#透明な血から出た感情は。

ただただ

『頑張ったね』って

それだけで良かった

白夜に開け放たれた

僕らの｢逝きたい｣

ﾅﾐﾀﾞ
暖かく虚しい血液が

“なにか”を潤す筈もなくてさ

「大丈夫だから」


そんな言葉に縋る事なんてしない


僕のことなんか見てないのに

どうせ思ってないだろうに

受け止めようとしない癖に




それなのに


貴方に言われた「大丈夫」は


何故かそこに縋ってしまって

君との永遠を望むばかりで

『君』を見ることは出来なくて

私の身体にメスをいれたのは、



君の発した「さよなら」の言葉。


ﾅﾐﾀﾞ
ぽつり、ぽつりと透き通った血液が零れて行く。


この血液の流れが止まる頃には






　 ｺｺﾛ
＿＿きっと、私の身体は滅びているだろう。

# 透明な血から出た感情は。

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例は描きません。

貴方だけの世界観や伝え方で

素敵な作品に仕上げてください。

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