#難儀な性格

スマホが壊れて突然の機種変…

あの頃のアカウントには戻れなくなったけど

想う気持ちは変わりなくて

相変わらず何も変わってなくて

いつまでも、

いつまでも…

今まで通りじゃダメですか？

朝の通勤時に見たエンジェルスラダー…
あのヒトも見ていればいいのに

何も感じない自分だけがいた

遠く離れていれば見ている景色も違ってるから
きっと同じモノを見ることもないのだろうけど…

あのヒト目に映る景色はどんなのだろう？
美しいモノを見た時の表情はどんなだろう？

もう会うことはないでしょう何の関わりもないヒト

あのヒトを想っても
あのヒトに届けと願ったところで
すべては自分の空想の中だけで完結する

でも…
「秘められた願い」そんな名の香りでまた思い出す
今も大好きなヒト

満月を見られなくて…見なくてよかった。
ただの一日にも、何でもない事でも
自分が曲解するから
自分の気分がノッてない時に、
そういう時にしか思い返せない

良い事がないどころか悪い影響しかないのに…

以前ソレに気づいた時は天気が崩れて
誰もが見られなければ良いのにと、
まるで八つ当たりのような感情しかわかなかった

だからまだマシ？

同じ月を見る事はない、見てる筈もない、
同じ空の下にいないような
仮に見ていたとしても同じ事は考えない
ただ綺麗だとか…
それすら同じ想いにはならないだろう

そう思う

テレビを観ている時も

食事をしている時にも

あのヒトはどうしてるだろうか…と

そればかり考えてる

悲しみにくれて人知れず泣いて？

誰か近くにいるのだろうか？

そう考えると辛いけど

その誰かがあのヒトの悲しみを少しでも

少しでも癒してあげられるのなら

今日だけはソレを願おう

少しずつ忘れてゆく…

恋愛感情の賞味期限とはよく言ったモノだ

僕もあのヒトに伝えたソレは

今自分に降りかかって…だんだん楽になるのだ

辛い事も忘れられるから生きていけるのだろうけど

思い出して苦しむ方がマシだ

忘れてしまう事に気づいた時とても悲しいから

もう少し苦しめて欲しい

忘れたくない

間違ってる事ぐらい最初から分かってた

迷惑なだけだろうと思ってた

ただどうしようもない事とも同時に考えてた

そして忘れる事などないだろうって事も…

幸せになって欲しい、

幸せでいてほしい…けど、

誰かと幸せに…なんて思えないから

きっと愛情ではないのだろう

皆んなが恋とか愛がとかいうけれど

言葉遊びなんていらない

理由なんて意味もない

ただ好きなだけ　

それがずっと変わらないだけ

何もいらない、求めていない

今まで通り

忘れられないと言ってる時点で

相手を気にしてる…

意図的に自分の気持ちを繋ぎ止めてる

伝わらないし、言ってはいけない言葉。

でも想いはいつもそのまま

忘れられなくて、忘れたくなくて…

雨だから赤いレインシューズを履ける

雨の日は変わらない…思い出すよ

赤い色なんて4年前までは大嫌いだったのに

赤い色でまた思い出す

冷酷な程にどんな状況でも忘れるなんて出来ない

今が苦痛だから過去に逃げる？

あの頃に戻れないのだから記憶の中で変わらない
あの頃過ごした場所に逃げる事も悪くない

逃げた先には後悔があるだけだとしても
あのヒトを思い出して余計に苦しくなるけれど

でも…苦しくてもあのヒトは過去にいる

もうすれ違うことすらないのだろう

それでも変わらないと思う事はただの拘りだろうか？

いつも客観的に

思い込みなんかじゃなく

あの頃と同じかどうか…そんな事ですら

探らないと分からない自分の気持ち

だからあのヒトの気持ちなど

いつまでも分かる筈はない

どうしようもない事ぐらい
自分が一番分かってるんだよ

だから軽蔑してもらっても構わないってそんな言葉になったんだ

好き以上に苦しいのか？

苦しい以上に好きなのか…

地域柄か流れてくるCMソングが思考に割り込んで

また負のループを誘発する

「大好きな人しあわせになれ♪…」

本当にそう願えるのは純粋な人だけか？

それとも相手と自分のそんな未来を想像できる
可能性がある人だからか？

すべてを超越したならそう思えるのか？
そうあるべきなのか？

ただ会えない、生活圏が違ってるだけじゃなくて
居なくなったから

今は何処かで元気で…生きていて欲しい

そんな…ただそれだけの願いしか込められない

せめて普通の片想いになりたかった…最低

「月がキレイですね」
なんてそんな真っ直ぐな気持ち、
言いたくて言えない言葉…
いつまで遡れば？自分にはあっただろうか？

いつ見ても同じ空だなんて思わない
朝の陽射しも、昼の暑い時でも、
夜が静かに訪れる時にも…

あのヒトと同じ空の下にいるなんて信じられない

ただ特別な月明かりが差す夜には

どこか遠くで見上げるあのヒトが存在してればいい
一瞬でもキレイな月と感じてくれればいいのに…と

叶わない知ることもない空想に苛まれる

ただその想いも浮かんではすぐ否定するけれど