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#はながすき。

読んでると、
思わず胸がギュッとしめつけられる、
そんなポエムを集めました。

全11作品・

はながすき 。
※ こちらの小説は fiction です 。
第2話



ー 下校 ー

今日は 始業式だから早帰り。
奏翔「同じクラスだったな。」
糸葉「ね。」
幼馴染の 佐上 糸葉 。
糸葉「なーに?嫌なのー?」
奏翔「え、そんなことはないけど?」
左上を見ながら、言う奏翔の言葉に
右にいる糸葉が「ほんとー」と、返す。
糸葉「好きな人でもいるわけ?」
奏翔「それは..ない..はず」
糸葉「ふぅん」

ー ある日の放課後 ー

今日は 生田 隼人 浅野 優斗
美咲 青衣 の 仲良しグループに
花乃 菜摘 佐上 糸葉 未空 奏翔
新井 美桜 が誘われたので一緒に
帰ることにした。
隼人「あ、あの!次の日曜日に!
近くのプールへ行きませんか!?」
青衣「行けるよ!」
優斗「行けるよ」
美桜「行けるー」
糸葉「行けます」
奏翔「行けるよ」
菜摘「..時間によるかな..?..無理だったら
私抜きで行ってきて!」
隼人「あ、あ。じゃあ、何時だったら?」
菜摘「んー。正午からは行けるよ!」
糸葉「じゃ、13時集合とか?お昼は
食べてきて、さ。」
青衣「まるー!ありすぎる」
そうして、残りのみんなも「いいね」
と、声を上げる。
菜摘「ごめんね!ありがとう!」

ー 日曜日 ー

ここは室内の温水プールだった。
青衣「あ、じゃーさ。ぺあで行動しない?
時間で変えたりしてぇ、最後自由時間ー
とか?」
菜摘「おもしろいね!」
と、みんなが菜摘に続けて声を上げた。
青衣と糸葉はまさかのビキニ。
菜摘はラッシュガードとキュロットの
ようなものを着ていた。
ちなみに奏翔もラッシュガードを着ていた。
青衣「じゃ、男子が投票してよー!
2回目は女子が投票しよー☆」
糸葉「早いものがちだからねー?」
隼人「じゃ、あ、菜摘さん!!」
と、声を上げたところで優斗以外の
みんなが目を見開く。
菜摘「じゃ、よろしくね!」
と、急に菜摘が手を繋いできたので
隼人が「ふぇ!!?」と、声を上げそうに
なる。
優斗と糸葉、奏翔はじーっとふたりの
手を見ていた。青衣はぺあについて
夢中になっていた。
奏翔「じゃあ。いとはー?」
糸葉「ういーっす」
青衣「じゃ、ゆう、よろー☆」
優斗「はーい!」



菜摘「んーじゃあ、何処がいい?
私来たことなくてさ、隼人くんはあるの?」
ちなみに、まだ手を繋いでいる。
隼人「ある、よ!去年はじめて来た。」
菜摘「そうなんだー!」
隼人「あ、ウォータースライダーとか?」
菜摘「!?..行く!?行こーか!」
反応があんまりだったので少し
残念だったが、向かってると。
菜摘「どっちが前に行く?」
隼人「え?」
菜摘「浮き輪。」
隼人「え、ええ!。あ!」
菜摘「もしかして、別だと思ってたの?」
隼人「う、ん。」
菜摘「いやなら、変える?」
しつこいが、まだ手を繋いでいる。
隼人「いや、大丈夫。」
そのあと、菜摘が嫌なのか聞けば良かったと
後悔した。
そして、浮き輪コーナーへ行くと
繋いだ手は離す。
隼人「..」
菜摘「これでいい?」
8の字の浮き輪だった。
でも、取っ手がひとりぶんしかない。
ということは、前の人に後ろの人が
寄っかかる。
隼人「..俺、後ろ行くよ。」
菜摘「え、うん。わかった。あ、そうね。」

意外と空いていた。
順番が来ると
菜摘がささっと、浮き輪に乗る。
続けて乗る。肩をふわっと掴んだ。
少し菜摘がぶるっと震えた気がしたが
どきどきでそれどころではない。

LET'S GO!! ☆

「「おおー!!!」」

そして、終わりの時
ザバーンと落ちる。
少しして、立ち上がって目を開けると
菜摘はもう立っていた。
隼人「あ、ごめん」
菜摘「うんん。あの次、流れる
プール行かない?」
隼人「うん。行こ!」

