#嫌だ

今はただこの命が尽きるその日まで

生き抜いてみせるからさ儚くなった

瞬には君と約束のあの場所で逢おう

不安纏う身体を抱きしめて、

弱い僕の脆く儚い命に口付けを

視線を気にする度ナイフが私を刺す

辛さは号哭したくなる程の心の叫び

その場から消えて仕舞いたいと願う

感情は誰にも伝わらないままなのね

傷に絆創膏や包帯を巻くだけ　

メスで傷を開いて中身を見ろ

ちゃんと見ないと治せないし

止血だけじゃ原因知らないで

また同じ傷を負うことになる

「大丈夫」を願うから儚い笑顔を作って

「大丈夫」を願うから弱音は吐かないの

自分の中の誰にも見えない心電図

薄淋しい響きでも鳴っていたのに

音は止まってるのに気づかれない

人と比べなくていいと言いながら

あの子はこうだ、と否定ばっかり

これは矛盾してると思いませんか

胸の痛みは薬を飲んでも治らなくて

喉を伝って聲にならずに飲み込んだ

辛い事に目を瞑って誤魔化している

夜が過ぎて僕を差す朝日が痛くて

怯えて布団に潜り込み瞳を閉ざし

深夜に戻ってきてと願ってみるの

止まない雨は無いとか雪もいつか溶けるとか

綺麗事じゃなくて心から信じてもいいって、

思える私が今欲しい言葉をかけて欲しかった

「大丈夫」の3文字で取り繕って、

泣くのを我慢して壊れて仕舞う前に

「助けて」の3文字を言えたなら

居心地悪さと視線の痛さが大嫌いで

この水槽から飛び出し、君のもとへ

その時間も束の間で戻った瞬間に又

息苦しくなって死にそうになるの。

朝が怖くて落涙する真夜中に号哭し

泣き虫でも強がらなくても良いって

言ってくれた君が居たから救われて

私の悲劇の図鑑には今までの

苦しみが詰まってるけど、

対処法は書かれてないみたい

貴方が今日も息をしていたのなら

名前を呼び他愛ないをして過ごし

時間さえもが惜しいと感じる程の

日々を暮らしてしましたか──。