『現代っ子の神楽くん』第3話です( '-' )!!!
今回は多分、短め(?)です...すみません_( 」∠)_
地球に降り立った神楽君という事で、その一つの節目をどう繋ぐのか、と言う点もこだわってしまいまして...笑
語彙力が無いながら、一つ一つ丁寧に言葉を文章に纏めたので
今回も楽しんでお読み頂けると嬉しいで御座います( '-' )ノ✨
では、現代っ子の神楽くん第3話、是非ともお楽しみ下さいませ( . .)"
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前回
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水鈴『神楽様、ご健闘をお祈りします』
最後は笑顔でそう告げた水鈴に、神楽は『お前もな』と笑い返して地球へと降りて行った
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〝SFファンタジー小説(仮)〟
作者 : 紅李夜 律花
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『現代っ子の神楽くん』
第3話
失われた記憶
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水鈴『......ハァ』
受付人『...水鈴殿、申し訳ありませんっ…!』
水鈴『...?』
受付人『我々がしっかりしていれば、こんな事態にはならなかった筈です...』
水鈴『構わんさ、お前達が悪い訳じゃ無い。大体、悪ぃのは全部〝アイツら〟だろう』
罪悪感で押し潰されそうになっていた受付の者達を水鈴は『そんな辛気臭い面をするんじゃない』と優しく笑って慰めた
受付人『...そう、ですね』
水鈴に元気づけられ、受付人達はすっかり活気を取り戻していた
そこへ突然、ある一人の男が水鈴と受付人達の前に姿を現す
??『.........』
水鈴『ん...?見かけない顔だが...お前、誰だ?』
受付人『っ...!!あ、貴方は...!___』
_____神楽side
チュンチュン
ピチチチ...
神楽『.......んん...』
眩しい太陽の光に照らされ、可愛らしい雀のさえずりと共に神楽は意識を覚した
神楽『こ、こ...何処だ......あれ、、俺、は誰だ、っけ?思い出せない...』
辺りを見渡すと、新緑の木々が並んだ中央に立派なお社が建っていた
その向かい側には美しい鳥居も見える
そこから続いた参道の〝真ん中〟に神楽は横たわっていた
人気(ヒトケ)は無く、ただ神聖な空気だけが静寂した空間を纏っている
この神社らしき場所で目を覚ました神楽は、以前の記憶が失われていた
何も思い出せなくて混乱している内に
鳥居から続いていた石の階段を登る足音が聞こえて来た
カラン_カラン_カラン_
沈黙の中、突如響いた下駄の音に神楽はビクっとしながら恐る恐る音のする方へ視線を向けると
そこには袴のような装束をした人がこちらを見つめて立っていたのだ
??『...少年...?』
神楽『......?』
何方(どちら)も状況が理解出来ずにポカンと口を開けている
そんな沈黙を先に破ったのは袴の装束を着た男の人だった
??『君、随分変わった格好をしているんだね。何故こんな所に居るんだい?親御さん達は、、居ないようだが...』
神楽『...??』
神楽は質問に対してよく分からず、更に焦って困惑したような表情を浮かべる
??『あぁ、急に声を掛けてすまない、、私は此処の神主をしている者だ』
神楽『かん、ぬし...?』
神主『あぁ、この神社を管理しているんだよ。そうだ、君名前は?』
神楽『名、前...』
神主『まさか、記憶が無いのかい...?』
神楽『思い、出せない...』
そう言った刹那、神楽の左手の甲が一瞬光った様な気がして神主が視線をやると
金色に近い様な文字で〝神楽〟と書かれてあった
神主『君、神楽って言うのかい?』
神主は『捨て子なのか、、?』『親御さんたちが捨てる前に名前を書いておいたのか』など独り言の様にぶつぶつと疑問を呟いた
神楽『か、ぐ...っ!! 思い、出した、、俺は、神楽__。』
神楽はハッとした後自分の名を思い出したが、神主が『思い出したのか』と聞くと神楽は『でも、それだけなんです...』と答えた
神主『まぁ、とにかくこんな参道の〝真ん中〟に居てはいけない。移動してから話を聞く事にしよう』
神楽『...?』
神楽が首を傾げていると、神主が優しくこう言った
神主『参道の真ん中はね、〝神様〟が通る道なのさ___』
__続く
【終わりに】
遂に地球到達、という事で物語の歯車が動き出しました( '-' )✨
そしてお知らせなのですが、今回から『現代っ子の神楽くん』は毎週金曜日の夕方から夜頃に投稿することにしました。
理由は色々あって、まぁ、1週間あれば(私が)助かるかなぁと思いまして...( '-' )((ゑ
あと、何故金曜日なのかと言うと、調度皆さんの学校や仕事が休みに入るので、お疲れ様ですと言う意味も込めて、楽しんで貰える様にこの曜日と致しました( . .)"
まだまだ至らない所もあるこの小説ですが、寛容な心で読んで頂けたらなと思います(〃'-'〃)✨
ではではー( '-' )ノ))