はじめる

#私の中の住人が言う

読んでると、
思わず胸がギュッとしめつけられる、
そんなポエムを集めました。

全197作品・

今日は、響かないのね。


心音でも、

笑い声でも、

駆け寄ってくる足音でも。


なんでもいいのよ。

楽しそうな音なら。



だけど、

何かあったの。は、

聞かないでおくわね。 


たまには、

私たちとじゃなく、


自分だけと、

向き合いたい日も、有るものね。

STK・2025-09-04
私の中の住人が言う

















次の方。

帰りの切符は、お持ちですか。


切符を持っていない方は、

ここを
お通しすることが出来ません。



ここは、

楽園というには、

名ばかりの場所でございます。


心を癒す場所かと思って
足を踏み入れたら、


戻ることのできない場所だった。

と、多くの方が仰います。


帰りかたを教えてほしいと
言われるのですが、


戻りの電車以外、

その方法は、ございません。


ですから、

帰りの切符を
お持ちでない方は、

とんぼ返りされることを
オススメしています。


興味本位で、

中をご覧になられても、

ガッカリなさること必死。



かつては、

多くの種類の華が咲き乱れ、


それは それは、

大きな体格の恐竜が、

我が物顔で闊歩しておりました。


人も華も恐竜でさえも、

上手く共存できていたのです。


多くの笑顔が溢れ、

私も、

心ときめく日々でした。


ですが、

今となっては ご覧の有り様です。


かつての姿はどこへやら。


何をどうしたら、

このようなことになってしまったのか、

ほとほと呆れてしまいます。


楽園という言葉が、

一人歩きしてしまった末路がこれです。



そんなことが起きなければ、

私もここを
警備するという任務を、

仰せつかることもなかったでしょうに。

STK・2025-09-04
私の中の住人が言う
ないないのベンチで

あなたの世界は、

相変わらず汚れているわね。


あれほど
片付けた方がいいって言ったのに、

全然、ダメじゃない。





「あなたには、

片付けないとならない
ガラクタに見えても、

私には、

手の届くところに
置いておきたい大切なものなの。


ガラクタにしか見えない あなたと

話すことはないわ。」





まぁ!

何、その言い方!

あなただって
片付いてたほうが気持ちいいでしょ。





「はぁ…。


あなたは、もう、

お帰りになって。


あなたを、

手の届くところにいてほしい人だと、

私は、思わないから。


私の大切にしているものへの、

理解を持てない人なんでしょ。」

STK・2025-09-03
私の中の住人が言う

これらの作品は
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ほしいものがあってさ、


でも、

福引を回しても当たらないし、


鈴をならしても、

集まってこないし、


ポイントを貯めたからって、

もらえるものじゃない。


どんなのって?

あなたの隣のリザーブ券(笑)


たまには、意識しておくれ。

STK・2025-08-29
私の中の住人が言う

明日はね、

朝と言うのが来るらしいよ。


お前さんの様子を見に来るそうだ。


お前さんの明日は、

ずっと夜だっただろ。


来る日も来る日も、夜だった。


お前さんが好きで
カーテンを閉めてるなら仕方ないかと、

見ていようと思ってたんだけどね、

それは良くないと、

私が叱られちまったよ。


やれやれ。

いい歳をして情けないね。


眩しい光なんか
浴びなくてもいいから、

ぼんやりとした
優しい光から慣れればいいってさ。


大丈夫。

ゆっくり、ゆっくりでいいんだよ。

STK・2025-09-13
私の中の住人が言う
おやすみなさいにしようかね

「ちゃんと生きる」なんて言葉は、

使わなくていい。


何が基準の ちゃんとなんだ。

誰が決めた ちゃんとなんだい。


私らしく、自分らしく生きる。


これが、誉れってもんさ。

肩のチカラは抜いていい。

STK・2025-08-30
私の中の住人が言う
ないないのベンチで

「本日も、第一装備体制に入れ。」


言われなくても、やってる。

私は、
第一装備体制を維持していた。


嘘を携帯し、

作り笑いを装着し、


一般的な、

当たり障りのない
返答をも身に付けた。


酸素を取り込むように、
「イエス」と言えた。


だが、当たり前のように、

そこに、私らしさはない。


無事に
何事もなく一日を終える、

という任務を遂行するため、

ひたすらに
日常に溶け込むことに専念する。


もはや、カメレオンばりだ。


面白いかと聞かれれば、

面白いわけはない。


だが、

仕事だと思っているため、

そう苦痛ではない。


面白さは、他に求めればいい。

STK・2025-08-26
私の中の住人が言う
重装備

「何、この人だかり。」





『さぁ。分からないわ。

肝心なところが、
この人だかりで見えないの。』





「ふーん。

じゃあ、
俺が ちょっくら見てくるわ。」





『あら。ありがとう。助かるわ。』





『…どうだった?何か分かった?』





「うーん、何か、

ハチミツ?みたいなのに、

みんな群がってたわ。」





『ハチミツ?……

……!!ちょっと あなた、

よく帰ってこれたわね。』





「えっ?」





『ハチミツって、不幸よ。

人の不幸。


人の不幸は
蜜の味って言うじゃない。


舐めれば舐めるほど、
止められなくなる。

触れれば蟻地獄よ。

自分より不幸な人を見て、
安心するの。』





「うぇええ。

何それ!?信じらんねぇ。」





『信じられないのは、こっちよ!

