深唯弥・2025-04-28
愛されたい
多分彼女
ポエム
単純な私は
あなたの言葉で一喜一憂して
滑稽な私は
あなたを想って生きている
なんでみんな幸せになれるんだろう
自分の中では醜い私も
あなたの中では美しくありたい
愛してるだなんて
簡単に言える方がどうかしてる
私の好きな人は
私を好きにならない人
私が愛しても
あなたは愛してくれないのね
記念日は2人の日じゃなくて
私が勝手に浮かれた日
っかなんないの
わかんないの
赤い糸なんて見えないの
私からしか会話が始まらないなんて
所詮その程度の関係のようね
そりゃ2年も一緒にいたら
好きなんて忘れるよね
誰かを愛した形が残る
その指を落としたいわ
罪な恋 あぁ恋 安っぽいな
罪な恋 あぁ恋 いけませんか?
日々の日常の中に
君を探してる私がいる
良くも悪くも
あなたは
“何もしてくれない”
【シンデレラは魔法を解く】
「どうして、ガラスの靴を割ったのさ!王子がもう君を見つける手立てがほぼ無いに等しいになったじゃないか!」
「ごめんなさい、でも私がお城に暮らすなんて似合わないわ」
「あんなに夢見てたのにか!?」
「舞踏会に行ってわかったの、私には場違いだって……」
「じゃ、じゃあせめて、この家を出るくらい王子に頼めばできたんじゃないか!?それほどまでに、王子は君に惚れてたはずだ!」
「ええ、誰かを想うことはあっても、誰かに想われた事はなかった、とても幸せな事だったわ」
「じゃあなんで!?」
「想い慕う方ができたの」
「……王子よりもか?」
「ええ」
「……」
「私ね、王宮での暮らしよりも、自然に囲まれて毎日その人とのんびり暮らしたいと思うの」
「……そうか、ならその男に今から会いに行くか」
「その必要は無いわ」
「……?」
「好きよ、“魔法使いさん”」
「なっ……!」
「私、ずっと舞踏会へ行って王子と踊ることが夢だったわ
でも、あの日あなたに会って……一目惚れだったわ……」
「……僕がなんであの日、君の前に現れたかわかる?」
「哀れんだからじゃないの?」
「ずっと、君に幸せになって欲しかった……
君がまだ、お父上と暮らしている時、僕は君の家の裏の森で暮らしてた
初めて君を見た時に、心を奪われたよ
でも、君はまだ少し幼かったから僕は諦めてたんだ
それでも諦めきれなくて、偶に君が庭にいる時に盗み見てた
そんなことを続けてたら、ある日から君があいつらにこき使われるようになっていた
僕は、どうにかしたかったけど、他の人間にバレる訳にはいかないからどうにもできなかった……
そうしたら、君はいつの日か王子を夢見るようになっていた……
当然だ、何も出来なかったんだから…
それでも僕は、君にせめて幸せになって欲しかった
だから、あの日、君に魔法をかけたんだ、もう会えないことを覚悟して……」
「……ふふっ」
「?」
「嬉しい、私たち想いあっていたのね」
「……///」
「私、もっと早くあなたと出会いたかったわ
そうしたら、もっと早く一緒になれていたかもしれない」
「……もう遅い?」
「ふふっ、いいえ」
「後悔しない?」
「あなたとなら、きっと素敵な毎日が送れるわ」
「なら、僕と一緒に僕の森で暮らそう
きっと不自由にはさせない」
「ええ、喜んで」
《君に僕との祝福を》