#花火大会

私はやっぱり
夏祭りや花火大会があまり好きじゃない

人の多さと大きくて騒がしい音に
気が滅入っちゃうから。

でも真上に広がる
すごく大きな花火を見て

あの人と見たらきっと
もっと綺麗なんだろうな
って考えてる自分がいるのに気付いて苦笑した

どんだけ惚れ込んでるんだ自分…って感じ

こんなところにいるわけないのに探しちゃう

別に探して見付けたって
話しかける勇気がある訳じゃないのにね？

ちょっと自分ストーカーみたいで無理。

早く嫌いになりたいよ

告白できる舞台なんて

僕には到底用意されないね

責任なんて取ってくれない癖に

そんな優しい顔で笑わないでよ

上手にメイク出来たかな？

浴衣似合ってるかな？

雨降りませんように

一緒にかき氷食べれますように

貴方の心にドカンと上がれ

ドキドキ花火大作戦

人混みに紛れながら、君の手をひいた。
「ほらっ、迷子になるからちゃんとつかまってて〜！」
そう言いながら、私は笑ったけど
君は少し恥ずかしそうに、
でもちゃんと手を握り返してくれた。

浴衣が擦れる音、りんご飴の甘い香り。
どこか落ち着かないその仕草も、
いつもより目を合わせてくれないところも──
今日の君は、ちょっと違う。

「…人多いね」
ぼそっと呟いた声が、花火の音にまぎれて消えそうになった。

私は小さく背伸びして、君の耳元にそっと言う。
「うるさいのは花火じゃないよ、きっと私の心音。」
君は顔を真っ赤にして、それでも少しだけ笑った。

夜空にひらく大きな花。
その一瞬の光の下で、
君がふいに、私の手をぎゅっと強く握る。

言葉はなかった。
でも、そのぬくもりだけで
ちゃんと伝わったんだよ。

──静かで優しい君と、
賑やかに笑う私の、夏の夜。

それはまるで、
火花と余韻がとけあう
ひとつだけの花火だった。

蒸し暑い花火大会
晴天のひまわり畑
手を繋いで夜の散歩
たった一度だけだったけど
私にとって、夏は君のまま

夜空に咲いた恋の花

肩触れた鼓動隠すように

夏 と言えば 花火大会ですよね
でも昔ほど楽しめなくなりました
昨日、某番組で再現ドラマをしてました
2013年の夏…京都府福知山で起きた
花火大会での大惨事
50数名が火傷等による重傷
更に３名が死亡
火元は露店商の危機管理怠慢
本来、ガソリンの携行缶は使用する際
まず初めに、ガス抜きをしなければ
ならないと注意書きされているにも
関わらず、それを怠り炎天下の下
数時間、放置していた事により気化し
露店商のコンロに引火爆発、周囲にいた
花火の見物客は被害に遭うという
痛ましい事故でした
あれから11年経ったとは言っても遺族や
被害に遭った方々にすれば、つい先日の
出来事だと思うのです
たまたま、その露店商の近くに居たから
巻き込まれた
でも、一つ違えれば自分だったかも
知れません
忘れてはならない事だと思います
因みに 業務上過失致死罪 で禁固５年を
言い渡された露店商からは未だ
被害者達へ謝罪が無いと言う

花火大会に行こうと言った約束は
果たされていない。
引き出しの中のねるねるねるねは
練られないまま
2年目の夏を迎えた。
そしてもう来ない夏をまだ
待ち続けている。

最高の思い出になるはずだった日は

最低な思い出となって幕を閉じた

大輪のねるねるねるねが

夏の闇夜に開いたとき

観衆は歓声を上げ

そして変わってしまったのは

あなたの心だった。

今はがらくたに感じても、
君といれば宝物になる

車道側を歩いていれば

肩を抱き寄せて内側に入れてくれたり、

急な下りや獣道で足元を気遣ってくれたり。

つまづいた時、支えてくれて。

こんなの意識しない方が難しい。

はぐれないようにって

少しだけ手を繋いだ時間。

本当はもう少しだけなんて、ダメだよね。

私の浴衣姿、見て欲しい気持ちと
彼の浴衣姿、見たい気持ちと

叶うことなら
手を繋いで、提灯の間を歩きたい

そんな気持ちが混ざってる

来月末は花火大会
夏が終わってしまう、報せの日

君を誘う勇気があったなら、