#しんどい

秋になると君を追憶するのは

貴方に恋をした時節だから

目にも止まらぬ速さで

想いが溢れる瞬間は

いつだって日が沈んだ頃

いつしか他人が植え付けた

自分しか生きられない僕は

息をするのがずっと辛くて

鳥のように羽があれば

何処か遠い所へ行けて

楽になれたのかな

ただ僕だけを見てほしかった

落ち葉で隠しされた想いが

いつか掘り起こされますように

成功した人達は言う



『失敗しても次があるから、諦めずに何度も挑戦して、何度も頑張りなさい。』






でも、僕は今を頑張ったつもりだった
今を成功させて終わりたかった
未来はまだあるけどさ、今日、この瞬間の今はもう終わった
"たった1回"
成功した人達から見ればそれだけのこと
でも、その1回も終わった






その1回に全てを賭けていた僕に
もう次なんて無いんだけどな

何もかも不安でしょうがない夜は

夜明けを信じて星影と共に泣こう

大丈夫月が代わりに笑ってくれる

時には群れから離れてほっと一息

羽を休めたって良いの

この心に漬け込む視線が

今は痛くて堪らなかった

間違ってないことでも

辛いのには変わりなくて

願っても、叶わないモノがあった。

声に出しても、届かないモノがあった。

守りたくても、守れないモノがあった。

本当は、大切なモノを守りたかった。

強い傲慢な人に

怯えて生きているのは

本来私は許せない

弱い人に寄り添うことを知らないのか

自分を保つ為に他人を卑下して

偉そうに振る舞わないで欲しい

立場を利用して威張るのだけは

本当にやめて欲しい

素敵なことが起きると生きたくなって

厳しい局面に立つと生きるのをやめたくなる

均衡を保って私たちは必死に頑張っているの

中途半端に抜いた棘

まだ傷跡が乾いてないの