はじめる

#🐾🐾

読んでると、
思わず胸がギュッとしめつけられる、
そんなポエムを集めました。

全14作品・

貴方と見たかったイルミネーションが

滲んで雪と溶け合っていく_。

🍂🐾🐾  ・2020-12-18
この想いを聖夜の彼方へ
稜の恋愛事情
🍂🐾🐾
50↑🍂🐾🐾
🐾🐾

「またね」
そう君は笑った

そして次の待ち合わせが
高くて青い場所になった

早く会いたくて仕方ないから
地面より少しだけ君に近い場所から
僕は1歩踏み出した_

🍂🐾🐾  ・2021-01-12
好きな人
独り言
まだ見ぬ希望を求めて
🐾🐾

人魚姫は声が出なかった
私が振り絞った声は届かなかった

想いを飲み込んで
人魚姫が泡になるように
貴方の前から消えてしまおう
涙は水で誤魔化してしまおう

🍂🐾🐾  ・2021-04-05
🐾🐾
人魚姫
春恋
独り言
好きな人
ポエム
片想い
辛い
失恋

これらの作品は
アプリ『NOTE15』で作られました。

他に14作品あります

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鐘の音。
白いドレスが映える赤い花道。
大きなケーキに刃が入る。
鳴り止まない拍手。
幸せそうな君。

私は君の隣を歩く。



___歩く、はずだったのにな。



不幸になったら許さないんだから。
絶対、幸せになってね。

全ての想いをこの一言に込める。

「結婚、おめでとう」

『ありがとう!』って君は言う
その笑顔が本当に好きだったよ__

🍂🐾🐾  ・2020-09-09
たった一言
🐾🐾
短編

「さようなら、良い夏休みを」

ローファーの踵を鳴らして校舎を出る。
ついこないだまでの雨音の代わりに
蝉の声が聞こえてきて、
いつもより広く見える空には入道雲。

去年と同じ景色だ___
君がいない事を除けば。

🍂🐾🐾  ・2020-08-05
物語風
それでも君と
いつかきっと
贈り物🍂🐾🐾
🐾🐾

『ロングヘアが好き』

            「そうなんだ」
         (髪、伸ばそうかな)

『明るい子が好き』

            「そうなんだ」
  (辛い時も君の前では明るくいよう)

『あの子が好き』

            「そうなんだ」
         (……気づいてたよ)

気づいてた。
好かれようとすればするほど
虚しくなるだけだって_

🍂🐾🐾  ・2021-06-23
好かれようとすればするほど
独り言
片想い
辛い
ポエム
叶わない恋
寂しい
🐾🐾

『魔法が使えたら良かったのにな』

真っ白な部屋のベッドに横たわった彼が天井を見上げながら
そう言った。

ありきたりな台詞だけど彼にとっては
そうじゃない。

「…もし魔法が使えたら何が
したかったの?」

彼の手を優しく、だけどしっかりと握り
ながら聞く。

『そうだな…やりたかったことは沢山あるけど、もっとお前と一緒にいたかったな…』

弱々しい声。
諦めたような、辛いのを誤魔化すような笑み。
白くて細い腕から伸びる点滴の管。
響き渡るベッドサイドモニターの音。


___余命3ヶ月。


視線を天井から病室の窓に移動させて
咲き誇る向日葵を見つめる君は、
昨日よりも
「死」に、近づいている気がした。


___嫌だ。
いなくなんないでよ。

「私だって、もっと一緒にいたい…」


魔法なんて使えないから、
手を握り続ける事しか
出来なかった。


『……あのさ。』

「うん」

『俺が死んだら___』



****



『___ご臨終です。』


まるで、眠っているかのようだった。
今にも、目を開けそうで。
安らかな顔だった。




****


『俺が死んだら___』

『俺の事は忘れてもいいから、幸せになってよ』




****



忘れるなんて出来ないよ。


もし私が魔法使いでも
「君を忘れる魔法」だけは
絶対に使えないから。

🍂🐾🐾  ・2020-08-10
もしも私が魔法使いなら
🐾🐾
それでも君と
物語
贈り物🍂🐾🐾

【…間もなく2番線に電車が参ります】





___17時20分。





電源を切って、制服のポケットにしまう。






『…またね』






〈ワタシ〉に別れを告げて

黄色い線の向こうにそっと足を伸ばす。







ゆっくり。
ゆっくりと。
体が落ちていく。









耳を引き裂く音がする。

でも、不快には感じない。


(…これでいい)






