」

………………あ!!!!!!

空理
「晴、こいつターゲットだ。(小声)」


「え?まじ?」

ていうか何?俺らがストーカー?

空理
「___。」

羊海
「あ?聞こえねーよ。さっさと警察に突き出してやる。」


「く……空理?」

空理
「……んなわけねーだろ!!!!!!!!!」

バキィ!!!!!!!!!

次の瞬間羊海は吹っ飛んだ。


「……え???空理それ……警棒?」

空理
「…………あぁ。今日調べてたものを月崎さんに渡してきてその時にたのんでもらってきた。ほら、俺運動神経が凄くいいわけじゃないから。こういうの持ってた方がいいかなって。」


「いや、貰った~じゃないんだよ……。まぁ、持ってる分には賛成だけど。」

空理
「だろ?」

朝話していた護身武器の話だが
一般の普通に暮らしている人には難しいが殺し屋をやっていて、運動神経がいい方ではないと言ってもそれなりに動いてる俺は使えるってこと。


「……あ!依頼人さんは?」

空理
「あーいないっぽいからごちゃごちゃ言ってる間に逃げたんだろ。」


「まぁ、空理がぶっ飛ばしたおかげで捕まえる手間省けたから良かったと言うことで?」

空理
「まぁ……そうだな。」

終わりよければすべてよし。
この精神で行こう。

羊海はぶっ飛ばした時に意識が飛んだのか伸びてしまっている。何とか車につぎ込んで
人気のない工場へ。椅子に縛り付けて起きるのを待つ。

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

羊海
「………………は…ぅ…!?!?!?」


「あ、起きたぁ?おはよぉ!」

羊海
「ここはどこだ!?は……あの子は!?」

空理
「捕まってる状態なのに人の心配?余裕だねー。」

羊海
「あの子が大切なんだよ!お前らは何なんだ!!!早く離せ!!!」

椅子の上でじたばたと暴れるターゲット。


「残念ながらそうはいかないんだよねぇ。」

空理
「俺たちはあの人から依頼を頼まれて今ここにいる。」


「要は、君が大切にしていてストーカーまでしているあの子に殺しの依頼を頼まれたってことだよ。」

羊海
「……え…………?」

顔面が一気に蒼白となる羊海。
ガタガタと体が震えているのがわかる。


「まぁ、そんなわけで今からさっさと殺りたいと思うんだけどその前に。はいちょっとチクッとするよ~。」

ブス。

空理
(チクじゃねぇな。あの音は)

羊海
「ヒッ……。イッ……。」

晴が何かを注射器で打ち込んだ。
おそらく昼間に言っていた薬だろう。

羊海
「あぁ……嫌だ。嫌だ。嫌だ!!!!!!」


「早速効き始めたようで何より♪」

即効性なのだろう。直ぐに正気では無い様子になっている。


「空理~ここで、ボイスメッセージをどうぞ!」

空理
「あ、あぁ。えっと……これか。」

一緒に送られてきていたボイスメッセージを再生する。すると若い女の人の声が流れ始めた。


「こんばんは。これを聞いてるということはあなたはもうすぐ殺されるのでしょうね。最後に言いたいことだけ言っとくわ。周りの女子から妬みを買うのが嫌で話さなくなった訳では無い。むしろそんなこと一回も思ったことはないわ。じゃあなんでだろう?って思っただろうけど答えは簡単。あなたが嫌いになったからよ。最初は普通の友達として話しも合ったし良かった。でも告白されて振ってからあなたは逆に束縛が酷くなった。日々送られてくる気持ち悪いメッセージ。私の家の前で何かしていて近所の人に通報されたこと。私の友達に深夜まで及ぶメッセージを送ったこと。周りの女子たちを殺したいと言ってきたこと。もう、耐えられなかったの。どうせ周りに言っても同情されるのはあなたでしょう。ならば完璧にこの世界から消えてね。あなたなんて大っ嫌いよ。永遠に地獄にいなさい。さよなら。」


プツリと音を立てて途切れる言葉。依頼人が今から殺されるターゲットに向けて放った最後の言葉。その中には今までの苦痛。憎悪。嫌悪。憎しみ。そういったものが詰まっていた。

羊海
「ああああああああぁぁぁ……。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい…………」

大好きな人に向けられた拒絶の言葉によって。壊れてしまったのだろう。うわ言のようにごめんなさいと言う言葉を言い続けている。


「空理。もういいと思う。」

空理
「そうだな。」

チャキ………………パァン!!!

