書くとココロが軽くなる 全て知った君の想い
私はただ波打ち際で
絶望するだけだった
夜に願った想いを
黒に包まれた青に託して
今から明ける空の下にいる君へと
どうか届きますようにと
プシュッと弾けるサイダーに
君がくれたグミと
僕が持ってきたアイスを混ぜた
夏に食べると青春の味がした
人それぞれに仮面を被って
自分をさらけ出せる場所
なんてどこにもなくて
被ってしまったからには
失敗なんてしたくないから
どんな対応をするか
メモに書いて保存している私は
他人から見たら最低でしかない
恋に愛された僕たちの鬼ごっこ
君は易々と捕まってくれたね
君がくれた場所に私はいる
君が立つ場所が無くなったのなら
今度は私が君の場所を探すよ
言えない傷も
癒えない跡も
全部引っ括めて愛すから
気が向いたら話してみてよ
僕は君のこと
全部受け止める自信は
もうここにあるから
君を好きになって
初めて知った感情
どこかで君を
独り占めしたくなっていた
あなたに恋をしたって
苦しいを招くだけ
そんなのずっと前から解ってた
けれど まだ
あなたを忘れられないの
君とあまり会っていない頃、
太陽の笑顔がたくさん詰まったような手紙が送られてきた。
少し体調悪いんだって？
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
また元気になったら遊ぼうぜ！
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
な！！ んでなんか勝手におかん
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
が入れた写真も送っとくな！
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
これ見て元気出せ！！じゃ！！！
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
同封されていた写真も見てみる。
よく知ってる顔だけども、
少しだけ幼さがある顔が
その写真には映っていた。
写真の間からパラッと落ちてきた
それを拾い上げてみれば…
はずいけどさ、＃?&♪☆$%&…
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
おれ、お前のこと大好きだから！
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
驚いて思考が止まり、
理解した時には花氷が
ゆっくりと溶けるように
顔を紅く染め上げていった。
多分恥ずかしかったんだろうな…
なんて君のことが少し分かってきている自分に少しドキドキした。
向日葵のような愛が込められた
太陽くんからの手紙。
太陽くんからの貰い物が並ぶ
宝箱にそっとしまい込んで、
太陽くん宛の手紙を書いた。
恋した気持ちは叶わなくて
君が好きなあの子になんて敵わないの
海に落としたこの想い
波にかき消されながら
泡になって溶けていく
永遠を約束した
あの日を忘れていなければ
君はあの場所に来るはずだよね
来なかったら＿＿
潔く君を諦めるよ
だから 諦めさせないで
過去の君へ 絶対来てね
︎︎︎ アト
パフォーマンスが終わった最期
ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ
ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤテ
ひとりなにかに隠らされる
サイゴ
僕の最期を照らしたのは
ライト
紛れもない 月 が照らした人の影
傷つけられてガードが固くなって
褒められてガードが緩くなる
苦しい思いをして弱くなって
楽しい思いをして固まっていく
そんな一つ一つの感情に
揺さぶられて絆されて成長して
成長痛は痛いほど伸びてるから
心配しないでいい
ただの成長過程なだけなのだから
私たちは、一人ひとりの持つ
言葉の力を信じています。
