#生と死の放浪者

塵芥となった壊れた心も

宙で燃えれば希望の星に

ぎこちない作り笑いで誤魔化す

自分自身の弱さと慾深さに呆れ

弱い私はこの世には

受け付けて貰えないみたい

浅葱色の水面に映らない虚空な僕

墜ちる所まで堕ちてしまえばいい

悠久の宙にいつか這い上がるから

落胆されるの想像つくし

止められるのも分かってるから

今日も逝けずに佇む日暮れ

生きる希望も、
死ぬ勇気もないくせに、

のろのろと「生」きて、
「死」を願うのさ

腕に残る傷跡

腕を伝う紅い雫

私の精一杯生きた証

タグ紹介
# 生と死の放浪者
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死にきれない僕は
生と死の間を放浪するの
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使用解釈自由
ゆっくり贈り物届けます

独り善がりの独自性

描いた思想は墜落し

崇めた理想は狂った




多様性という差し色

吊り上がる値と口元



空虚を極彩色で葬る

頬を伝う赤色の絵具

この腕は価値の家畜




己の世界を代償とし

世間という世界から

名誉と称賛を受けた




だから俺はこの筆を

どれだけ握り潰せど

共に堕ちるしか亡い



離せないよ死ぬまで


☾