俺が引き金を引くと羊海は赤い海に溺れて行った。いや、依頼人の彼女の言う地獄に堕ちた。


「愛は人を狂わせるって聞くけどここまでとはねぇ。」

空理
「あぁ。俺は恋愛はしたくない。」


「僕もそう思うよ。」

空理/晴
「ミッションコンプリート。」


『その後、羊海は遺体として発見されストーカー被害にあっていた依頼人は解放された。そして、今日も赤い空が広がった。』


PS,今回は最近ストーカーに悩んでいるのでそれをネタにしてやりました。まぁまぁ実際に会ったこと入れて書いてます。言いたいことはボイスメッセージで言ったのでスッキリです!

天水 爽雨・2022-01-28
bloodsky
殺し屋
小説
ストーカー
限定写真の動画見れん。後で背景変える。


もしあの夢が前世の何かなら

私の前世殺し屋かもな。

知らんけど。w

秘密さん・2021-07-30
独り言
明晰夢
殺し屋

【設定】

⿴殺し屋コンビ〖Blood sky〗

⿻水澄 空理(ミト クウリ)
・気分屋、無関心
・天才ハッカー
・《担当》ハッキング&狙撃


⿻空澄 晴 (アスミ ハル)
・犬系男子
・天才ハッカー
・《担当》体術、ナイフ&爆弾(処理など)
なんでもこなす


⿻Rito
・何でも屋
・空理とは、仲良し
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⿸依頼ナンバー4(後編)

~あらすじ~

修学旅行で京都に来ていた空理と晴。
生徒A、Bを置いてけぼりにして
清水寺を満喫しているとRitoから
電話がかかってきた。もちろんそれは依頼の電話で、清水寺に仕掛けられた爆弾の処理と犯人を抹殺すること。送ってもらったPCなどを使い、無事に依頼達成することができるのか。結局いつもの依頼混じりになってしまった学校行事を空理と晴はどう乗り越える?
後編始まります。

…………………………………………………

~空理side~

まず俺たちは、二手に分かれた。
爆弾の処理担当は晴。
爆弾を仕掛けた犯人探しは俺。

爆弾の方は信じられないくらいのスピードで晴が走っていったので大丈夫だろう。とりあえず俺は、清水寺近くにある防犯カメラをハッキング。怪しいヤツがいないか確認する。

同時に扱えるPCは二つまでなのがもどかしい。腕が四本あればなぁと思うが、これでも人間なので仕方ない。

空理
「……!!!いた。……でも。」

犯人だと思われる人物はいた。でもそれは、俺たちの高校の1年A組の教師だった。

雨夜)ちなみに空理と晴はB組です。

あまり登校しない俺たちでも彼女の噂は耳に入ってくるほどいい先生らしい。

ただ、夫が去年事故だか自殺だかで死んだと言う噂も耳に入っている。

空理
「晴、見つけたよ。」


「爆弾の処理完了。」

俺が報告するのと晴から連絡が入るのはほぼ同時だった。

空理
「良くやった。合流地点A出会うぞ。」


「了解。」

(それと……)

Prrrrrrrr……Prrrrrrrr。

Rito
「どうした、何かあったか?」

空理
「今から、晴を拾った後犯人の所へ向かう。
その前に、〝奥谷 静香〟という人物について調べておいてくれ。」

Rito
「りょーかい。頑張れよ。」


…………………………………………………
~Rito side~

『ザザ……あザ……行くザ……READY?ザザ……GO!』

Rito
「ちゃんと受け取ってくれたみたいだな。」

………………………………

空理
『今から、晴を拾った後犯人の所へ向かう。その前に、奥谷 静香という人物について調べておいてくれ。』

Rito
「りょーかい」

(奥谷 静香……聞いたことあるな)

