突然ですが、
私めは、
この世界に愛の歌を響かせろとの、
役目を仰せつかった者にございます。
何を言ってるんだ、この人は。
と顔にかかれておりますが、
私も同感でございます。
おや、そちらの方とは、
つい先日も、
ここで お会いしましたか。
おほん。
それはそうと、今回もまた、
無理難題を仰られました。
まぁ、
あの方の気まぐれかとは存じますが、
役割を仰せつかったからには、
手を抜くわけには参りません。
何としても、
このミッションをクリアしなくては、
私の名誉にも関わります。
ですが、
何を どうしたものか。
人を愛すればこそ、
人は愛の歌をも、
歌うのではないでしょうか。
1度に たくさんの人を愛する輩を、
誠実な人とは言いませんように、
1人の方から、
多くの歌を頂戴することは出来ません。
というより、
それだと意味がありません。
愛の偏りは、
争いを生みますので。
お一人様から一曲。
これは という、
至極の一曲を頂きたいものです。
愛の有り様は、人それぞれです。
どのようなジャンルの曲が、
集まりますことやら。
楽しみでなりませんね。
ですが近頃は、
恋をなさらない、
人を好きになれない方も、
多いと聞きます。
この時代ならではの、
現象なのでしょうか。
みなさん、
手元ばかりをしげしげと見つめ、
景色や、
目の前に おられる方のお顔は、
見てらっしゃらないのでしょうか。
手元の世界は、
広いようで狭く、
大きいようで、小さいのです。
お手元の画面だけで、
全てを知った気になっては、
いけません。
あなたの身体を、
使ってこその経験です。
つまずくもよし。
泣くことも、またよし。
生きていれば、
何度でもやり直し出来ますから。
っと、話が だいーぶ逸れましたか。
ここら辺で、
鼻を つまんでおきましょうか。
説教臭く有りませんでしたか。
大丈夫でしたか。
ついつい そんなことが気になる、
お年頃なんです。
いやいや、
黒柳徹子さんでは、ありませんよ。
かくゆう私も、
主が手元を、
しげしげと見つめてくれればこそ、
こうして お話をすることが、
可能なのですが。
要するに、
何が言いたいかと言いますと、
全ては愛の上に成り立ち、
愛のもとで終わるのです。
何も心配は、入りません。
STK・2025-10-24 #私の中の住人が言う #ないないのベンチで
