#古語

薄く浮かぶ望月に


千歳の想いを馳せ _ 。

水　　　花　　　時
は　　　は　　　を
雫　　　枯　　　刻
と　　　葉　　　み
な　　　と　　　　
り　　　な　　　　
落　　　り　　　　
つ　　　　　　　　
ﾟ

この恋も花のように散っていくなら

いつか芽を出して咲かせてみたいよ

恋すてふ 思ひ絶えばや 絶えばやな
人を夢にも 呼びぬほどかな

待つ宵に待つ人来ず
空を漕ぐ月の舟に
現をを抜かし
袖を絞れど絞れど
雨は止むことを知らず

ますます

ねるねるねるねの

練れば

ゆめゆめ

色

変わらじ

夜の闇に寄り添よすが
きみに手首を掴まれき

靜かに白き雨の箱より
飛びいだしき

温かさに乾きし笑ひ
きみはわれに頬寄せき

きみの無謀さらうたく
其の背に寄り添つた

顏も知らず
きみのことを

誰よりも知よすがゐる
さう思つてた

思ひ上がりぞ
解よすがゐし

元のかたに戻る日が來る
なれば雨に戻つたの

青のなき雨の天下
水たまりに想ひの滲む