Rito
「さて、こちらも始めようか。」 

…………………………………………………

~晴side~

空理と分かれた後、ダッシュで清水寺へ戻り爆弾を探す。仕掛けられそうな場所はいくつか絞ってあるため死角となる場所はButterflyを使って調べる。


「……あった!」

幸いにも観光客の見えない場所に設置してあったため、慎重に作業を始める。

コードが2種類の簡単なものだが、威力はかなり強めのものだろう。

どちらを切るかと言う話になるが、このタイプは以前別の依頼の際に解除に成功しているため楽だ。

テキパキと作業を行い、解除をして空理へと連絡を入れる。


「爆弾の処理完了。」

空理
「晴、見つけたよ。」

ほぼ同時に空理の方からも連絡が入った。どうやら犯人を探し出したらしい。誰だか分かんないけど、京都の象徴とも言える清水寺を爆破しようなんて許さない。

僕の仕事は終わった。後は空理が来るのを待とう。

……………………………………………………
~空理side~

電話を切り、清水寺へと急ぐ。
現在の時刻は、3時。

……例え誰であろうと依頼されたからには暗殺する。それが俺たちBloodskyの仕事だ。

空理
「晴!」


「空理!……誰だった?」

空理
「…………奥谷 静香先生。」


「え……A組の……?」

呆然とした顔の晴。だが、これも依頼だからと言うと仕方ないと言う表情になった。
俺たちはもうとっくの昔に人とは外れた道を歩くことにした。これくらい、同情してはいけないのである。たとえ、……身近な存在だったとしても。

ピコン!

Ritoからメールが入っている。
どうやら、調べ終わったみたいだ。


〇奥谷 静香

年齢:29歳

職業:教師

詳細:去年夫が亡くなる。自殺だと言われているが実際は殺人であり、その犯人は現在の高校1年(杉浦文哉)である。だが、その生徒は捕まってはいない。


空理
「杉浦文哉って同じクラスの……」


「何があったかは分からないけどとりあえず先生の所へ行こう。」

空理
「そうだな。」

…………………………………………………

~晴side~

空理がButterflyを飛ばすとすぐ近くの建物にいることが分かった。清水寺が爆発するのを見届けるつもりだったのだろうか。


バン!!!!!!

思いっきりドアを蹴り破ると
奥谷先生はかなり驚いた様子でこちらを振り返った。

奥谷
「あら……あなたどうしたの?ここは入っちゃダメよ?」


「先生、爆弾をしたけた本人ですよね?」

奥谷
「何故それを……」

相手と話す時に主導権を握るためには相手に喋らせることが必要となる。

奥谷
「そう……全部知ってるのね。じゃあ、生徒でも口封じしなきゃダメよねぇ?あなた……。」

そういうと、奥谷は銃を向けてきた。
そしてそのまま、躊躇いもなく発砲する。

咄嗟に転がって避ける。この狭い中銃口を見ながら玉を避けるのは少しキツい。

奥谷
「ごめんねぇ……私、趣味で打ってるから上手いのよ……でも大丈夫よ。一発で死なせてあげるから……。」


「やめてよ!先生!」

奥谷
「ごめんねぇ……それは無理みたい。」


「先生…………なーんてね?空理!」

空理
「分かってるよ。」

ヒュン……バシュ!!!

奥谷
「!!!!!!!!!ゔ……ぅゥ……」


「ごめんね?先生、先生が趣味なら僕達はプロだ。」

空理は死なせない程度に動きを封じるため、肩を打った。横腹などは出血多量ですぐに死んでしまう。


「先生……お願い教えて?何で清水寺を爆発しようとしたの?」

人間、死ぬ直前はどんな相手でも秘密を簡単に打ち明ける。この先生もそうだ。

奥谷
「……あいつが悪いのよ。私の……!あの人を奪ったから!警察は自殺で済ませたけれど、私は知っていた!でも、証拠不十分で……どうしてあいつがのうのうと生きてきて、あの人が死ななきゃいけないの!?だから、私はあの人が殺された清水寺であの人を殺したあいつを殺そうとしたのよ!!!!!!」