****


「お願いだから、死なないで」

そう言ってくれた人がいた。


正直、嬉しかった。







___でも。

死んだらどうせ忘れるんでしょう?
〈ワタシ〉のことなんて。



〈ワタシ〉1人が死んだって
世界は何も変わらない。






『…ありがとう。』

『でも、こんな世界はもう___』







****


大きな音がして紅い花が散る。





夕焼けに映えるそれは、
この世の何よりも綺麗だった。




(…綺麗な紅)




手首から流れる時よりも
ずっと綺麗であったかい。




ずっと日の当たらない世界で
生きてきた〈ワタシ〉から
こんなに綺麗なものが出るなんて



もうすぐ死ぬのに、なんだか
"生きてる"感じがした。




****



誰かが駆け寄ってきて
声を掛けてくれてる。




…けど、もうあんまり
見えないし聞こえない。





見えるのは
カメラをこっちに向ける
人達の好奇心だけ。






(最後に見る景色がこれか…)



****

「お願いだから、死なないで」


『こんな世界は___』

『___もう、うんざりなんだよ…』




****



何も見えない。

見たくない。




線路に落ちた時のように


ゆっくり。
ゆっくりと。

瞼が重くなっていく。




****



血なのか涙なのか分からないものが
頬を伝う。



(___どうか)



どうか、願いが叶うなら




来世では綺麗なものだけ眺めていたい。

陽の当たる場所で生きていたい。




それが〈ワタシ〉の
〔シアワセ〕だから。

🍂🐾🐾  ・2020-10-23
17時20分
🐾🐾
小説
独り言

『  』
もう届かない言葉を、
波打ち際に書いたあの日を思い出す。

波に攫われて文字が消えていくのをただ眺めていた。

ふと、
口にしょっぱい味がした。
さっきまで海の中にいたせいだと思った。

違うと分かった途端止まらなくなった。

甘くて幸せな恋は思い出の中に溶けて
口の中にはしょっぱさだけが残った。

あのしょっぱさが呪いみたいに
今も残っている。

🍂🐾🐾  ・2021-08-27
海を眺めて
独り言
好きな人
片想い
辛い
🐾🐾
ポエム
助けて
海を眺めて

ふと原稿用紙に遺書を書いてみたら、2000文字近くになりました。
死ぬつもりは今はありません。
ただ、書いてみたら心が少し落ち着くかなと思って書きました。

自分用の記録として一部変更して投稿します。




――――――――――――――――――

私の人生は、外れクジでした。
ADHD、睡眠障害、鬱、トラウマ。
どうして私は私に生まれたんだろうと何度泣いたかもう数えていません。
生まれてくる世界を間違えたのかもしれない。きっとそうだと思い込まないともうやっていけない。

私からスポーツを取ったら何も残らないつまらない人間になっていただろうけれど、それが良かった。
自分の意思で始めたものではないし、やっていて楽しかったのも嘘ではないけれど、その辛さは『辛い』なんて言葉で表せるものではなかった。

本当は普通の女の子になりたかった。
普通の幸せが欲しかった。

私は肉親以外からの愛さえ知らない。
私は一方通行の愛しか知らない。
今までは楽しかった思い出や応援してくれる人を頑張る理由にしていたけれど、そんなものはもう見当たらない。
2021年、楽しかった思い出は何かと聞かれたら何も答えられない。

