瞳真(とうま)・2018-09-25
帝国少女
夜ノ匂イ
車ノ音
街ノ灯リ
人々ノ聲
信号ノ点滅
発車ノ合図
☆.。.:*・°☆.。.:*・°
好キナ色
好キナ音
好キナ匂イ
好キナ言葉
好キナ人
【帝国少女】
_______________
「愛してる」
私も愛しているわ
「ずっと一緒にいよう」
もちろんよ
「ずっと、僕だけを見ていてね」
ええ、私には
あなたしかいないもの
なのに…
『どう…して…』
仕事を終えて、
いつも通り
"私たち"の家に帰ったら
ベッドの上には知らない女と
最愛のひと。
私を見るなり
「なっ、なんで!今日は帰りが遅いはずじゃ!」
と叫ぶ彼の顔は真っ青で。
あぁ、私は今どんな顔をしているんだろう。
きっと
醜い醜い
そう
まるでゾンビの様な。
それから私が
『どうしてこんなことしたの?
あんなに愛してると言ってくれたじゃない!!』
と尋ねると
「お前を愛したことなんて
"1度も"ない」
そう言って次の日、
泣き濡れる私に目もくれず
彼は家を出ていった。
純金製のピアスを左の耳にぶら下げて
彼の好きだった香りを身に纏う。
「今1人?一緒に遊ばない?」
両手の爪にネイルを施して
『うん』
私は今日も街へ出る
「愛してる」
軋むベッドの上で囁かれる愛も
全てをあなたと重ねてしまう
違う人とあの部屋で夢を見るんだったら
私の身体と心を傷つけた罪を償ってよ…
衝動的な感情に
流された私が行き着く先は
クライクライ夜で
私があんなに縛られたのは
ただ、あなたに愛して欲しかった
ただ、それだけだったのに
『…私も愛してる』
金剛製の背徳感を薬の指に光らせて
「おはよう」
伸縮性の優越感に袖を通して
「次はいつ会える?」
後天性の先入観で両目の縁を彩った
「またね」
私がどんなに夜に堕ちても
ドアの外の
明日の光は
いつだって
世界を染めているの
「また会えたね」
こんなにこんなに愛した場所も
『ほんとだね』
あんなにあんなに歩いた道も
「どうする?」
今はどうして
『部屋でいいよ』
こんなに廃れているのかしら
「愛してる」
身体も心の傷も
あなたの笑顔も声も全部
『私も愛してる』
ここに置いて逝くわ
朽ちゆく身体と心を連れ
私は今日も街を這い回る
そう、
まるで、
ゾンビの様に。
あんなにあんなに縛られたのは
あなたに愛して欲しかっただけ
未来などどうでもいいのよ
純金製の欠乏感を左の耳にぶら下げて
芳香性の憂鬱感を纏ったら
抗菌性の停滞感を両手の爪に散りばめて
金剛性の背徳感を薬の指に光らせて
伸縮性の優越感に袖を通して
後天性の先入観で両目の淵を彩った
愛 し て ほ し か っ だ け
朽ちゆく身体と心を連れ
一人当て無く漂っていくの
形骸的残響に絆され滅びゆく都市を
這い回るゾンビ
どんなにどんなに夜に堕ちても
明日の光が世界を染めてく
蘇る私は帝国少女
私の身体と心の傷
あなたの笑顔も声も全部
ここに置いて逝くわ
帝国少女
頽廃的都市構想
浮ついた世のシーンでメロウに
雑踏の中息衝いたTrap ChiptuneとNeon アラカルト
感傷的都市逍遥
フラついた夜のミームとメロディ
彷徨って行き着いた路地裏の闇夜に溶ける
本能的都市抗争
騒ついた銀のホールでファジーに
喧騒の中色褪せぬVaporwave Makina エトセトラ
絶対的都市権能
ヘラついた今日のあいつをバターに
強がって噛み付いた 聳える都市のシステム
純金製の欠乏感を左の耳にぶら下げて
芳香性の憂鬱感を纏ったら
抗菌性の停滞感を両手の爪に散りばめて
どうせ何も起きることのないこの夜に
朽ちゆく身体と心を連れ
一人当て無く漂っていくの
形骸的残響に絆され滅びゆく都市を這い回るゾンビ