最後の方は悲鳴にも近かった。それでも、僕達はこの人を殺さなければいけない。

悪いことをした人はそれ相応の罰を受けるのがこの世界の原理だ。


「先生、ごめんね。大丈夫、楽に殺してあげるから本当にごめんね。」

奥谷
「晴くん……お願い、あいつを殺して……お願い。」

空理
「いいぞ。」


「……分かったよ。先生。その依頼承ります。」

そう言うと僕は思いっきり、先生の頭を捻った。一瞬で殺せて、一番形が綺麗な殺し方だ。奥谷は絶命した。

空理&晴
「ミッションコンプリート。」

空理
「そのまま放置でいい。帰ってこい。」


「分かった。何だか今回は複雑だな。……後はお仕置か……。」

空理
「あぁ、悪い子にはお仕置が必要だからな。」


現在3時45分

集合場所までは最低でも5分は必要のため、10分で方をつける。


「僕がやろうか?」

空理
「いや、お前は頑張った。休んでいていいぞ。俺が殺ってくる。」


「了解。」

先生に黙祷を捧げその場を去る。
俺たちはBloodsky。殺し屋だ。
…………………………………………………

⿴ending

先生
「あれ?奥谷先生と杉浦がいない!?」

空理&晴
「クスリ……笑」

先生
「誰か何か知らないか!?」

生徒達
「知りませーん。」

空理
「ドタバタだったね。」


「修学旅行感0だったね。まぁ仕方ないか!!!」

生徒A&B
「こrrrrrらぁ!!!そこの二人!」

空理&晴
「え?」

生徒A&B
「人のこと置いていきやがって~!許すまじ!!!」

空理&晴
「忘れてた……。」

しばらくはこっちの後始末も必要となりそうだ……。
…………………………………………………

『その後、二人は遺体として発見されたが犯人は見つからなかったという。まぁ、当たり前だろうあいつらは赤い空に浮かぶ黒い雲に隠れるのがとても上手いから……。』


PS,どうでしたか?
空理と晴の修学旅行。
楽しんでいただけたなら幸いです。

時水 爽雨・2021-08-05
Bloodsky
小説
殺し屋
爆弾
修学旅行

【設定】

⿴殺し屋コンビ〖Blood sky〗

⿻水澄 空理(ミト クウリ)
・気分屋、無関心
・天才ハッカー
・《担当》ハッキング&狙撃


⿻空澄 晴 (アスミ ハル)
・犬系男子
・天才ハッカー
・《担当》体術、ナイフ&爆弾(処理など)
なんでもこなす


⿻Rito
・何でも屋
・空理とは、仲良し
______________________________⋆̩☂︎*̣̩

⿸依頼ナンバー6(番外編)



爽雨)久々すぎて申し訳ない……
というわけで空理、晴。集合。

空理
「何、忘れてて久々に書いた爽雨さん?」

爽雨)言い方……。めっちゃめっちゃ
キツイやん……。


「なんで関西弁……?」

爽雨)うるさーい!友達に関西人いて
その子からうつったの!

空理&晴
「エセかぁ……。」

爽雨)お前らの書くの、やめにするぞ?
零と蒼の方すらかけてねえんだよ。

空理
「そっちの方書けよ。」

爽雨)本音を言うとこっちの方が
書きやすい。

空理
(最低だなコイツ)

爽雨
「……はい。というわけで、番外編です。
じゃあ自己紹介しといて。」

空理&晴
「はぁ?」

爽雨)いやぁ、詳しいことは前に投稿したけどやっぱり本人達に言わせるのが一番いいじゃん?


「意味わかんない‪w」

爽雨)いいの。じゃ、空理からで!

空理
「依頼入ったら殺す。」

爽雨)おぉ‪w物騒、物騒。スマホの画面から出てこれたらな。

空理
「クソ……チッ。」

爽雨)(舌打ちされたわ)

_____________________________

空理side

つっても何を話せばいいんだ……?
自己紹介……小学生以来してねえな。

爽雨)あはは!ぼっt((殴

あのバカはほっといて。
とりあえず、名前は

水澄 空理だ。
身長168cm。体重56kg。

高校1年生。つまり、16歳。

見た目はパーカー。黒髪。黒目。
特に変わったものは何も無い。

自分の性格ってよく分からんから
晴の性格でも、話しておこう。

あいつは、犬系男子だな。
とにかくしっぽが見える。誰とも仲良くできて笑顔を絶やさない。善人……ではなく
サイコパスでもある。とにかくブチギレると怖い。あぁいうのを怒らせない方が良い奴と言うのだろう。

そんな晴と俺はBlood skyと言う名前の
殺し屋コンビを組んでいる。

主に担当はハッキングと狙撃。依頼管理etc……。細かい作業は得意な方。

だが、面倒くさがりということもあり
晴が甲斐甲斐しく世話をしてくれている。

……ざっとこんなもんか?

爽雨)短いんですけどー。

イラッ!

じゃあ、俺の過去の話でもしとこうか。

(あいつは後でこ〇す。)


