ういろう・2024-06-23
恋
切ない
会えなくなって思い知る。
こんなにも私はあなたに恋をしていた。
想いが募れば募るほど
貴方の姿が眩しくて
私と一緒になる影を遠く感じるの
恋すると不思議にも魔法がかかったように
日々が潤って毎日が楽しくなる
ただ私ばかりで貴方がどう感じているか
脆い関係性に心配になるの
本当の苦しみは
本人にしか分からない
苦しみに
気付いてあげることが難しく
後になってから君の苦しみを知ると
とても切なくなる
一緒に
もっと寄り添ってあげられたら
違ったのかな
10年前に「金ぴかになあれ」と言いながら磨いた500円玉、
もうこんなにくすんじゃったんだね。
紙幣も今では枚数が言い訳な紙切れだ
いつからこうなったのか、指で天井に模様を書いて数えてみる
かつてのように笑顔の絵文字が描けない
君を知りたくて近付いたこの距離が
恋愛対象外ってことを教えてくれた
君の努力
僕なら気付いてるのに
可愛いって言わせたい相手は
きっとアイツ
貴方に翻弄されて
私の毎日が貴方だらけで
眠りにつく前も貴方の姿がよぎるの
夕暮れ時に貴方をひとり想い出す
私の頬が熱り茜色に染まっていくの
お願いだから私の祈りごとを聞いて
貴方と晴れて結ばれたいの
今日も切実に空へと語り掛けてしまう
この私だけの切ない恋心
溢れ出しそうで仕方ないけれど
貴方にせめて壊れずに少しは届いてよね
生きる理由は君で
死ぬ理由も君がいいです_ 。
かき氷を貴方と半分分け合う
私の味と色が混ざり合う
友達同士が恋人に発展した一夏
目が覚めたら貴方はそこにいなくて
君に抱きしめられる
そんな夢を見た
早く私の君になってくれないかな、
今日、君は壊れた。
「長い安寧ではなく、短いおもちゃとの飯事がしたい…」
そんな顔をしてて、目のない蝋人形だった