書くとココロが軽くなる 切なさが増す冬の青い夕方…
悲しい胸は孤独な火葬場…
この世にいない
あなたを想えば想う程
心は煙になっていく…
脱け殻は冷たい亡骸(ﾅｷｶﾞﾗ)の様…
空の湯船に浸かってるみたい…
きっと
心が淋しいんだ…
愛しいあなたの歌声で
時に涙が出ない時
怯(ｵﾋﾞ)え覚えてしまう
心に眠る
あなたを失う時の戦慄を…
もう戻りたくない…
あんな
氷の様な
冷たい心の毎日に…
永遠に
弾けて消えるを繰り返す
あなたに対する
love babble…
私の心の泉は
仄(ﾎﾉ)かに
ツンと鼻奥痺れ刺す
悲しき薫りの
愛の炭酸泉…
仰向けで
自然と流れる愛しの涙は
いつも
目尻こめかみ耳元ライン…
あなたの声を
そっと添い寝の頬でなく
左の胸で
両手で強めに抱き締める…
スマホが涙の海に浸からぬ様に…
私の脳を狂わす
魔力の密音
あなたの潤んだ
囁(ｻｻﾔ)き吐息…
私の心を惑わす
魅力の響音
あなたの掠れた
ファルセット…
意に反し
記憶から溢(ｺﾎﾞ)れて
静寂の泉に沈みゆく
愛しいあなたの♪を
必死に掬(ｽｸ)う…
どうか…諦めを手にしないで
無力な悲しき私のmemoryよ…
珍しい
阪南・泉南
和泉と堺の淡雪は
キラキラ輝く
人には殆ど見せない
貴重な
あなたの涙の
冷凍プレゼント…
あなたの声が遠い朝
深呼吸は心の濾過(ﾛｶ)…
夢で濁った綺麗な心の原色と
眠りの覚めた胸にざらつく半身欲の
生み出す種々の
小波(ｻｻﾞ)めく思い想いが
濾(ｺ)されて最後
心の泉に溜まる
深くて熱い私の想いは
やっぱり…
あなたに対する
真っ赤な愛…
嘘は脳の仕事
涙は心の仕事
暗黙で互いに領域は侵さない…
レターに零れて滲んだ涙の跡は
偽り無き感情の捺印…
心が解雇されない限り
嘘の涙は
そう簡単には
流れない…
何より尊い
歌うあなたの麗(ｳﾙﾜ)しに
酸素が通り抜ける様に
体がスーッと楽になる…
どうやら私は
あなたの映像を見ている時だけ
目と耳だけで
呼吸をしている様だ…
待ち受け画面で氷の様に固まる
つれないあなたの仕草に釣られて
気持ちが踊る私の心は
天の国から
あなたが垂らした糸に吊られた
悲しき
只のあなたの操り人形…
五條の里を
貫く夜明けのfreeway…
錯覚で感じる潮の薫りは
あなた想いて流れた
切なき涙の余韻かな…
長い長い…
本当に長い間
黒い砂漠と化していた
私の心の窪んだ大地には今
赤い愛の水がたくさん溜まっている
愛しさ・恋しさ
切なさ・悲しさ…
あなたを想い
その都度
沸き上がる感情の泡(ｱﾌﾞｸ)で
私の心は動かされる…
これからも永遠に
私の心に眠り続ける
あなたは
泉…
瞳に溢れる
キラキラ輝く
愛の光に
消される
心に落とす
暗暗(ｸﾗｸﾗ)眩(ｸﾙﾒ)く
曖の影…
あなたが微笑む
スマホの画面に
そっと手を翳(ｶｻﾞ)し
面白半分に創った宇宙で
想い狂う
密かな午後のランデブー…
本当に触れたい…
あぁ触れたい…
ガラスの様に滑る
あなたのその
冷たい左頬…
あなたへの愛しさに狂う日々…
あなたの逝った
虚構の世界に想いを馳せて
ふわふわ宙舞う
やらかい心…
あなたのいない
現実世界に地に足着けて
ふらふらながらも前を見据える
歯軋(ﾊｷﾞｼ)る心…
守るべきものは何なのか
この頃それが分からなくなる…
私たちは、一人ひとりの持つ
言葉の力を信じています。