浮き輪でぷかぷかと、
隼人流れていると。
菜摘が隼人の浮き輪の紐を持つ。
それだけで隼人はどきどきしていた。
菜摘「こっちの方が、はぐれないでしょ」
隼人「だね。」
菜摘「あと、10分。どうする。」
隼人「..海みたいな波があるところで
ゆっくりする?」
菜摘「しよ!」

隼人「ありがとう。」
菜摘「?こちらこそ、私を選んでくれて」
隼人「うん。」
青衣「おーい!」
優斗「..時間だぞ。」
菜摘「はぁい!」

みんなが集まると
青衣「今回は女子が..早いもの勝ちで!」
糸葉「んー、じゃー」
菜摘「奏翔くん。回らない?隣の席だし?」
奏翔「うん。」
今回も奏翔と手を繋ぐ..
腕を掴んでいた。
これは、癖?とみんなが思った。
青衣は今回は見ていた。
他のみんなも。
糸葉「じゃ、行こ?優斗くん?」
優斗「え、うん。行くか」

ₙₑₓₜ ..

果譜.・2025-07-13
はながすき。
ぽのポエムෆ‪
魔法の言葉✧*。
フィクション
小説
物語
𝕊𝕋𝕆ℝ𝕐

はながすき 。
※ こちらの小説は fiction です 。
第1話



今日は、始業式。
中高一貫の学校に通う私、
花乃 菜摘 は、
今日から高校生になる。
でも、知らない人は少ないはず。
そこまで、緊張する必要はない。

玄関まで来て、鞄を両手でぎゅっと握る。
そうして、靴を履いて。
菜摘「いってきます。」
那菜「気をつけて、いってらっしゃい。」
そうして、扉を開けた。

春にしては、あたたかい外の空気を
吸ってから、私は「あっ!」と
声を上げ、駆け足で行く。
茉白「おはよう。なつ!」
菜摘「おはよう!ましろん。」
と、お互い右手を上げた。
そうして、歩き始める。
茉白「..今年も、同じクラスになれると
いいね」
菜摘「だね!っ」
そして、交差点の見える方に来たら、
青の信号が点滅する。
交差点のところで、立ち止まる。
菜摘「あったかいな。」
茉白「ね。ってか、なつの前髪につけてる
安全ピンみたいなヘアピン可愛い!」
と、茉白が自分の前髪を指さす。
私は、前髪を伸ばしているわけでは
ないので、その日の気分によって、
ヘアピンを付けるかは変わる。
いつも、ずっと同じ、アメピンだったけど
今日は、変えてみた。
菜摘「ありがと。ショッピングモールの
雑貨屋さんで買ったんだ!」

ー 学校 ー

学校の玄関の扉の横に貼られた。
クラス表。見ると、
わくわくとどきどきが交わる。
そして、胸に手を当てると、目を開く。
B組 16番 花乃 菜摘
茉白「うち、D組だー!なつは?」
菜摘「..び、B組。」
クラスが別れたことが確定して、
少し残念な気持ちがすぐに切り替える。
菜摘「お互い頑張ろ!」
茉白「んね!」

ー 教室 ー

私は、窓際の1番前。
右隣には、未空 奏翔 がいた。
菜摘「みく..くん..よろしく。」
奏翔「花乃さん?よろしく。」
緊張したように言う菜摘に奏翔が返した。
ちなみに、去年も同じクラス、同じ
窓際1番前右隣。

ₙₑₓₜ ..

果譜.・2025-07-06
はながすき。
ぽのポエムෆ‪
魔法の言葉✧*。
フィクション
小説
物語
𝕊𝕋𝕆ℝ𝕐

はながすき 。
※ こちらの小説は fiction です 。
第4話



そうして、菜摘はアイスを食べ終わると。
菜摘「みんな、あとどのくらいいる?」
と、頬杖をついて、笑顔で言う。
青衣「16時30分がよくない?」
隼人「いいね。決まりでいい?」
「「「「「いいよー!」」」」」
残り1時間15分。
そして、菜摘が立ち上がる。
菜摘「奏翔くん。そーいえば、
ウォータースライダーあまり乗ってない
から、乗らない?」
「「「「え..」」」」
そして、奏翔 糸葉 隼人 青衣 の声が
重なる。
奏翔「..うん、行こうか。」
糸葉「ねぇー!奏翔さ。うちと回ってない
じゃん?」
菜摘「あ、じゃあ、私たちが乗ったあとに
一緒に回れば?あ、別に無理やりじゃないよ」
奏翔「とりあえず、行ってくるよ!いとは」
糸葉「はぁぁーい"」
つまらなそうな顔で言う。


