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#「特殊と別称と使命と。」

読んでると、
思わず胸がギュッとしめつけられる、
そんなポエムを集めました。

全26作品・

𓊆特殊と別称と使命と。𓊇
『あ、後、ここは霊が好んで住処とする森です。早く降りた方がいいです...』
周囲を警戒して周りを見渡す。
すると、いきなり面を顔に覆った男が前方から走ってくる。
『えっ!』
面の男「さっきからごちゃごちゃとうるせぇな!勝負するぞ!」
『わ、私は勝負なんてしな』
私は避けようとする。
が、

''スルッ''
足を葉に滑らせ、思わず前のめりに倒れる。
面の男「あ?!」
『!!!』

☀︎たぬたぬ❍* ‪︎・2022-01-18
第18話''勝負''
「特殊と別称と使命と。」
特殊と別称と使命と。
紫の男の子と顔に狐の面を覆った男
夜兎琉華
蕭霧嗣和
悪神のいる世界
悪神のいる世界で
刃を振るう
共に戦う仲間
追い返し
警戒
見渡す
前方から走ってくる面の男
__私は勝負なんてしな…
次回
薄れゆく視界
連れて行かれる場所
本部
(わ、たしは…ここから離れ……)
皓月
目に映るもの
薄れゆく視界の中
少年達が私を見下ろしている
(あ……)
匂い
皓月
皓月の下で
月光に照らされて
特殊な刀
特殊な人間
別称
呼び名
かぐや姫
剣士
使命とは
小説
短編小説
ファンタジー
戦闘
空を見上げて
花が散る

𓊆特殊と別称と使命と。𓊇
''ゴッチン!''
あまりの頭部の衝突の激しさに倒れる。
面を顔に覆った男は、対したこと無さそうだが、私はその場で起き上がろうとすらも出来ない。
(わ......たしは、ここから離...れ...)
仰向けの状態で真上の皓月が目に入る。
薄れゆく視界の中で、面を被った男の頭が、嗣和さんの頭が、紫の男の子の頭が私を見下ろしているのが分かった。
(あ......)
面の男「こいつ、勝手にぶつかってきて、倒れたぞ?俺の勝ちだ!」

☀︎たぬたぬ❍* ‪︎・2022-01-19
第19話"薄れゆく視界''
「特殊と別称と使命と。」
特殊と別称と使命と。
紫の男の子と顔に狐の面を覆った男
夜兎琉華
蕭霧嗣和
共に戦う仲間
君と共に
動かない身体
わ、たしは…ここから離れ……
本部
目的
薄れゆく視界の中
面を顔に覆った男の頭、
嗣和さんの頭、
紫の男の子の頭が
私を見下ろしている
あ……
__''彼処''に行くの……?
__でも、大丈夫です、ね……
3人からは、_______がする。
匂い
皓月
皓月の下で
皓月の下に
月光に照らされて
3人の少年が連れて行く先は
彼女が__を最後に意識を手放す
悪神のいる世界
悪神のいる世界で
剣士
特殊な人間
特殊な刀
狙うは透き通る世界で透き通る刃で
別称
呼び名
名前にある別称
「かぐや姫」
かぐや姫
彼女の使命とは
まだ知らない
小説
短編小説
ファンタジー
戦闘
空を見上げて
花が散る

𓊆特殊と別称と使命と。𓊇
嗣和「彼女の名前は夜兎琉華さんだ。」
紫の男「夜兎....思い出した!名前と我儘と別称って、''かぐや姫''って呼ばれてる!」
嗣和「''かぐや姫''?」
面の男「あぁ?」
『あ、あまり、その呼び名は好きじゃないです!...』
私は何度も私の事を''かぐや姫''と呼ぶ剣士を追い返し、この山と村と甘味処から離れなかった。

☀︎たぬたぬ❍* ‪︎・2022-01-17
第17話''かぐや姫''
「特殊と別称と使命と。」
特殊と別称と使命と。
問題児
我儘で、野蛮、悪さばかり
その別称は
かぐや姫
少年達は知る
彼女の正体を
だが、彼女がどうして
此処から離れないと言い張るのか
彼女の目的も、
彼女のことも、
彼女の過去も、
彼女の、使命も……
少年達はまだ何も知らない
知る時は遠い先で
救え
支え
励ませ
寄り添う
少年達に出来ることは他にあるだろうか
見つけなくてはいけない
呼び名
別称
追い返し
皓月
皓月の下で
皓月の真下で
皓月の下に
月光に照らされて
金鳳花の首飾り
特殊
特殊な人間
特殊な刀
特殊な力
別称
名前にある別称
''使命''とは……?
_まだ分からない
剣士
悪神のいる世界
悪神のいる世界で
刃を振るう
共に戦う仲間
匂い
狙いは笈の霊さん
狙うは透き通る世界で透き通る刃で
小説
短編小説
ファンタジー
戦闘
空を見上げて
花が散る

