#きみとの冬物語

君のために
気持ちを切り替えたくて

髪を切ったのに


美容室の音楽は

君が好きな恋愛ソングだった。



どんな気持ちで耐えればいい、？

「一緒に食べよう」
私が渡したチョコの包みをほどく貴方の長い指

「どれがいい？」
私にさり気なく選ばせてくれる貴方

「幸せをありがとう」
帰り際に淋しそうな貴方のひと言

やっぱり好き


記憶は、色褪せていかない＿

新雪の足跡を辿っても

君は蜃気楼のようにいない

君の手の中のチョコレート

次から次へと甘い誘惑

どれを手に取るか僕の頭は混乱状態

もちろん 君ごと全部貰うからね

信号待ちの沈黙

どんなにきみを好きなのか

隠し通そうとしてる

“友だち"という名のきみだから＿