#夜空にもらい泣き

星の涙は移りやすいの

そんなに綺麗な泣き顔じゃ

濁った涙がバレて仕舞うわ

秋めきもすっかり色濃く冬支度
更け入る秋の夜長列車の特別料金
君への片道切符だけ買って飛び乗るの
もう永遠に帰らないんだから

心の準備が出来ていてもまだ足りない
ﾀｲﾐﾝｸﾞきっかけ 言葉 数ﾊﾟｰｾﾝﾄの自信
儚い月の明かりのような淡く白い想いを
告げるにはまだまだ準備物が必要かしら

今宵は月が夜空を留守にして
留守番ぎらいな星たちが
キラキラホロホロ泣き出すの
嗚呼私もﾂﾗれて泣いちゃいそうよ

恋の手綱を　握っているのか
恋に手綱を　握られているのか

わたしの一番奥に　隠れているくせに
主導権はいつも　心が握ってる

そのせいで　いつも傷付くのはわたしの方だ

ドキドキバクバク　いつも心は元気そう
踊ったり　弾んだり　随分楽しそう

あなたのわがままに振り回される
わたしの身にもなってよね


『心にジェラシー』

<タグ紹介>
♯夜空にもらい泣き

今日でNOTE15に出逢って
ちょうど1年が経ちました。
一期一会、本当に人と人との繋がりって
尊いなとつくづく感じました。
最近は、みなさんの作品のｸｵﾘﾃｨが高く
芸術の秋って本当にあるんだなと
なんだか一人でほんわかしてます。
一年記念ということで
今日投稿したポエムのタグを
タグ紹介として残しとこうと思います。
使用、解釈自由なり。
みなさん、いつも素敵な作品、
好き、贈り物
本当にありがとうございます。
これからもよろしくお願い致します

ポエミスト
チェルシー

朧星ホシも寒くて白い息を零すのね

嗚呼お前も一緒なんだねなんて

可愛いこと思えずにまた涙を零す

昼間泣けなかった分

夜は天体と共に泣こう

ふと暗い空を眺めてみると

今までの哀しい記憶が呼び覚ます

私の涙よさらばと明ける前に拭ってもらうの

今日の夜空は、すっかり秋めいていて

悲しかったことがあるたび

夜空を見つめては泣けなくて。

だから星が、きらめく夜に願いをした。

“君が代わりに泣いて、その涙は流れ星になって“って

夜空を見上げながら僕も、もらい泣きした。

時を超え
光となって
瞬いて
太古の昔の
悲しみ知りて

空がなくから
私も心に寄り添ってみました。
気がついたら身体も心も水浸しでした。
そのままとけてしまえと望みました。

ふと、流れた涙ならば守ってあげたいよ

星空から
たくさんの星の雨が降り注ぐ
きらきら光輝く小さな星の雫たちが
大地に向かって降り注ぐ
大地に触れれば綺麗に砕け散るの
そう、これはお天気雨
星空の星の雨に見えるのは
雨の雫が星の光を反射して
そう見えるだけ
神秘的で幻想的な光景でしょ？
本当に綺麗だよね……

悲しみ 恨み 憂い

私の負の感情に

貴方だけが気づいてくれた

名前のない小さな星影

そんな私を いつも いつも

見つけ出してくれるのは

なぜですか