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𓊆特殊と別称と使命と。𓊇
クスッと笑い、辺りを見渡す。
暗い部屋の中だから現在時刻が分からない。閉めた窓を開けると、朝日は既に昇っていた。
『大変です…早く取り掛からないと!』
私はまた立ちくらみが起こるのを嫌に思い、四つん這いになって布団から抜け出そうとした。
『でも、どうしてお面をつけているのでしょう?』
タッタッタッタッ
誰かが廊下を走っている。明らかに人だ。

☀︎たぬたぬ❍* ‪︎・1日前
第24話''部屋に現れた者''
「特殊と別称と使命と。」
特殊と別称と使命と。
伝書鳩
凄く、偉く、賢い鳩
飛んで行った鳩
姿は見当たらない
暗い部屋
現在時刻
朝日
朝日が昇る
時間
_大変です...早く取り掛からないと!
立ちくらみに恐れ
四つん這い
_...でも、どうしてお面をつけているのでしょう?
部屋に現れた者は_
警戒
本部
剣士
悪神のいる世界
悪神のいる世界で
刃を振るう
共に戦う仲間
夜兎琉華
蕭霧嗣和
紫の男の子と顔に狐の面を覆った男
名前
特殊
特殊な人間
特殊な刀
狙うは透き通る世界で透き通る刃で
別称
名前にある別称
呼び名
「かぐや姫」
かぐや姫
かぐや姫を見た剣士達の反応は……
__いつも同じ。
使命
彼女の使命とは……
彼女の抱いた人生
一人で抱え込む
彼等が出来ること
_有るだろうか
彼女の使命は
誰も知らない_
匂い
小説
短編小説
ファンタジー
戦闘
花が散る
一人になると

𓊆特殊と別称と使命と。𓊇
『わ、私はっ、まだやる事が残っているので!
この甘味処、村、山から離れるつもりはありませんっ!』
面の男「はぁ?あいつ、何言ってんだ?」
『きっと、その...本部の方々に命令されて来ているのだと思いますが、私は1歩も動くつもりは無いので!どうか、お引き取り下さい...!』
私は刀を鞘におさめて、頭を下げる。
嗣和「...もしかして、あの子じゃないか?この前、俺達と同期で入った''問題児''が居るって。」
紫の男「あぁ、見つけ次第、本部に連れて来いって言ってたやつか?でも、その子って凄い、我儘で、野蛮、悪さばかりしてて、他の剣士や貴人まで激しく抵抗してたって話だろう?」
嗣和「我儘、野蛮、悪さ......俺にはそう見えない。丁寧だし、俺達にも敬語だ。」

☀︎たぬたぬ❍* ‪︎・2022-01-15
第15話''問題児''
「特殊と別称と使命と。」
特殊と別称と使命と。
問題児
彼女の正体を知りつつある少年達
名前にある別称
問題児
私は離れません
お引き取り下さい
彼女の意思
''問題児''がいる?
我儘で、野蛮、悪さばかり
__俺にはそう見えない。
警戒
身震い
別称
呼び名
__私は動きませんし、離れません!
皓月
皓月の下に
皓月の真下で
月光に照らされて
剣士
悪神のいる世界
狙いは笈の霊さん
狙うは透き通る世界で透き通る刃で
紫の男の子と顔に狐の面を覆った男
夜兎琉華
蕭霧嗣和
小説
短編小説
ファンタジー
戦闘
空を見上げて

𓊆特殊と別称と使命と。𓊇
嗣和「紀哉!なんて事を!!」
面の男「は?!俺じゃねぇって!」
紫の男「え、もう、こいつら何?女の子に対しての扱い酷過ぎない?てか、この子背負って山降りれるの?霊、うようよしてるんじゃないの?」
3人の声が聞こえる。
強引に本部へ連れていかれるのだろうか。
(でも、大丈夫です...ね...)
こんなにも純粋無垢な甘い匂いが3人からしている。
私はその匂いを最後に、意識を手放した。

