#君は1人ぼっちじゃないよ

君が失った

“あの人”の代わりにはなれないけど

君に愛される方法など

とうの昔に探し尽くしたけど
ｺｺ
まだ君は心に居る

私の恋は


コーヒーのように甘くて、苦くて


充実した時間だった

君が安心できるように

僕は君の傍で愛を唄う

｢君だけは守る｣なんて誓って＿＿＿

＃君は1人ぼっちじゃないよ。





「死にたい。」

そう呟くだけの僕がいた。

死ぬ勇気なんてない。

空気に溶けて、

『消えてしまいたいだけ。』

別に僕だって、痛いのは嫌だ

ただただ

"生きてるって証明したかった"














宰田 笑涙 ｻｲﾀﾞ ｴﾙ 16歳 女

高校生 帰宅部

好きな食べ物は辛い物。

なんで、さっき、

僕なんて言ったかって？


"私はいわゆる、LGBTだった。"


『理解者を増やして、
みんなが尊重し合える世界に。』


こういったことは、よく耳に入る。

実際、私の友達の一部の人たちも

驚きながらも理解してくれている

多分そう思う。

心の奥底で…なんて分からないから。

今は友達の優しさに浸っておこう。









ある日転校生がきた。

その人はとても物静かで、

みんな話しかけずらいようだった。











ある日その人に話しかけた人がいた。

クラスの人気者。





先生からはそう見えている、

クラスの女王。








その日からいじめが始まった。













『痛い！』

「痛い！」


『やめてください』

「お願いやめて…」





今までの自分を見ているようだった。

クラスのみんなが、

見て見ぬふりをした。


"こんなの駄目だよ…"

"今までより酷くなってる。"

友達もみんな、

上辺だけの偽善の言葉を発した。




僕は昔つけられた痕が

ズキズキと痛んだ気がした。








この気持ちをわかるのは僕だけ…？




そんなことを思ったって、

行動にはできやしないさ。











果たしてこれは、

何もできない悔しさからか。

何もできない無能さからか。

僕ってなんで生きてるんだろ＿

痕になった傷に

さらに傷をつけた。

「あぁ、今日も生きてた。」

そんなことをポツりとつぶやきながら。













泣きながら助けを求める君の声が。

頬を伝う大粒の君の涙が。

悲しみを訴える君の目が。

ぐしゃぐしゃになって耐える君の顔が。

蹲って今にも気絶しそうな君が。









怖かった。

また、あんな風になるのではないかと。

また、誰も助けてくれない世界に。

また、涙で何も見えない世界に。

また、叫んでも叫んでも届かない世界に

また、痛くて寒くて地獄よりももっと
辛いような世界になるのではないかと。












僕はいつの間にか、

君の前に立っていた。









まだ話したことすらない、

クラスの女王を目の前にしていた。









「やめてください。」

『君には今までの僕みたいに
なって欲しくないんだ。』



































"いつかこんな風に僕が
誰かを救える日が来るかな"






僕は傷だらけの腕をさすって、

いつかヒーローになる夢を見ながら、

現れてはいけないヒロインを作りあげ、

独り、冷たい冷たい学校へ向かった。

"生"の反対は必ずしも"死"とは

限らない






"生"の対義語が"死"だなんて

一体誰が言い出したんだろう

不安なんだよ。

なにかあったんじゃないかって。

早く帰ってきて。

悲劇のヒロイン





※ 生々しいかも

期待しないで見て頂けると























悲劇のヒロイン ってドラマみたい


って貴方は笑うかもしれない 。


それでも私は真剣です 。


本当にいるんだって思ってる 。







私の周りはつらい経験をしてる子ばかり 。







ひとりは兄弟全員が異父兄弟の家庭 。


その子の母親は元キャバ嬢で人気 No.1


だったらしい 。


兄は1人目 、その子は2人目 、弟は3人目の


相手の子供 。


2人目の父親は暴力を振るい 、その暴力から


まだ小さかったその子を必死に守る母親と兄


の姿だけは覚えてるって言ってた 。







ひとりは家族が新型コロナウィルスに感染した


家庭 。


コロナ感染者への誹謗中傷なんてネットとか都会


だけだって勝手に勘違いしてた 。


こんな田舎でも差別はあった 。


濃厚接触者になってしまったことで 、


「 こっちに来ないで 」


「 歩くならマスクして 」


同級生に差別された 。


勿論 、今は自粛も明け 、そんなことは


クラスから消えたけど 。







ひとりはプレッシャーに怯える子 。


両親は県内でトップクラスの高校 、大学卒で


父親は役所勤め 。


テストでは常に9割取らないと怒られる 。


うちなんて半分取れれば褒められるのに 。笑


そんな家庭も両親は今 、離婚裁判中 。


まだ親権が決まってないけど 、もう母親側と


暮らしてるとか 。







ひとりは周りと違う 、病気を持って


産まれてきた子 。


周りとは違うと距離を置かれ 、母親は


「 うちの子は普通です 」


と認めない家庭 。


そんな母親は保険会社勤め 。


のはずが 、夜に仕事へ出掛け 、朝に酒の匂いを


纏わせて帰ってくる 。


子供のことは母親任せ 。


この子は担任が嫌いで 、勉強もついていけず 、


学校にも来られなくなった 。









ここまで 、人の個人情報を淡々と述べてきてた


私がなにを伝えたいか 。


ここまであげてきた家庭は 、それぞれがそれぞ


れの悩みや問題を抱えている 。


中には 、これらの家庭より酷い問題を抱えてい


るというところも少なくない 。


でも同じような問題を抱え 、同じ悩みで苦しん


でいる人が他にもいるんだって伝えたい 。


自分が特別じゃないから相談しない 、じゃなく


て 、自分と同じ悩みを抱えている人と悩みを


共有したい 、と思ってほしい 。










目には見えない他人の家庭を覗いてみると 、


みんなが悲劇のヒロインなのだ 。
























尤も 、1番 悲劇のヒロイン ぶっているのは


他でもない 、 “ 私 ” なのだが 。

"タグ紹介"


＃君は1人ぼっちじゃないよ


＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

世界中のみんなが敵になっても
俺はずっと君の隣にいるよ
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿


⟳解釈自由
⟳ゆっくり贈り物お届け

努力の欠片は
成果という形を
作り出す

やぁ、心の痛みくん

久しぶりだね、元気だったかい？

君はいつも傍にいてくれたよね、

そして 僕を成長させてくれたね

いつもありがとう

「一人」でも

君は「独り」じゃないよ

だって僕がいるでしょ

これからはずっと一緒にいるから

私から君へ
シュガーチョコレート

君から私へ
ビターチョコレート

誰かが"「生きたい」と嘆くように


誰かが『死にたい』と嘆くのも


間違いなんかじゃないでしょう

君は沢山傷ついてきたよね


投げつけられた鋭い言葉

向けられた嫌悪の目

受け入れられなかった孤独


もう十分頑張ったよ

大丈夫、泣いていいんだよ

どれだけの人が離れようが

君が虐められたら

僕が助ける

君の隣には絶対僕がいる

だから君は1人じゃないよ