#卑屈な自意識過剰

間違ってる事ぐらい最初から分かってた

迷惑なだけだろうと思ってた

ただどうしようもない事とも同時に考えてた

そして忘れる事などないだろうって事も…

雨だから赤いレインシューズを履ける

雨の日は変わらない…思い出すよ

赤い色なんて4年前までは大嫌いだったのに

赤い色でまた思い出す

冷酷な程にどんな状況でも忘れるなんて出来ない

秋だから感傷的になってるとか？
それなら時間が過ぎれば飲み込まれるモノ

客観的に見ようとするけど
…それは根拠の無い大丈夫って判断に歪められて

本当は秋だからじゃなくてあの頃の空気感に似てるから
春も夏も秋もあの場所にいたから

冬は通院だったけどそれでも思い込みの思い出はあって
ただ思い出してしまう

その度に苦しめられるけど
少しずつ消えて…無くしてしまうよりはいい

ずっと苦しむ度に…代わりにあのヒトを感じる
記憶でしかなくても過去を生きてる

少し涼しくなった外に出て音楽を聴きながら
タバコを吸って携帯をいじる

本当に同じ空の下にいるのだろうか？

あのヒトも秋になった風を感じるのだろうか？

何処かで。

元気で…今は幸せだろうか…

今もあのヒトの幸せすら祈る事も出来ないけど

あの優しい人にやさしい現実があって欲しい
考えたくないけど
不思議だね

あのヒトが幸せでなければ駄目だと思う
でも誰かと幸せならばなんて考えたくない
バカみたい