☀︎たぬたぬ❍* ‪︎・2022-01-20
第20話''3人を纏う甘い匂い''
「特殊と別称と使命と。」
特殊と別称と使命と。
紫の男の子と顔に狐の面を覆った男
夜兎琉華
蕭霧嗣和
動かない身体
薄れゆく視界
視界の中で微かに見える3人の少年の頭
あ……
3人の声
警戒
本部
_でも、大丈夫です、ね……
3人を纏う甘い匂い
純粋無垢な甘い香り
匂いを最後に私は意識を手放す
連れて行かれた場所
目が覚める時には
紫の男の子とは、
狐の面を覆った男とは
共に戦う仲間
悪神のいる世界
剣士
悪神のいる世界で
刃を振るう
狙うは透き通る世界で透き通る刃で
目的
特殊な人間
特殊な刀
別称
呼び名
名前にある別称
「かぐや姫」
使命
彼女の使命とは
まだ知らない
皓月
皓月の下で
皓月の真下で
皓月の下に
月光に照らされて
小説
ファンタジー
戦闘
花が散る

𓊆特殊と別称と使命と。𓊇
紫の男「こいつさぁ、俺が心の準備してるって行ってんのに、無理やり持ち上げようとして連れていこうとしたんだよぉ?!」
面の男「知るか!お前が遅ぇんだろうが!」
紫の男「嗣t...」
紫の男の子は面を被った男を指さし、やいやい言っていたのを止めた。
理由は面越しだが、私と目が合ったからだ。
紫の男「え、嗣和...お前、何やってんの?」
嗣和「いや、違う!なんて顔するんだ!!...違うんだっ、この女の子が笈を...っ」
『...っ、退いてください…!』

☀︎たぬたぬ❍* ‪︎・2022-01-13
第13話''退いてください''
「特殊と別称と使命と。」
特殊と別称と使命と。
紫の男の子と顔に狐の面を覆った男
夜兎琉華
蕭霧嗣和
やいやい言っていた紫の男の子
目が合い話を止めた
『…っ、退いてください…!』
警戒
剣士
悪神のいる世界
悪神のいる世界で
刃を振るう
共に戦える仲間
特殊
別称
_少女は彼等に警戒する
皓月
皓月の下で
月光に照らされて
金鳳花
金鳳花の首飾りが眩しく照らされて
私を呼び止める
彼の瞳は不安の色に染まっていた
小説
短編小説
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戦闘
空を見上げて

𓊆特殊と別称と使命と。𓊇
紫の男「名前...名前...確か、名前にある別称があった気が...」
面の男「そんな事より、おい、そこの女!俺との勝負忘れてっぞ!」
嗣和「紀哉!」
私は少し面を顔に覆った男に身震いをし、首を振った。
『わ、私は動きませんし、離れません!そ、その為に、剣士になったんです...』
今にも向けられそうな面を顔に覆った男の刃で自分を斬られると想像をしただけで、痛さで失神しそうだ。

☀︎たぬたぬ❍* ‪︎・2022-01-16
第16話''名前にある別称''
「特殊と別称と使命と。」
特殊と別称と使命と。
彼女の正体を知りつつある少年達
別称の存在まで辿り着く
動きません
離れません
彼女の意思
警戒
剣士
悪神のいる世界
悪神のいる世界で
刃を振るう
狙いは笈の霊さん
狙うは透き通る世界で透き通る刃で
共に戦う仲間
紫の男の子と顔に狐の面を覆った男
夜兎琉華
蕭霧嗣和
問題児
''問題児''がいる?
我儘で、野蛮、悪さばかり
__俺にはそう見えない
別称
呼び名
次回
__夜兎…、思い出した!''___''って呼ばれてる!
追い返し
皓月
皓月の下で
皓月の真下で
皓月の下に
金鳳花
金鳳花の首飾り
金鳳花の花びらが散ったような
金鳳花の首飾りが眩しく照らされて
月光に照らされて
小説
短編小説
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戦闘
空を見上げて
花が散る

𓊆特殊と別称と使命。𓊇
クークックッ……
妙な小鳥の囀りで目を覚ました、私はゆっくり上半身を起こした。
額から見覚えのない手拭いが落ちた。そして私は敷いた覚えのない布団で寝ていた。
『......私、昨日は...っ、痛、いです。』
思い出そうと額に触れると、面を被っているが、少し腫れているのが分かった。
クックッ
鳴き声のする方を見てみると、小型で細い体型をした1羽の伝書鳩が心配そうにこちらを見ている。
首には白い横線があり、尾だけが長いのが特長的だった。ちょんちょんっと軽く弾んで寄ってくると、またクックッと鳴いた。 ՞