苦しいだけの1年だった。
それ以外のなにものでもない。

注意されてばかりの毎日で一切褒められる事は無く、誰にも相談出来ず、休日も連絡があって心が休まらなくて、常に1人で、出かけてみても明日を思うと憂鬱で、朝が怖くなって…。
そんな生活で笑っていられるとでも思うだろうか。

いつしか気を抜けば涙が止まらなくなって、アパートの床は見えなくなっていった。
ドアにぶつかっても、痛いと思わなくなった。

本当は今頃は心も身体も強くなっているはずだった。
実家にいた1年前はそう信じていた。
大学の指導が厳しいなんて最初から分かっていた。

私はただ、頑張れる理由が欲しかった。

毎日じゃなくていい、月に1回でもいい、些細な事でもいい。

褒めて欲しかった。
認めて欲しかった。

傲慢になるから褒めないとしているそうだが、それで私たち選手の心の栄養は果たして足りるのだろうか。

もう1つ、身近に相談出来る人が欲しかった。
相談に乗ってくれる優しい先輩はいた。
が、心の深い所まではさらけ出せなかった。
甘えるな、と言われるのが怖かった。
自分の弱すぎる姿を曝け出せなかった。
コロナの影響で、重い内容を話せる友達も出来なかった。

この1年で本当に辛かった事。
それは、理解してもらえなかった事。

私は、HSPだった。

本音を言おうとすると涙が勝手に出てくる。それを理解してもらえなかった。
『その涙は何なの?』と何回言われても答えられなかった。

大学生として初めての大会になるはずだった大会の前日、自分の大学内でクラスターが起きた為出場出来なくなってしまった。
その時私は、高校の引退試合がコロナで無くなってしまった時の事を思い出して泣いた。

それを、『練習こなせてなかったのに何の涙なのか』と言われてしまった。

目標があれば辛い練習もこなせるなんて言われたけれど、私はずっと限界だった。
日常生活に支障が出て、心療内科に行くほどに。

先輩方はこなせていなかった時は泣きながら練習をこなしていたそうだけれど、私は鬱になった。
本当は相談して練習量を減らさせてもらいたかったけれど、そのメニューをこなす事が最低ラインだった。


私は人生でこの1年だけが辛かった訳ではない。
16歳になった瞬間は外に追い出されて震えていたし、2020年になった瞬間はこの部屋で過呼吸と涙でグチャグチャになっていた。

高校2年生の秋から陸上部での私はいないのと同じ扱いをされた。(詳しくは前垢の一言へ)
1人で走るのが怖くなった。
それでも引退に向けて頑張っていたらコロナで引退試合が無くなった。
走る楽しさを忘れた。

大学では高校時代の部活での出来事を、私にも原因があるのではないかと言われた。

そう思わせてしまったのは私だけど、ただただ悲しかった。

なんにも知らないくせに。
その場にいなかったくせに。

長距離男子と短距離が大勢で楽しそうに走っていて、
グラウンドの内側ではサッカー部が青春を謳歌していて、
顧問は私を空気の様に扱って、
副顧問とマネージャーに気を使わせてしまっている中で1人で走っていた私の気持ちなんて誰にも分かるもんか。

いっそ、周りの人間全員私と同じ経験をすればいいなんて思った。

そんな自分が大嫌いだった。


初めて遺書というものを書いてみたけど、意外とたくさん書けるものなんだな。

今すぐ死ぬとしたら、心残りは1つだけ。

ずっと大好きだったあの人に、想いを伝えたかった。
愛を知りたかった。
頑張れる理由が欲しかった。

来世なんて何も期待していないし、むしろいらないけど、もしも望むようになるとしたら、
私に良くしてくれた人達とまた会いたい。

そして、普通に生きて、普通に幸せになって、
眠る様に死んでいきたい。
それ以上は何も望まない。

今世ではそれは無理だったから、もう終わらせようと思う。


私の事が嫌いな人も、好きな人も、出会ってくれてありがとうございました。

さようなら。



🍂🐾🐾  ・3時間前
遺書
独り言
辛い
死にたい
苦しい
自殺
人生
願い事
好きな人
好きな人
🐾🐾

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