どんなにどんなに夜に堕ちても
明日の光が世界を染めてく
蘇る私は
帝国少女
盲目的都市幻想
ひしめき合うスノッブと漂うクロエ
私をちょっと狂わせるPUSHER Wave Pablo エトセトラ
恋愛的都市様相
目眩く夜とジーンのシャワーに
直濡れた指の先でなぞる恋のシニカル
金剛性の背徳感を薬の指に光らせて
伸縮性の優越感に袖を通して
後天性の先入観で両目の淵を彩った
違う人とあの部屋で夢を見るなら モウ
私の身体と心を傷付けた罪を償いなさいよ
衝動的感情に流されて行き着く先はクライクライ夜
あんなにあんなに縛られたのは
あなたに愛して欲しかっただけ
泣き濡れる私は
啼哭少女
もう遣る瀬無い浮かぬ日々も
揺れる摩天楼に抱かれて
ビルにまみえる夜空の星に願いを込める
こんな夜に
朽ちゆく身体と心を連れ
一人当て無く漂っていくの
形骸的残響に絆され滅びゆく都市を這い回るゾンビ
どんなにどんなに夜に堕ちても
明日の光が世界を染めてく
未来ナドドウデモイイノヨ
こんなにこんなに愛した場所よ
何度も何度も歩いた道よ
催涙的郷愁に襲われ
黄昏る街を駆け抜けるゾンビ
私の身体と心の傷 あなたの笑顔も声も全部
ココニ置イテ逝クワ
帝国少女
帝国少女/R Sound Design
『夜ノ匂イ』
『車ノ音』
『街ノ灯リ』
『人々ノ聲』
『信号ノ点滅』
『発車ノ合図』
『参 弐 壱』
『始』
頽廃的都市構想
浮ついた世のシーンでメロウに
雑踏の中息衝いた
Trap
Chiptune
Neon
アラカルト
感傷的都市逍遥
フラついた夜のミームとメロディ
彷徨って行き着いた路地裏の闇夜に溶ける
本能的都市抗争
騒ついた銀のホールでファジーに
喧騒の中色褪せぬVaporwave Makina エトセトラ
絶対的都市権能
ヘラついた今日のあいつをバターに
強がって噛み付いた聳える都市のシステム
純金製の欠乏感を左の耳にぶら下げて
方向性の憂鬱感を纏ったら
抗菌性の停滞感を両手の爪に散りばめて
どうせ何も起きることの無いこの夜 に
朽ちゆく身体と心を連れ
一人当て無く漂っていくの
形骸的残響に絆され滅びゆく都市を
這い回るゾンビ
どんなにどんなに夜に堕ちても
明日の光が世界を染めてく
蘇る私は
帝国少女
盲目的都市幻想
ひしめき合うスノッブと漂うクロエ
私をちょっと狂わせるPUSHER Wave Pablo エトセトラ
恋愛的都市様相
目眩めく夜とジーンのシャワーに
直濡れた指の先でなぞる恋のシニカル
金剛製の背徳感を薬の指に光らせて
伸縮性の優越感に袖を通して
後天性先入観で両目の淵を彩った
違う人とあの部屋で夢を見るなら もう
私の身体と心を傷つけた罪を償いなさいよ
衝動的感情に流されて行き着く先は
クライ クライ 夜
あんなにあんなに縛られたのは
あなたに愛して欲しかっただけ
泣き濡れるわたしは
啼哭少女
遣る瀬無い浮かぬ日々も
揺れる摩天楼に抱かれて
ビルにまみれる夜空の星に願いを込める
こんな夜に
朽ちゆく身体と心を連れ
一人当て無く漂っていくの
形骸的残響に絆され滅びゆく都市を
這い回るゾンビ
どんなにどんなに夜に堕ちても
明日の光が世界を染めてく
未来ナドドウデモイイノヨ
こんなにこんなに愛した場所よ
何度も何度も歩いた道よ
催涙的郷愁に襲われ
黄昏れる街を駆け抜けるゾンビ
私の身体と心の傷
あなたの笑顔も声も全部
ココニ置イテ逝クワ
帝国少女
『夜ノ匂イ』
『車ノ音』
『街ノ灯リ』
『人々ノ聲』
『信号ノ点滅』
『発車ノ合図』
『アナタノ香リ』
『アナタノ聲』
『アナタノ手』
『好キナ色』
『好キナ音』
『好キナ匂イ』
『好キナ言葉』
『好キナ人』
『別レノ合図』
