#メイト🎀

君が大切にしてるテディベアの抱き枕

笑いながら僕の代わりって云うけど

それが強がりだってわかってる

淋しい思いをさせてごめんね‥

やさしい月の時間もそろそろ終わる

いつの日にか

またこの湖の畔で逢えるといいね

さらば卯月の夜

始まりがあれば終わりがある

それが何時かわからないけど

その時は静かに幕を下ろそう

心の在処によって

彩りを変える大空

そんな心が描き出す絵は

千変万化

懐かしき日々の想い出を辿り

いつしか来た道を還る

未来の想い出を見い出すために

君が紡ぐ哀の物語

ハッピーエンドで終わりますように

たとえなにも云わなくても

たがいに共鳴し合う心と心

ふたりでデュオを奏でよう

独りぽつんと泣きそうな三日月

彼女の心に棲んでいる想い人は

今も慈しみのベールで包み込む

モーツァルトの愛の旋律と共に

好きになるのに理由なんてない

恋のスイッチが入ってしまえば

僕の瞳に映るのは君の姿だけさ

時空のトンネルを抜けた先に

輝かしい未来が広がっている

後ろを振り向いてはいけない

無に帰してしまわないように

星月夜の空が奏でる光のシンフォニー

時には明けない夜があってもいいさ

儚夢の果てに在るシャングリラ

きっと明日もさがし続けるのだろう

標なき道をさまよいながら

季節をめぐる通りすがりの風は

春の香を残して吹き抜けてゆく

さよならを云えば辛くなるから

春だからって

周囲に合わせて咲けないよ

自分の意志で咲かせたいの

去りゆく春の面影を想いながら

初夏を告げに来た薫る風を知る

心はとまっていても時はめぐる