…………俺は特に不自由な環境だった訳では無いし、殺しなんて無縁なものだと思っていた。ただ、パソコンが好きで使い込んでいたらハッキングできるようになった。

それがちょうど中学1年の時だ。
でも、ハッキングは悪い事だと思っていたし捕まるのも嫌なため手は出さなかった。

しかし、ある時こんなニュースをテレビで見たんだ。

『東京、渋谷区にて女性の遺体が発見されました。女性は、ネットで個人情報をハッキングされていて出先を狙われた模様。犯人は、美濃部 拓真容疑者で…………』

信じられないと思った。事件的にはよくあるものだが、その犯人を俺はよく知っていた。父親だ。俺の父親。被害者として、出ていた写真の女性は父親の愛人だった。

俺の母親は俺が5歳の頃に家を出ている。

その後、父親に紹介された女性が今回の被害者だった。

俺は父親の恋やら愛やらについては
興味がなかったため、その時は
どうでもいいと思った。

しかしどうだ。父親が犯人になってしまった。しかも、警察に捕まった。俺には、親戚などがいない。養護施設などに入れられるのも嫌だ。自由に生きたいんだ。

……逃げよう。そう思うのはすぐだった。
俺はすぐにパソコンと財布、スマホだけを持ち逃げ出した。警察が来る前に逃げなくては。

だが、中学1年生。そんな子供が、生きれるはずもない。すぐにお金がつき、年齢などを偽るのも難しくなった。

……そうだ。ハッキング。
父親もしていたハッキングという技能。

あれで、生きていくしかない。

そう思い、その日から俺はハッキングをしてはその情報を売ることをして過ごしていた。

しかし、1年がたとうとした日。
街中で、ある男に声をかけられた。
その男は警察の1番上の人だよ。と言った。

警察と言う言葉に反応し、とっさに逃げようとするとその男は

「大丈夫。捕まえる訳では無い。」

そう言った。たかが数秒の言葉に信用なんてものがあるはずがないのだが、俺は不思議と安心感を覚えた。そして、喫茶店へと連れていかれ話を聞くことになった。

これが、月崎さんとの出会いだ。

月崎さんは、特例で父親の事件捜査に関わっていたらしい。そして、俺の存在を知った。情報を集めるとハッキングを可能とし、1年も1人で生き延びている。そんなことに、興味を持ったと語った。

注文した、アイスティーの氷がカランと音を立てて溶ける。

「警察に協力すること」

これを条件に俺は生活を保証された。

条件というのは次の二つ。

・月崎さんからの依頼を受けること
・必ず依頼は遂行すること

元々、警察や世間から逃げている時にそれなりの裏の世界の知識や技術は持っていたため
殺し屋を行うことは困難なことではなかった。

そして、俺たちが殺しを行っているのは月崎さんから頼まれたものが
ほとんどだ。裏サイトと呼ばれるものもあるが管理が面倒くさくて放置してある。

警察から頼まれるもの……これまでの俺らの話を見た人たちの中で
気づいた人はいるか分からないが今までにターゲットとされたのは
全員、許されない犯罪を犯して周りに迷惑をかけているヤツらだ。

殺し屋をしている俺が言うのも何だが、ゲスく残虐的なものばかり。

そんな奴らを以来遂行として消すのが役割。
俺が生きていくために選んだ道。
後悔はしていないし、晴に会えたという点でも月崎さんに出会って
本当に良かったと思う。

殺しの収入はかなりの高額のため、もう生活を条件付きで保証されなくとも
いいのだがそこはせめてもの恩返しのつもりで依頼を受けている。

まだ、END爆薬会社についても分かっていない。
俺たちはこれからもBlood skyとして活動してゆく。

まぁ、こんな感じだろ。晴との出会いは……お前が言いたいんだろ?


「うん!てか、空理って本当の苗字は美濃部だったの!?」

空理
「あぁ。美濃部 空理が本名だ。水澄は月崎さんから貰った苗字だ」


「へぇ〜!水澄ってなんかカッコよくていいね!」

空理
「……ありがとな。」

爽雨)おっとぉ??もしかして、照れてます????まぁ、ひとまず
次にいつ晴の話が出てくるかはわかりませんが楽しみに待っていてください。


「早く書いてよ!!」

爽雨)こっちだって受験生なんだよ!!そして、色々と約束してる小説の消化もしたいの!

空理
「無能……(ボソッ)」

爽雨)はい、空理君アウトでーす。無能でも頑張ってるの!(無能が頑張ったところで何も出来ないんだけれども……)ボソボソ…………

空理&晴
「なんか爽雨が言ってるけどとりあえず、読んでくださって本当にありがとうございます。これからもBlood skyをよろしくお願いします!!!!!!」


PS,投稿したと思ってできてなかったやつ
本当は一月くらいに書いてた……
今、作詞が半分くらいできてるから
そのうち投稿します!

作詞終わり次第超特急で
蒼と零の方書きます…

大変遅くなってしまい申し訳ない……

形式を変えるかもしれないからそこは
ご了承くださいm(_ _)m

天水 爽雨・14時間前
Bloodsky
殺し屋
自己紹介的な……
小説

自分を殺す
今の自分を殺すんだ

心愛・2018-01-26
殺し屋
今の自分

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