#意志を貫く

例え

私がいなくなっても

あなたは今も

なにも変わらず

長く苦しい

暗闇の中から

今なお光を

探し続けるのだろう


私は光を

知っているのに

あなたに伝える

こともできず

その悲しみも

伝えられずに

あなたをひとりに

するのだろう


私にしか

できないことは

分かっているのに

なのになぜ

この身体は

今なおこうして

悲鳴をあげ

意志に逆らい

続けるのだろう


あなたをひとりに

したくはないのに

けれど今のままでは

何も変わらず

ただただ(身体の)崩壊

止まらなくなる


今なおこうして

目の前で

必至に助けを

求めてるのに

差し伸べたくても

意志に相反して

ただひたすらに

壊れ行く身体


周りの景色さえ

見えなくなって

一人で立てる

力もなく

思考回路も

奪われてって

気付けば

自身の事ですら

なに１つする事

できなくなってた


「自分のために」と

生き延びるしか

他に方法

なかったんだ



「間違っている」と

天の声は

何度も何度も

告げたというのに

「絶対違う！」と

顔を背けては

無視して貫いて

いたのは私だ


自分の事など

顧みず

二の次三の次と

あとにして

ずっと無視して

続けてたから

限界越えて

崩壊しだして

その事さえも

(全く)気付けずに

人の事だけしか

見ていないから

身体は崩壊

(何もかもが)
ボロボロだった



やっと気付けた

今でさえ

積み上げたレンガは

ボロボロで

今もグラグラ

フラフラと

(一人)立ち続けるのが

やっとなんだ


それを「完治した」と

勘違いして

今まで以上に

ぶつかろうと

何度も何度も

繰り返したから

せっかく

積み上げた

レンガは再び

グラグラ フラフラ

崩壊しだして

また積み上がるまでの

長い間(年月)を

ただひたすらに

待たなきゃならない


『治る』と『完治』の

違いも分からず

ずっと「完治した」と

勘違いして

何度も何度も

ぶつかったから

気付けば再び

崩れていった


気付いたときには

崩壊寸前

持ち堪えること

さえもできず

ただなすがままに

壊れていった


今はそれにも

やっと気付けて

こうして間違いにも

気付けたのだから

今はそこだけ

直せばいい



今も目の前で

泣き叫ぶ人

ホントにごめん

手を貸せなくて


今も現在も

過去も未来も

崩れたレンガを

抱えたままでは

いつかまたどこかで

崩れてしまう


きちんとした壁

出来上がるまで

ホントにごめん

待ってていてね

必ずどこかで

助けるからね

「あの道」いっても
「この道」いっても
結局
行くつくところ
同じだってさ.....

でもね
私は「この道」で
たくさんの四つ葉のクローバーを
集めながら
行きたいんだ

「やめろ」と言われたことを通すなら

そのあとのことは自己責任。