あなた、どうなってるの?』





「ん?俺?


どうなってるって、

そんなに変わってるか?


俺はただ、

人の不幸は願わないことにしてんの。


人を呪わば穴二つって言うだろ。


意味は違うかもしれねぇけど、

そんな穴に入りたくないだけだよ、
俺は。」

STK・2025-09-11
私の中の住人が言う

キミは時々、

僕の知らない歌を、

楽しそうに歌っているけど、


秘密にしておきたい歌も、

あるだろうから、

僕は、聞かないままでいるんだ。


なんだって、

どんなものだって、

キミを笑顔にしてくれるものには、

感謝しかないよ。


キミの素敵な笑顔が溢れるんだから。


キミが元気でいてくれることが

僕のイチバンの幸せなんだよ。


だから、

僕の手の届かないところで、

笑っているキミのことを見て、

寂しいだなんて、

今となっちゃあ、些細なことさ。


キミの涙を拭いたくても、

僕はキミに触れられない。


キミの横顔を、

ジーッと見つめていても、

霊感のないキミが、

こちらを
振り向いてくれることはない。


ただ、時々キミは、

寂しそうに遠くを見ているね。


誰かを探してるの?

何か
置いてきてしまったものがあるの?

突然、寂しさの風が吹き抜けたの?


何があったのかを
クチにしてくれることがないから、

僕には分からないけどね、


キミから ほつれた、

寂しさの糸は、

キミに気付かれないように、


僕が そっと、

抜き取っておくから、

もう、寂しい顔なんてしないで。


いつもみたいに、笑ってて。

STK・3日前
私の中の住人が言う
いつまでも好きなキミ

気付かなくても、

知らなくても、

世界は流れていくよ。


時間に押されて、

人の気持ちに押されて、

未来も、てんてこ舞いさ。


せっかくだから、

楽しむ心を持ってみようじゃないか。ね。

STK・2025-08-31
私の中の住人が言う

あなたは
夜明けだと言ったけれど、

私には、夜の到来でした。


私から離れていくことを
寂しいとは思っていないようで、

それは それは、
清々しい顔をされていました。


私は そのお顔を見て、

夜の幕に
覆われていくのが分かりました。


伝えたところで、

想いは遂げられないと
知っていたけれど、


あなたを驚かせるために、

伝えておけばと後悔しました。


一度ぐらい、

あなたをドキッとさせたところで、


きっと、

バチは当たらなかったでしょうから。

STK・2025-08-31
私の中の住人が言う
想いはパチパチと弾け続けて
















私は悲しい扇風機。


ボタンひとつで、

風は送れるけれど、


冷風か、熱風かは、

自分じゃ決められない。


置かれた環境によるの。


スイッチを押した人が、

汗をかいていれば、

涼しーいなんて、

近くにいてくれるけど、


熱風しか送れないときは、悲惨。


どうしようもないなって顔で、

団扇で扇いだりするの。


信じられない!手動よ。

私がいるのに。


最近じゃあ、

ミストが出せる子なんかもいて、


私、近々、

お払い箱に
なっちゃうんじゃないかしら。


もっと一緒にいたかったのに。

STK・2025-09-07
私の中の住人が言う
扇風機

あなたは、

負けてしまったと、

思っているの?


それなら違うわ。


正確には、

退くか、立ち向かうか、よ。


見てご覧なさい。

あなたの後ろ。


独りだけで
闘っていると思っているなら、

大間違いよ。

STK・2025-09-13
私の中の住人が言う

別に、気にしなくていいよ。


嫌なら、嫌って言えばいいし、

ダメなら、ダメって言えばいいの。


ちゃんと伝えられるのも、

信頼関係のうちよ。

STK・2025-08-28
私の中の住人が言う

ここにいたのかい。

ずいぶん、あちこち探したよ。

まぁ、
怪我なんかしてなくてよかった。

って、良くなかったね。


心が傷だらけだ。


すまないね。

泣き顔なんか見せたくないやね。


だけどね、

私の仕事は、
お前さんを心配することなんだ。

お前さんの住人だからね。


いなきゃ探すし、

泣けば様子を見に来るし、

楽しそうなら見守ってる。


私にとっちゃ、

どれも大事な、お前さんさ。

STK・2025-08-31
私の中の住人が言う

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