『参 弐 壱』
『終』
朽ちゆく体と心を連れ
1人宛てなく漂って行くの
形骸的残響に絆され
滅びゆく都市を這い回るゾンビ
どんなにどんなに夜に落ちても
明日の光が世界を染めてく
『ミライナドドウデモイイノヨ』
こんなにこんなに愛した場所よ
何度も何度も歩いた道よ
催涙的郷愁に襲われ
黄昏れる街を駆け抜けるゾンビ
私の体と心の傷
あなたの笑顔も声も全部
『ココニオイテイクワ』
帝国少女
頽
廃
的 浮
都 つ
市 い
構 た
想 世
の
シーンでメロウに
雑
踏
の
中
Trap ChiptuneとNeon アラカルト
息
衝
い
た
感
傷
的 フラついた夜
都 のミー厶
市 と
逍 メ
遥 ロ
デ
ィ
彷徨って 行
き
路 着
地 い
裏 た
の闇夜に溶ける
本能的都市抗争 騒ついた銀の
ホールで
喧 ファジーに
騒
の Vaporwave Makina
中色褪せぬ エトセトラ
絶
対
的
ヘ 都
ラ 市
つ 権
い 能
た
今日のアイツをバターに 強がって
噛み付いた
聳
え
る 都
市
の シ
ス
テ
厶
純
金
製
の
欠 芳
乏 香
感 性
を の
左の耳にぶら下げて 憂
鬱
纏 感 ら
っ を た
抗菌 めて
性の りば
停滞 に散
感を の爪
両手
どうせ何も
起きることのないこの
夜
夜
夜
夜
に
朽ちゆく を連れ
体
と 一
心 人
当
て
無く
漂
っ 形
て 骸
い 的
く 残
の 響
に
絆
さ
れ
滅
び
這 ゆ
い く
回 都
る 市
ゾ を
ン
ビ
どんなに
どんなに 夜に
堕
ち
て
も 明日の
光
が
世界を染めてく
蘇
る
私
は
帝 少
国 女
帝国少女
R Sound Design
初音ミク
夜ノ匂イ
車ノ音
街ノ灯リ
人々ノ聲
信号ノ点滅
発車ノ合図
参
弐
壱
始
こんなにこんなに 愛した場所よ
何度も何度も 歩いた道よ
催涙的郷愁に襲われ
黄昏れる街を駆け抜けるゾンビ
私の身体と心の傷
貴方の笑顔も声も全部
此処に置いて逝くわ 帝国少女
【近況報告書】
ずっと、気ままな猫の様に
君を惑わしていたい
この背景めっちゃ綺麗…儚いなぁ(唐突)
名前の後に何かをつけるという流行りに乗ってみた猫城です。
4月の入ったのと(建前)動画見たらこの背景当たったので(本音)、適当に近況報告書を提出致します。
タグと本文の両方を読みながら進めると面白いかもしれません。
最近家の近くの桜が咲きました。
種類はわからないのですが、かなり綺麗な桃紫で、一般的な薄桃色の桜とは一味違い、儚さよりも力強さを感じます。
猫城さんの住んでいる場所は、都会の中の田舎の様な場所なので、畑や木々の緑が多いです。
なので尚更そんな桃色が目立ちます。
世間がコロナで騒いでいる時に、花は一時の安らぎを与えてくれます。
背景の桜は、少し葉が生えていますよね。
僕はこの状態が一番好きです。
元々緑と桃色の相性はよく、可愛らしさを演出しますが、僕の場合は桜餅が好きなので、その色合いが好きってだけなんですよね。
桜餅おいひい。
この桜の葉の塩気と、中の餡の甘さのバランスが保たれていて、葉の独特な香りも、餡が柔らかくしてくれるので、相性抜群です。
そしてもちもちとした桃色の餅米が、葉を「プチッ」っと噛んだ後に来るので、食感も楽しむことができます。
最of the 高とはこれの事。
もちろんチョコミントアイスも好きですよ。(知ってる人ならわかる)
チョコミントアイスを侮辱する奴は葵ちゃんに宣戦布告を受けるので気をつけてくださいね。(上かっこに同じ)
宣戦布告、というと「よろしい、ならば戦争だ」と言うどこぞの総統の声が聞こえてくる気がします。
くっ、推しが頭をちらつく……!
