今日も、相も変わらず、
寒うございますね。
これはこれは、
突然のお声がけ、
失礼致しました。
なにやら、
寂しそうなお顔をされていたもので、
つい。
それはそうと、
日が暮れるのが、
少ーしばかり遅くなりましたけれど、
まだ明るいとは、
全くもって言えませんね。
お天道様も、
この寒さは苦手なのでしょうね。
踏ん張ることなどなさらずに、
早々に沈んでいってしまわれます。
お天道様が お姿を隠されたなら、
次は闇夜の出番です。
そうなりますと、
夜道は危のうございます。
夜光タスキなるものを、
身に付けることをオススメ致します。
おや、そのお顔は何ですか。
恥ずかしいと、
顔に書いてあるじゃありませんか。
けれども恥ずかしいなどと言えるのは、
命あればこそです。
ご自分の身を守り、
後で笑い話になればいいのです。
ほら、私をご覧くださいませ。
私なんて、
バッテン掛けにございますよ。
車に轢かれるのだけは、
ごめんですから。
なにも光る姿が素敵なのは、
蛍だけとは限りませんから。
何を笑っておいでですか。
自らは光れなくとも、
ヘッドライトを浴び、
自分の存在を知らせましょう。
夜道では、光ってなんぼでございます。
事故になど遭わず、
無事に帰路につけることこそが、
その日その日の、
大事なミッションにございます。
どなたも悲しませることなく、
玄関先で、
「ただいま」の声を響かせましょう。
さぁ、ご家族のみなさんが、
あなたの帰りをお待ちですよ。
安心の再会となりますように。
ははは。
STK・2026-01-08 #私の中の住人が言う #ないないのベンチで
さようならは、
飲み込んでしまったから、
もう、このクチから、
溢れてくることはないわ。
もし、あなたが嫌がったとしてもね、
あなたを悲しませるような音なんて、
クチにしてやらないんだから。
STK・2026-01-07 #私の中の住人が言う
ビックリするくらい、
キミの言葉が響いてさ。
涙の出所にまで当たったもんだから、
涙が止まらなくてさ。
恥ずかしいから、
顔は見られたくないけど、
めちゃくちゃ心が暖かくてさ。
こんなに近くに、
心強い味方が居てくれたんだって、
気付けて。
だからさ、
今までの ありがとうを全部集めて、
ありがとうの塊を贈りたいんだ。
重くても、
要らないなんて、
言わないでおくれよ(笑)
STK・2026-01-05 #私の中の住人が言う
私と あなたが、
永遠に離れてしまわないように、
さようならは、
イチバン遠い、
世界の端っこに、
置いておきましょう。
STK・2026-01-06 #私の中の住人が言う
おやおや、どうされましたか。
この様なところに、
しゃがみこんでらして。
お寒うございましょうに。
ですが今は、
立ち上がることもままなりませんか。
それなら、
私のコートをお貸ししましょう。
これで少しは、寒さもしのげましょう。
ははは。
私なら大丈夫ですよ。
貼るカイロを、
何個も貼っていますから。
この季節の必需品ですよ。
お気遣い、ありがとう存じます。
それはさておき、
どうされましたか。
何かあったのですか。
私に話してみませんか。
いくらでもありますよ、
時間を持て余しているロートルです。
それに、
ここで話を聞くのが、
私の楽しみでもあるんです。
………そうでしたか。
それは お辛ろうございましたね。
先ほど、
楽しみだなんて言って、
申し訳ありません。
そんな状況とは露知らず、
あなた様に楽しみだなんて、
不謹慎にも程がありました。
大変、失礼いたしました。
それにしても、
お相手の前で
泣いてもよろしかったのに、
最後の最後まで、
笑顔を差し上げたのですか。
よほど、
その方を好いておられたのですね。
キレイなままで、
優しい思い出で、
終わらせたかったのですね。
なんと健気な。
そんな あなたに、
こんな思いをさせて、
罪におけませんね、まったく。
けれども本来は、
そんな強さは、
持たなくてもいいのですよ。
最後の時ぐらい、
言いたいことを
言ってやればよろしかったのに。
あなたが どれ程想っていたのか、
その方は、
知る必要があったように
思えますけれど。
好いた方と言うのはですね、
揺るぎない好きが ひとつあるより、
複数ある方のほうが、
多くの手で、
お相手の心に触れているのです。
その手を一度に切られてご覧なさい。
想像を絶する痛みを受け、
泣かぬものなどおりましょうか。
耐えがたい苦痛が、
想いを注いだ時間の何倍もの強さで、
