桜愛・2023-11-06
素を見せる相手
難しい
相手に素を出すって勇気がいるよね
私なんか親しい友達には素だけど
あの毎日電話していた
陽葵お姉ちゃんにだって
気を遣って接しているほどだから
好きな人には尚更素なんて出せない
きっとまた傷つけてしまう
きっとまた怒ってるって思わせてしまう
私の素はこれが普通なのに
陽葵お姉ちゃんが寝落ちた後の姉との会話
(このときはミュートにしています)
私「あ。陽葵お姉ちゃん寝落ちた。(笑)」
姉「お前さ、普段より冷酷な返事になってたよ??」
私「そう?(笑)いつも通りよ」
姉「うちが怒ったときみたいだったわ」
私「あっ…。それはまずいな」
姉「なんでそれでまずいなって言うんだよ。まるでうちがまずいみたいじゃんか」
私「(笑)(笑)あっ…まずいな」
姉「2回言うな」
私「(笑)(笑)でも、地声だからしょうがない。こうなってしまうのは」
姉「もうちょっと可愛らしくふるまえ」
私「可愛らしくー?また声作るの…?結構喉に負担なのよ…?(笑)」
姉「いいじゃんか。うちより地声高いんだから。作れるだろ?いくらでも」
私「えぇー…。のど飴必須…(笑)作るのはバイトのときだけで充分よーー」
姉「お前まじで七変化じゃん?うちのときと友達のときだと、友達のときの方が優しい声色してる」
私「当たり前よ。なんで逆に琥珀に優しい声色ではなしてみなさいな?気持ち悪いでしょ??(笑)(笑)」
姉「うん。無理」
私「(笑)(笑)ひどー。でも、友達は家族みたいにそこまで親しい人じゃないもん。優しくしてあげなきゃ。」
姉「素を見せろ。素を」
私「いやでーす(笑)あ。でも、しきには素かもしれないな。ていうか、琥珀もバイト先で声作ってやってるやん!それと同じですー」
姉「うちはいいんだよ。コンビニ店員舐めるなよ?」
私「私接客なのでー!お客様と関わり多いので、冷たい対応出来ないんですー(笑)」
姉「で?バイト先ではどのくらいの高さでやってんの?」
私「ん?普段の声の2トーン上くらい」
姉「たか。うちだったら喉破壊する」
私「慣れればいいのよ?それまでが大変なのー」
姉「ま。もう少し、素を見せるんだな。色んな人に」
私「うーん…(笑)考えとく」