#理想の恋愛

こっそり君とのチャット

溢れる笑みを必死に抑える姿は

さながらポーカーフェイスの練習会

君が奏でた音色を聞けるのは

遥か彼方の話だね

愛と呼ぶには稚拙すぎるが

恋と呼ぶには臆病すぎて

優しさに触れて染まるとき

落ち葉さえ色鮮やかに蘇る

私が次の恋愛に進めない理由は

貴方に告白をしていないからなんだ

貴方に告白すれば

砕けて次の恋愛に進める

なのに告白せず進めないのは

諦めが悪いのか

少しでも希望があるからなのかな

明日も会えるただそれだけで

苦手な朝も大好きになれたのです

太陽透かす紅一点

君の儚さに一目惚れ

理想の恋愛すら描けない私は
どうすれば良いでしょう？

答えを思い描く前に好きになったから

私の理想は君ということにさせてね

葉っぱみたいにユラユラ風に吹かれるような

ドキドキだったり心が揺れたり。

そんな少年、少女みたいなトキメキも

時には素敵かな。

嘘も本当も
その人の全てを信じられる

次はそんな恋がしたい

楽しい時間を共有したいだけなのに、
私の隣にあなたは居ないの

理想の恋愛とかよく分からないけど、
少なくとも、今君としている恋愛は
理想の恋愛じゃないかな。

理想の恋愛は

貴方と私が

ずっと両思いで

2人で笑いあえること。

恋愛漫画のような理想を掲げるのもいいけど

ご縁の巡り合わせってのもあるから

今こうして出会えて付き合えてることが
たまたまだとしても何よりも
一番の理想の恋愛なんだなって

気づかせてくれた。