まぁ話が二転三転したところで、ゲームの話でもしましょうかね。
と、言いたいところですがシェフィの好感度をひたすら上げているだけなので、最近鬼リピしているボカロ曲について語りたいと思います。
最近聴いているのは、なきゃむりゃ様の「畿望の月」と言う曲でございます。
一言言ってノリづらいが、掴めばノれる曲ですね。
なきゃむりゃ様が、「クソ変拍子の曲を作りたかった(適当)」と言っていますので、クソ変拍子と言う言葉を使ったほうが適切かもしれません。
この近況報告書はこの話題で終わろうと思いますので、歌詞も1番最後に載せたいと思います。
ボーカロイドは結月ゆかりで、様々な月によって満月手前までの時の流れを表している曲です。
曲の中で出てくる月↓
「朔(読み方:ついたち)」(1日頃)
『新月とも言う』
「繊月」(2日頃)
『2日月とも言い、繊維の様に細い月のこと』
「三日月」(3日頃)
『朏、初月、若月、眉月、(他多数)とも言う』
「上弦の月」(7日頃)
「遠かの月(とおかのつき)」(10日頃)
「畿望の月(きぼうのつき)」(14日頃)
(望月前夜の月。幾の字には近い、ほとんど、と言う意味がある)
「月明かりを切り取る」だとか、「揺蕩う明かりさ」みたいな言葉遣いが好きだったりします。
おんなじ理由で、「帝国少女」も好きです。
(あれ、どっちも夜の曲やん、とか言わないお約束)
帝国少女は身分違いの恋人だったりするのかなぁと想像しますねおっといけない話が逸れた(確信犯)
サビの最後に「flying through the night」、夜を飛んで(Google先生訳)と言う意味の英語が出てきます。
なので、「幾」の意味と合わせて考えると、満月(望月)を待つ曲、と言う方が正しい気がしてきました。
今思うと、結月ゆかりの名字にも月が入っているので、そこから着想したのかもしれません。
今度僕も上記の月を出した小説を書こうと思います。
(もちろん、上記以外の望月をこえた月も出したいです!)
(誰かコラボ小説書かん?)
