#綴り

好きな女の子の前では
余裕ぶってクールにしてみるけど


そんな柄じゃないし
やっぱり自分のこと知ってほしいから
がっついちゃうんだよな

全て忘れてしまいたいけど

あなたのことが好きなままで

想い出すたび

無意識に泪が零れ落ちていく

More than yesterday
昨日よりもっと





A little more than tomorrow
明日よりは少し



I love you
あなたを愛します

明日はどんな花の君の笑顔が見れるかな

あなたといる時だけは
君色に染まりたいから
そう思ってあなたの手を絡めるの

彼のもっちりした頬

つい可愛くてぷにぷにしちゃう





『やだ』と言って背を向けた彼を後ろから覗き込むと紅色に頬が染まっていた

遠くを見つめる君の目は
誰よりも美しくて愛おしい



思わず


『月が綺麗ですね』

そう彼に伝えたくなった

いつもは心地よく感じる

夏の夜風








失恋したからかな

今日は少し風が痛く感じるのは

私の想いなんか知らずに

君は離れていこうとする







でも寂しいくらいに

もっと私を好きにさせる

君は本当にずるい

一日だけでもいい

1時間でも、何分でもいい

君が隣にいる時間を過ごしたかった

彼が恋しくてかけた電話




3コールで出てくれた嬉しさよりも
男らしい声にキュンとして鼓膜が震えた

2人きりで線香花火を見つめる夏
まるで私があなたに堕ちたみたいに
私の線香花火の火玉が落ちる



『俺の勝ち』



そうはにかむ君になんだか愛おしかった

星が溢れる夜

空を見上げても

彼女はもう帰ってこない

バカみたいに傷ついて

バカみたいに泣いて







バカみたいに離れようとしたけど

バカみたいにあなたのことが好きすぎて
離れられなくなった

綺麗な言葉で綴っても
届けることはできなくて