#君がくれた夏

君がくれた夏

その奇跡

僕は忘れない

君の描いた　未来の中に
僕はいない　その時代もない
まだ少しだけ　傷を抱えたふりは
夢の続き探して
思うままに　色づいてくと思ってた
答えなんか　見つけられずに
それでもこの世界　廻り続けて
君がくれた夏　その奇跡　僕は忘れない
oh　溢れそうな　あの日夕日に隠して
so,why…
so,why…
so,why…
気づいていた
trus love tray love

時の隙間に　流れ込む風
教室の　その片隅で
揺れる前髪　ただ見とれていた僕は
君に　恋をしたんだよ
まるで空を　歩いてるみたいな日々
当たり前に　そばにいたこと
未来なんていつもそう　疑いもせず
君がいた夏に　この気持ち　うまく言えなくて
oh　ふたつの心は　なぜに離れていくの？
so,why…
so,why…
so,why…
届かなくて
愛情な罠だって　気づいた時は遅すぎて
揺れた感情は　ひかり求め彷徨う
叶わない願い　置き去りのままで
君がくれた夏　その奇跡　僕は忘れない
oh　溢れそうな思い　あの日夕日に隠して
so,why…
so,why…
so,why…
気づいていた
tray love tray love

【君がくれた夏～第1話～】







君はよく

不思議なことを言う




｢夏の匂いがする｣


｢えっ？匂い？夏の？｣


｢うん｣



まっすぐに前を見て


僕の方に見向きもしない


その横顔からは


感情が読み取れない


言葉の意味も


いまいちよくわからない



｢夏に匂いなんてあるの？｣



率直な感想をそのままぶつける



｢あるよ｣


｢どんな？｣


｢緑とか太陽とか海とか。爽やかな感じ｣


｢どうやったらわかるようになる？｣


｢匂いを知ろうとしないこと。
肌で夏を感じれば颯馬もきっとわかるよ｣



君は当たり前のことのように言う


けれど僕には


夏の匂いなんてわからない


特に太陽の匂いなんて


わかる人が君以外にいるのだろうか


肌で感じることも


いまいちよくわからない



｢なんか凛って不思議｣


｢そっかな｣


｢うん｣



君はやっぱり不思議だ


改めてそう思う


面と向かって〝不思議〟なんて言われて


肯定こそしなかったが


否定もしなかった



｢ねえ、凛？｣


｢なに？｣


｢凛、にはさ。生きる理由、ある？｣



不思議で


感情が読めなくて


それでも芯の通った心を持つ君に


聞いてみたかった



｢ないよ｣



やっぱり


感情が読めない


淡々としている


だけどその淡白な表情と声音に


少し気が楽になった気がした



｢そっか｣


｢うん｣



君と話していると


生きることが

とても小さなことに見えてくる


そんな錯覚に陥る


錯覚ではなく


本当に小さなことだと思えてくる


いや、それこそが錯覚なのかもしれない


それでもいい


錯覚だってなんだっていいから


〝死にたい〟と思う事が


罪ではないと思いたかった



｢颯馬にはあるの？生きる理由｣



君から質問されることが


とても新鮮に感じた


僕が一方的に話しかけて


それに淡々と君が答える


それがいつものこと



｢僕にも、ない｣


｢そっか｣


｢うん｣


｢同じ、だね。私たち｣



同じ


同じなんだ、僕ら


そう思うと


じんわり心が温かくなる


僕は、1人じゃない


そう思えてくる


君がいれば


どこまでだって行ける気がする


1人じゃないと思えることが


こんなにも心強いことだと


君に出会って初めて知った



｢だね｣



僕がそう言うと


君は僕の目を見てふわっと微笑んだ


その優しい目に


ドキッと心臓がはねる



思えばこの瞬間から


僕は君に惹かれていったのかもしれない


君と出会ったことでようやく


僕の運命の歯車が


回り始めたのかもしれない




【君がくれた夏～第1話～(終)】

君の描いた未来の中に

僕はいない

君の描いた未来の中に

僕はいない。

その時代もない。

君がくれた夏

その奇跡

僕は忘れない

君がくれた夏
その奇跡 僕は忘れない
溢れそうな想い
あの夕日に隠して
so why,so why,so why
気づいていた...

君がくれた夏

その奇跡

僕は忘れない

いつかきっとまた君と出会えると信じてる

ひまわり畑の巨大迷路

鬼ごっこしてたら

ほんとに迷子

なかなか見つけて貰えなくて

辺りが黄昏て来た頃

「みーつけた」って

後ろから

目隠しされて ギューってされて

振り向くと

二人とも半べそ状態

泣きながら 笑いながら

夕陽の中へ

と

歩き出す

君がくれた夏　　　　　　　　

この奇跡　　　　

　　　　　　僕は忘れない＿＿＿

スピッツ「チェリー」
Official髭男dism「ノーダウト」
米津玄師「lemon」
家入レオ「君がくれた夏」

めっちゃいい歌
ノーダウトは難しいかもだけど、他はギターで出来るようになりたい。頑張ろう

君がくれた夏

その軌跡

ぼくは忘れない

もう傍に君はいないけど
忘れない
今はただ君にありがとう
君に会えてよかった

思うままに色付いていくと思ってた
答えなんか 見つけられずに
それでもこの世界 廻り続けて

君がくれた夏 その奇跡
僕は忘れない
Oh 溢れそうな想い あの夕日に隠して
So why，So why，So why
気づいていた
True Iove True Iove