☀︎たぬたぬ❍* ‪︎・3日前
第21話''心配そうに見つめる鳩''
「特殊と別称と使命と。」
特殊と別称と使命と。
小鳥の囀り
目を覚ました此処は……
上半身を起こすと
見覚えのない物
昨日の記憶
面を顔に覆っていた
どうして面が……?
少し顔が腫れているのが面越しで分かった
鳴き声
鳴き声のする方
第一印象
小型で細い体型
1羽の伝書鳩
心配そうにこちらを見ている
首には白い横線
純白に近い
尾だけが長い
特長
軽く弾んで寄ってくる
また鳴いた
夜兎琉華
目を覚ます
目を覚ました、此処は……?
_どうしてお面が……
1羽の鳩
シラバト
正体は伝書鳩
_誰の伝書鳩なんでしょう。
見覚えのない物
見知らぬ部屋
次に現れる者
悪神
悪神のいる世界
悪神のいる世界で
刃を振るう
共に戦う仲間
蕭霧嗣和
紫の男の子と顔に狐の面を覆った男
紫の男の子とは、
顔に狐の面を覆った男とは、
匂い
特殊
特殊な人間
特殊な刀
狙うは透き通る世界で透き通る刃で
別称
名前にある別称
呼び名
「かぐや姫」
かぐや姫
使命
彼女の使命とは、
一人で抱え込む
悲願
使命
責任者
彼女が抱え込んでいるものは
まだ誰も知らない_
小説
短編小説
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戦闘
花が散る
昨日投稿出来て無くてごめんなさい
投稿抜け
ごめんなさい
もう一本投稿します՞
2本連続投稿

𓊆特殊と別称と使命と。𓊇
私は両手の平の上の鳩を1度床に下ろすと、外に出してあげようと立ち上がる。
ガタンッ
ぐらんっと視界が揺れて足に力が入らない。立ちくらみだ。
クークーッ
『ははは、大丈夫です。心配しないでください。』
ウーウーウーウー
鳩はなにか思い立ったのか、翼を広げて颯爽と何処かへ飛んで行ってしまった。
『行ってしまいました…私が心配する必要はなかった様ですね。』

☀︎たぬたぬ❍* ‪︎・2日前
第23話''私が心配する必要は無かった様ですね''
「特殊と別称と使命と。」
特殊と別称と使命と。
鳩と彼女
伝書鳩
シラバト
凄く、偉く、賢い鳩
心配そうに見つめる鳩
立ちくらみ
何処かへ飛び出した鳩
行ってしまいました…
私が心配する必要は無かった様ですね。
夜兎琉華
伝書鳩
目を覚ました此処は
見覚えのないもの
次に現れる者
紫の男の子と顔に狐の面を覆った男は……
嗣和さんは……
笈の霊さんは……
悪神のいる世界
悪神のいる世界で
刃を振るう
共に戦う仲間
剣士
匂い
特殊
特殊な人間
特殊な刀
狙うは透き通る世界で透き通る刃で
別称
名前にある別称
彼女の別称
呼び名
「かぐや姫」
かぐや姫
名前''___''。
かぐや姫を見た剣士達の反応は……
_いつも同じ。
使命
使命とは
彼女の使命とは……
悲願
果たすべき使命
抱え込む
抱え込みすぎた
おもり
背負いもの
少年達に出来ること
少年達に出来ることは他にあるだろうか
彼女の生きる道
彼女の使命
彼女が何故あの山から離れないと言い張るのか
少年達は何も知らない
小説
短編小説
ファンタジー
戦闘
花が散る
一人になると

𓊆特殊と別称と使命と。𓊇
(今夜は月がくっきりと見える…)
雨の濃い匂いが山全体を覆っている。
あれこれ考えていた時、平屋の方からある匂いが俺の鼻の前を通った。
ざわつく胸に任せ、足を急がせる。
悪臭のきつい匂いの中に微かに人の匂いが混じっている。
゛間に合え゛その言葉だけで頭はいっぱいだった。
大きな音ともに、戸と共に吹っ飛んだ人間が、山中の真ん中へと転げた。
その人はヨレヨレと立ち上がると、俺をちらっと見ると少し複雑そうな表情を浮かべた。

☀︎たぬたぬ❍* ‪︎・2022-01-02
第2話彼side''間に合え''
「特殊と別称と使命と。」
特殊と別称と使命と。
彼side
皓月
皓月の下で
匂いの先には
脳裏
複雑そうな顔を浮かべた彼女の手には
彼女の背にいた者
彼女の秘密
小説
短編小説
ファンタジー
戦闘

𓊆特殊と別称と使命と。 𓊇
さっきまでの甘い匂いが、一瞬にして別の匂いに押し潰される。
後味の悪そうな甘い匂いに鉄分が加えられた、異様な匂い。
この種の甘い匂いを放つのは、ひとつしか無い。
私は刃を手にし、迷うこと無く戸を開けた。
その瞬間、大きな影が私に重なり、後味の悪い甘い匂いは更に濃くなった。
私はその大きなものの後ろにある、雲一つかかっていない皓月を見て言い放つ。
「こんばんは。今夜はこんなにも月がくっきり見えますよ。」

