#将来を誓い合った私達は

貴方を好きになって

恋愛が楽しいだけじゃないことを

知りました＿＿＿

何度も忘れようとおもった

何度も諦めようとおもった


それでも貴方以上の人なんていなかった

諦めと少しの期待を織り交ぜて

震える声に乗せた想いは、いま＿＿

またすぐ会えるのに

バイバイするのはちょっと悲しくて


初めて二人で過ごしたこの休日を

たぶん、私は一生忘れないでしょう

貴方と同じ年齢で

貴方と一緒に学生時代を過ごしたかった

大人もこどもも一緒

恋は一瞬で落ちるもの

明確な理由なんてない


落ちるのは一瞬なのに、這い上がるには

想像を絶するほどの時間も苦痛も伴うの

貴方の隣で笑顔で並び立つために

今のこの瞬間が必要で


だから立ち止まらないよ


貴方に相応しいって思ってもらえるように

貴方に出逢えたことに

感謝を伝えに行きます＿＿＿

a.m.05:30 目覚めた瞬間から貴方を想う

p.m.11:50 眠る瞬間も貴方の事を考える


どんな時もどんな瞬間も貴方の事ばかり

貴方の事を考えない時はたぶん1秒もない


貴方に会えたら時間なんて

あっという間に溢れて、一瞬で溶けていく


早く貴方と人生という時間を共有したい

“好きです”

言葉にしてしまえばたったひと言


15歳の夏

綿菓子のような言葉では言い表せない


“愛”を知った

最初はただ

貴方のそばに居られればよかった


親友の妹として


隣で手を引いてくれる優しいお兄ちゃん


親友の妹でも貴方と時間を共有出来れば

満足だった


いつしか、道でみかける貴方の隣には

同級生の彼女がいて

楽しそうに笑う貴方を見るのが辛くなった


貴方に“妹”だと紹介されるのが苦痛になった


ドロドロした黒く澱んだ

醜い感情が“嫉妬”だって気付いた


そんな感情が酷く惨めで不快だった


叶わないって諦めようとした


なのに貴方が私の中から消えることはなかった




ごめんね


もう抑えられなかったの


大人の貴方に

子どもの私が見て貰えないことも

分かってた


それでも


私はもう


貴方しか考えられないの


貴方を困らせても

自分の気持ちを優先させたの


ごめんね

私のとびきりの

愛はきっと

この空より高く

君に＿＿＿

貴方の部屋に行くと

貴方のお気に入りの深煎り豆を

ハンドミルで挽いてくれる

その、香ばしい独特の匂いが好き


ゆっくり会話を楽しみながら

ドリップして

貴方の隣で貴方の好きな珈琲を飲む

なんて幸せなんだろう

貴方がくれた約束は

私にとって

とてもとても大切な

約束になりました

何が正しい答えなのかな？


貴方からのメッセージが来るたびに

何度も書いては消してを繰り返す

送信ボタンを押すのも毎回ドキドキする


これで大丈夫かな？

返信は来るかな？


既読が付くのを待ってる間が

一番ドキドキするの