さて、話すことも無くなりましたし、今度の近況報告書はここで筆を置かせていただきます。
ではでは、春の陽気に充てられるのもほどほどに。
歌詞
朔 藍 染めてく この星空に
破滅的な暗闇に 私は立ち尽くす
巡り巡るクロニクル この繊月に
アスファルトを踏みしめて 見上げた
宇宙(そら)へ高く羽を伸ばすよ
大気の底映す オペラグラス覗く
揺蕩(たゆた)う 明かりさ
三日月の風に乗り 宇宙飛び回るよ
月明かりを切り取る さあ今
一閃(ひとすじ)の光が 夜 切り裂いてく
flying through the night
上弦の月望む この高台で
僕らの影法師たち 月夜に照らされた
美しいその曲線に 寝そべったりして
うつらうつらと冴えない 意識で終わりの無い夢を見ている
降り注ぐムーンライト 雲間くぐり抜け
宇宙を駆けてく
遠かの夜を越え 宇宙 飛び回るよ
月明りを切り取る さあ今
真円の刻(とき)がほら もう 満たされてく
flying through the night
光で1秒の 世界を眺めて
輝き結ぶ
ツクヨミが時を統べ 闇 両手広げ
月明かりを切り取る さあ今
一閃の光が 夜 切り裂いてく
飛んでゆけ
幾望の月に満ち この夜空を抜け
月明かりを切り取る さあ今
永遠(とわ)に続く時間が 星空を照らす
flying through the night
最後まで読んだ人贈り物ちょーだい
頽廃的都市構想
(たいはいてきとしこうそう)
浮ついた世のシーンでメロウに
雑踏の中息衝いた
(ざっとうのなかいきづいた)
Trap ChiptuneとNeonアラカルト
(トラップ チップチューン ネオン)
感傷的都市逍遥
(かんしょうてきとししょうよう)
フラついた夜のミームとメロディ
彷徨って行き着いた路地裏の闇夜に溶ける
本能的都市抗争
(ほんのうてきとしこうそう)
騒ついた銀のホールでファジーに
喧騒の中色褪せぬ
(けんそうのなかいろあせぬ)
Vaporwve Makinaエトセトラ
(ヴェイバーウェイブ マキナ)
絶対的都市権能
(ぜったいてきとしけんのう)
ヘラついた今日のあいつをバターに
強がって噛み付いた
聳える(そびえる)都市のシステム
純金製の欠乏感を左の耳にぶら下げて
(じゅんきんせいのけつぼうかん)
芳香性の憂鬱感を纏ったら
(ほうこうせいのゆうえつかんをまとったら)
抗菌性の停滞感を両手の爪に散りばめて
(こうきんせいのていたいかん)
どうせ何も起きることのないこの夜に
朽ちゆく身体と心を連れ
一人当て無く漂っていくの
形骸的残響に絆され滅びゆく都市を
(けいがいてきざんきょうにほだ)
這い回るゾンビ
どんなにどんなに夜に堕ちても
明日の光が世界を染めてく
蘇る私は
(よみがえる)
帝国少女
盲目的都市幻想
(もうもくてきとしげんそう)
ひしめき合うスノッブと漂うクロエ
私をちょっと狂わせる
PUSHER Wave Pabloエトセトラ
(プッシャー ウェイブ パブロ)
恋愛的都市様相
(れんあいてきとしようそう)
目眩く夜とジーンのシャワーに
(めくるめく)
直濡れた指の先でなぞる恋のシニカル
(ひたぬれた)
金剛製の背徳感に薬の指に光らせて
(こんごうせいのはいとくかん)
伸縮性の優越感に袖を通して
(しんしゅくせいのゆうえつかん)
後天性の先入観で両目の淵を彩った
(こうてんせいのせいにゅうかん)
違う人とあの部屋で夢を見るならもう
私の身体と心を傷つけた罪を償いなさいよ
衝動的感情に流されて行き着く先は
クライクライ夜
あんなにあんなに縛られたのは
あなたに愛して欲しかっただけ
泣き濡れる私は
帝国少女
もう遣る瀬無い浮かぬ日々も
揺れる摩天楼に抱かれて
ビルにまみえる夜空の星に願を込める
こんな夜に
朽ちゆく身体と心を連れ
一人当て無く漂っていくの
形骸的残響に絆され
(けいがいてきざんきょう)
滅びゆく都市を這い回るゾンビ
どんなにどんなに夜に堕ちても
明日の光が世界を染めてく
未来などどうでもいいのよ
こんなにこんなに愛した場所よ
何度も何度も歩いた道よ
催涙的郷愁に襲われ
(さいるいてききょうしゅう)
黄昏る街を駆け抜けるゾンビ
(たそがれる)
私の身体と心の傷
あなたの笑顔も声も全部
ここに置いて逝くわ
帝国少女