LET'S GO!!☆

「「おぉー..わぁぁ」」
奏翔「ぷはっ」
菜摘「ぱぁ」
と、ふたりが立ち上がると
菜摘「..我儘言っていい?」
奏翔「..え」
菜摘「もう1回いかない?」
奏翔「!、いくか。」

数分後

結果 3回乗った。

菜摘「ごめん!我儘聞いてもらって!
糸葉ちゃんと楽しんでねー」
奏翔「ああ。」
と、手を振り見送ると
菜摘「かなくん。私じゃだめかな。」
そうして。流れるプールの横にある
自動販売機へ向かう。

麦茶のところのボタンを押す。
菜摘「..ぽちっ」
何故か、自分で言った。
そして、ペットボトルを取る。
菜摘「..流れるプール行こっかなー」
と、後ろから。
隼人「おお。菜摘さん。」
菜摘「隼人くんだ。何か買おうか飲み物。」
隼人「え、いや。大丈夫だよ?こちらこそ
買おうか?」
菜摘「あ、私買ったし大丈夫だよ?」
隼人「そっか。」
「お」
菜摘「ん?」
後ろから声がする。
朝人「なつやん。」
菜摘「あさ?お、ぐうぜーん!
誰かと来てるん?」
朝人「うん。友達と。なつも誘うか
迷ってたけど。」
菜摘「てことは、女子もいるん?
へぇ、こっちも6人だよ」
朝人「負けた。5人。」
菜摘「あ、何か買うん?」
朝人「スポドリでも。と。」
菜摘「またねー。あさも、楽しんでねー」
朝人「ういーっ」
隣にいる隼人をちらちら見ていたのは菜摘
は気づかなかったらしい。
隼人「誰なの?」
菜摘「え、中学によく話してた人。
ま、あることがきっかけであんま話さなく
なったけど」
隼人「あること..?」
菜摘「ああ。朝人。っていうのあの人。
朝人が告白。してくれた。けど、
断っちゃってさ。」
隼人「..そ..なんだ。」
菜摘「じゃ、私流れるプール行ってくるん☆」
隼人「あ、うん。」
そして、隼人は下を向く。
そして、今がチャンスだと。
隼人「なつみさ..!..いない?」
優斗「早まっちゃだめだぞー」
棒読み。
隼人「いや、流れるプール一緒に
行こうと..」
優斗「ひとりがいい時もあるだろ?」
隼人「独り..がいいのか?」

菜摘「私のこと忘れちゃったのかなー」
と、暗くなっている自分がだんだん嫌
になってきたので、全身水の中に浸かる。
( 最高 )
「菜摘さん?」
上から声がする。
上がると、隼人だ。
菜摘「どうしたの?」
顔を手で拭ってから言う。
隼人「や、ちょっとプールいいなって」
菜摘「ふぅーん、そ。ま、私先行くね?」
と、人混みの中潜っていく。
隼人「!?」
『ひとりがいい時もあるだろ?』

結局、2週目に突入した菜摘。
菜摘「!?」

糸葉「うちさぁ、やっぱ、奏翔んこと
好きだわ。」
奏翔「..は?」
糸葉「告白。かな。好き。だなって。
付き合ってください。」
と、すぐ近くにいるのに気づかれてない。
奏翔「いや、何で今?もっとチャンス
あるだろ?」
糸葉「何か人混みに紛れた方が
悲しくならない。?、ごめん、我儘だ。」
菜摘「!」
奏翔「!」
ばれた。
糸葉「!」
菜摘「あ、ごめん。どした?」
気付かないふり。だめだとわかってるのにな。
糸葉「告白してた」
奏翔「..ごめん。」
糸葉「そ。じゃ、ね。」
どこか行く。
菜摘「私のせい?」
奏翔「うんん。答えは変わらない。」
菜摘「..そう」
何故か、笑ってしまった。よくないことだ。
菜摘「..ん..と、またね。」
浮き輪がある奏翔と浮き輪がない菜摘。
奏翔は浮き輪でぷかぷかと流れている。
そして菜摘は何故かその場で止まって
いた。
菜摘「覚えてんのかな。」
隼人「!」
菜摘「隼人くん?」
隼人「終わるよ?」
菜摘「はい」

ₙₑₓₜ ..

果譜.・3日前
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