天沢・2022-05-12
ラピスラズリ
コスモノート
雫の起こす " 風 "
揺れた " 世界 "
二度と戻らない?
必ず
" これまで " を引き継いで
新たになる
" 正しい "
ことが
正解とは限らない
なら
" 絶対 " はないと
言っていい?
いつか願った瞬間を
目の前に
まだ
まだ
受け入れられない?
それでもいい
歩き続ければ
願った瞬間は
新たな瞬間に生まれ変わる
誰もいない公園で
想いは
人知れず
" 確率 "
に囚われない "何か " を
信じてみたい
駆け上がる雲が見た
青空と太陽は
僕には見ることはできないが
今
見えるものを
大切にしたり
想像したり
一瞬を捉えてゆく
僕の1日は何で出来ている?
見下ろす街を左手に
木陰の中を進みつつ
乱れ差す陽の眩しさと
自然の香りが
織り成す時間
いつから
つまらないといい始めたのか
良さを知ろうとしなくなったのか
静かに
深く
鼓動を感じるほどに
ゆっくりと
世界を支配した
僕から見れば
" あなた " は世界の中心
理解してもらえたら
伝えられたら
春らしい
香りの夜に
天は
青みを融かし
静寂より静かな
瞬きと
透度の高い
" 流れ "
魅了と思索を行き交いながら
時間は止まったように
進んでゆく
笑っても
涙しても
ただ眺めるだけ
だったとしても
夕陽は
美しい
いつもそこにあって
みんなが想いを馳せるのに
手を伸ばしても届かない
今日は " 虹 " を描こう
新しい毎日
に発見したもの
ピンクが " 碧 " に変化していること
毎日聞く曲が変化していること
自分は大して変化していないこと
どれも良いことなのかどうかは
わからなくていいのだと思う
ただ
毎日に充実感が欲しい
そして
それに気づかせてくれる
" 瞬き " があれば
それがいい
想いだけでは
伝わらない
気持ちだけでは
変わらない
それでも
その心が
呼び覚ます
誰かがために鐘は鳴る
曲がった背中
夜のホーム
引くスーツケースと
うつむく目線
負けるな
その背中は恥なんかじゃない
これまでも十分戦ってきた
負けは自分で決めればいい
そして
諦めがなければ負けではない
その背中はきっと
誰かの夢を背負ってる
ドラマのような
展開なんかなくていい
希望を胸に
明日を迎える
勇気が
望む心が
あればいい
才能
血筋
なるほどね
でも
それでなくても
もっと大切なもの
見つけられた気がする
誰かに教えてもらった
ことじゃなくてね