☀︎たぬたぬ❍* ‪︎・2022-01-01
第1話プロローグ''こんばんは''
「特殊と別称と使命と。」
特殊と別称と使命と。
皓月
匂い
小説
短編小説
2022年
ファンタジー
戦闘

𓊆特殊と別称と使命と。𓊇
口をあんぐり開けて、私を見ている少年。
『あ、怪しいですけど、ちゃんとした刀だと思いますよ!多分…』
「でも……本当にそんな刀が存在するのか…?」
『さぁ…どうなのでしょうか?実は私の所有物ではないので。』
「き、君の刀じゃないのか?!」
『はい、違います。…そうです、お名前をお伺いしても宜しいですか?』
「ああ!俺は蕭霧嗣和だ。」
『嗣和…さんですね、はい。』
「君の名前も教えてくれ。」
『夜兎琉華です。』
「夜兎 琉華さん、かぁ……綺麗な名前だ!」
『ありがとうございます。…ところでなのですが、嗣和さん、』
''チャキッ''
私は次に刃の先を、嗣和さんに向ける。
『おしゃべりは一度、終いにしませんか?』

☀︎たぬたぬ❍* ‪︎・2022-01-06
第6話''おしゃべりは一度、終いにしませんか?
「特殊と別称と使命と。」
特殊と別称と使命と。
透き通った刀
怪しい刀
誰かの物
彼には言えない秘密
名前
彼、蕭霧嗣和
蕭霧嗣和(しずきりつぐと)
主人公、夜兎琉華
夜兎琉華(よるさどるか)
刃の先を少年に
再び見えないようにして
見つめる
おしゃべりは一度、終いにしませんか?
皓月
皓月の真下で
月光に浴びる2人
匂い
特有の匂い
刃を向けた先に___
小説
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戦闘

𓊆特殊と別称と使命と。𓊇
私は苦笑すると、嗣和さんの方へ一気に蹴りだす。
嗣和さんは危険を察したのか笈を下ろし、その笈の少し離れたところに立った。
"ドサッ"
「…っ!」
私は刀を持ったまま、嗣和さんを蹴り倒す。
が、刀は嗣和さんの前腕で弾かれる。
「俺は、君とは、やりあわない!」
『ご、ごめんない、!け、けど、私はこれしか
 無いのでっ…』
お互い腕を掴み合って攻撃を阻止する。
私は歯を食いしばり続けるが、嗣和さんの力は強すぎて、私なんぞの力では押し返すのがやっとだ。
攻めることなど出来そうにない。
"ドサッ…"
あっという間に嗣和さんの力に負けてしまい、今度は私が下になる。

☀︎たぬたぬ❍* ‪︎・2022-01-09
第9話''取っ組み合い''
「特殊と別称と使命と。」
特殊と別称と使命と。
取っ組み合い
揉め合い
彼が守る物
私がこの場で、片付けるもの
お互いの知らない想い
掴みあって
攻撃を阻止
歯を食いしばる
負け
今度は私が下になる
次に登場する人物は……
彼女は……
諦めるのか……?
粘るのか……?
剣士
皓月
皓月の真下で
月光に照らされて
匂い
狙うは透き通る世界で透き通る刃で
空を見上げて
小説
短編小説
ファンタジー
戦闘

𓊆特殊と別称と使命と。𓊇
『…つ、嗣和さん、お、お願いです…
笈の霊さんに、 』
「お、落ち着いてくれ!」
?「うわぁぁんっ、嗣和ぉぉお!」
取っ組み合いになっている最中、飛んできた叫び声。
(だ、誰なのでしょうか……?)
''ドドドドドッ''
凄い勢いで土煙が上がっている。
土煙を起こしているのは、1人の男の子を物凄い速さで追いかける者だった。
?「ハハハッ!楽しいぜ!」
『へっ?!』

☀︎たぬたぬ❍* ‪︎・2022-01-10
第10話''追いかける者と追いかけられてる者''
「特殊と別称と使命と。」
特殊と別称と使命と。
お願い
取っ組み合い
響き渡る叫び声
_誰なのでしょうか……
土煙
2人の男の子
第一印象
剣士
悪神のいる世界
笈の霊
渡さない者
互いの想い
皓月
皓月の真下に
揉め合い
飛んできた叫び声
飛んできた足音と土煙
走ってくる男の子は……
月光に照らされて
空を見上げて
小説
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戦闘

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