押し寄せて来るのです。
それは それは痛いやら、
苦しいやら。
想像するに余りあります。
もしかしたら、
気付かなかった恥ずかしさなども、
押し寄せてくるやもしれません。
そんな思いを、
あなたがするとは、
これっぽっちも
思っていないかもしれません。
許せませんね。
それでも、
お相手の方に会ったこともない私が、
悪口に、
このクチを使ってはなりませんね。
お二人の間にしか分からない、
思い出や、優しさ、
楽しさや、嬉しさ、
苦しみ、悔しさ、情けなさ、
その全てを分け合っていた時間は、
無きものになど出来ませんから。
もし、
お二人が忘れてしまわれても、
この世界は覚えていますよ。
STK・2025-12-26 #私の中の住人が言う #ないないのベンチで
さぁ。
頭を切り替えようじゃないか。
新しい年が始まって、
まだ3日目だ。
おめでたい日の3日目さ。
お前さんの記憶は、
昨年の話。
置いておいでと言ったのに、
持ってきちまったのかい。
全く、お人好しだね。
お前さんを傷付けた記憶なんざ、
投げ付けて帰ればよかったんだ。
今はどん底だろうけどね、
底にいるなら、
後は上がるだけさね。
ケセラセラで行けばいいんだよ。
STK・2026-01-03 #私の中の住人が言う
あの日、
泣いていた私を、
連れて帰ってくればよかったわ。
今ごろ、
置いていかれたって、
洪水のように、
泣いてやしないかしら。
申し訳ないことをしちゃったわ、
私に。
STK・2026-01-03 #私の中の住人が言う
あなたと愛し合った夜は、
眠りについたの。
STK・2026-01-11 #私の中の住人が言う
好きなように、
歌って踊って笑えばよろし。
落ちた欠片は、
今日の思い出に、
明日 拾いに行きましょや。
なんにも気にせんでえんや。
明日は、
明日のあなたに任せりゃええ。
誰にも気兼ねせずに、
笑い声を響かせたいときも、
ありんせんか。
独りが お嫌なら、
手を繋いで、
一緒に踊ろうや。
次の合図で、
ワンツーステップ。
STK・2025-12-29 #私の中の住人が言う
分からない言葉ばかりが、
貼り付けられてあった。
キョロキョロと、
どこを見渡しても、
あなたの言葉が見当たらない。
おかしいな。
ここで待ち合わせのはずなのに。
少しして、
時計を見上げた、
私の視線の先に、
一つの言葉が光っていた。
「10分ほど、遅れて来られます。」
『よかった。
場所を間違えた訳じゃなかったのね。』
STK・3日前 #私の中の住人が言う
さようならを呼び止めて、
もっと話を聞きたかった。
そんな姿に生まれて、
寂しくはないかい。
悲しい音でしか鳴れないことは、
残念じゃないかい。
温度で言えば冷たくて、
感触で言えば硬くて、
色で言えばブルーのキミ。
ようやく追い付いて、
息も絶え絶えの私に、
キミは、
重いクチを開いて、
話してくれた。
この私に生まれたことを、
嫌になった日もあります。
私をクチにする人も、
耳で私を受け止めた人も、
傷付いて、涙を流すから。
そんなことばかりで、
嫌気がさして、
私は姿を消したかったけれど、
出来なくて、
おろおろしていた私に、
ある日、女性が言ってくれたの。
あなたをクチに出来たから、
これで ようやく、
前に進めるわ。
ありがとうって。
私は思わず、泣いてしまったわ。
声を持たない私だから、
泣いていることは、
女性には気付かれなかったけれど、
とても嬉しかったわ。
私が存在していても、
いいのかしらと、
初めて思えたから。
お礼を言いたかったのは、
私の方よ。
STK・2025-12-23 #私の中の住人が言う
僕の中で鳴り響いている
音楽の行方なんて、
分からない。
それでも明日、
キミに約束を届けに行くよ。
希望という光が、
キミに点るまで、
何度だって、
会いに行くよ。
いつまで経っても無くならない、
好きだって気持ちを、
キミに受け取ってほしいんだ。
いつまで経っても大切にしたい、
そんなキミに出会えたことを、
神様とやらに感謝するよ。
STK・2日前 #私の中の住人が言う
意味なんて、ありんせんよ。
あなたと私は、
出逢って別れる運命にあっただけ。
それでも自信はありんすよ。
あなたが、
どんな顔をしていたとて、
絶対に見つけられる自信がありんす。
運命は変えられずとも、
それぐらいの優しいチカラなら、
授けてくれても、よかりんしょ。
STK・2026-01-07 #私の中の住人が言う