#フィクション

僕は問う

いつの日か枯れるのに
どうして花は咲くのか

いつの夜か流れるのに
どうして星は煌めくのか

地の果てに沈むのに
どうして月は昇るのか


僕は君に問う

理由も価値も希望も見出せず
どうして僕は生きゆけばいいのか

伝えることすら許されなかった恋は

曖昧に誤魔化しても忘れないまま

ほんのり甘いヘアオイルと

幸せのシンボルの四つ葉のクローバー

君と幸せになれたらだなんてね

夢でもいいから逢いたくて

夢だけの逢瀬では触れない

君の体温を感じたかった

朝が怖くて落涙する真夜中に号哭し

泣き虫でも強がらなくても良いって

言ってくれた君が居たから救われて

もう君を愛せない

君に愛して貰えない

なのになんで
君への想いは変わらないのだろう

少女は静かに足を進めながらも
花に触れるかのように
世界を感じ取った
やわらかな風に乗り
ふと「ここが私の居場所？」と呟く
その瞬間辺りは急に明るくなった
それはまるで
世界から夜を忘れさせるように

47日目

80億人が生きているこの世界で

何百キロメートルと広がる
この空の下で

君が奇跡を運んできてくれた

目と目が合うと

君は寂しそうに笑う

俺は君を沢山傷つけた

君を分かったつもりの愛し方が

君を傷つけていた

君の代わりに傷つくことはできないから

君の傍で笑い続けるよ

君の元に笑顔が戻るまで

このまま君の隣で

時間が止まればいいのに

君は私に過去を重ねて

私は君に想い募らせて

恋人なのに一方通行ね

"運命"って言葉では括れない

そんな二人の関係を愛してた

ねるねるねるねを練るという行為には
警鐘を鳴らすという意味もあるのだそうだ。
これは、ねるねるねるねが鐘紡（カネボウ）で
開発されたことに由来するのだそうだ。

新入社員のアンケート結果を見て僕は唖然としてしまった。僕が驚いたのは「ねるねるねるねを練ったことがない」という回答の割合の高さなのだ。こんなことでは、あの魔女とは戦うことはできない。しかし、僕が心配するようなことでもないのだろう。「最近の若者は…」と言ってしまうのは、年寄の悪い癖なのだ。