#夜に彷徨う本音

眠れない夜に限って

聞きたくなる君の声

目を覚ました朝に恐ろしさを実感

眠りに就いてた夜に寂しさを痛感

静寂に包まれた世界なら

僕の本音も聞こえるかい

僕の落とした涙の音は

君に気づかれなくても

夜の闇が拭ってくれる

月が出番を求めてやってくる時

変わり始める空に僕は手を振る

貴方の音は夜道で迷子になった僕を

優しく導いてくれる灯火のようだね

夜は寂しさの出番なんだって

貴方も寂しさを抱えてるのね

「夜が終わることが怖い」って言ったら

朝も夜もきっと泣いてしまうのでしょう

今日の雨が止まなくても

今日の夜が明けなくても

僕は雨も夜も嫌わないよ

君の目指す明日が曇ってしまっても

私は足場を照らす外灯になりたいの

月は何処かに向かっているのだろう

嗚呼、僕も連れて行ってくれないか

彷徨っているよダークネス

眩しさは痛いよダークネス

側にいさせてよダークネス

嗚呼、光が痛いからさ

闇よ、私を抱きしめて

今夜はお互いの背中に寂しさを預けて

二人で少しだけ微糖な夜を過ごそうか

今宵は星たちによる演奏会

聴衆席で私の心は賑わうの