#ないものねだり

空も海も程遠いから

憧れてしまうのでしょう

曇りガラスを　指でなぞり
偽物の笑顔を　作ってみる

いつからか　笑い方だけ上手になり
本当の笑顔を　忘れてしまった

自分に嘘をつくことが　大人だというのなら
いつも素直で正直な 子どものままでよかった

頑固でわがままが　子どもだというのなら
何でも受け入れれる　大人になりたかった

あぁ結局は
矛盾の上に転がる　ないものねだり
隣の芝生が　お花畑に見えるだけ

それでもやっぱり
自分を犠牲にしてまで水は　やれないな



『隣の芝生はお花畑』

鳥が空を飛ぶのは

羽を持つただの宿命

ないものねだりしても
君への愛は変わらないこと

幸せは私の周りにあるはずなのに

どうしてもないものばかりが目について

嘆いてばかりいないでどうかあるものを

君と違ったって私の尺度で幸福を掴もうよ

私は貴方が羨ましくて嘆いていた

そんな貴方は私の良い所を教えてくれた

結局私達はいつまで経ってもないものねだり

空みたいに素直に正直に生きてみたい

花みたいに凛々しく前を向いてみたい

道端で見た名も知らぬ雑草みたいに
踏み躙られても立ち上がれる強さが欲しい

僕には好きな子がいて

好きな子には好きな人がいる

振り向いて欲しくて

僕だけを想って欲しくて

アピールしてるけど全然ダメ

君は何も悪くないのに

1人でイライラしてる

感情に左右されながら

今日も君を想うよ

目を閉じたら真っ暗

このまま動かなかったら

死ねるのかななんて

考えるのはいつからだろう

この灯が燃え尽きるのは

もう近いかもしれないね

恋に人を悪いように変える力があるなら

きっと良い方向に変える力だってあるの

夜空に詠えば沢山の星が

私を照らしてくれるから

好きの二文字も伝えられぬまま

過ぎ去る日々は時間が遅く感じた

街角で別れた後は何故か寂しく感じた

バイバイじゃなくてまたねの方がいいな

なんてないものねだりしてみる

今日もご機嫌斜めなお天気さまは

いつまで経っても止む気配はなし

もう泣いてるのは見たくないのに

意地っ張りを覚えた私達

バレンタインが 近づくと

言い合いばっかで

密かに君の好きな人を

探していたよ