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#愛されたい

読んでると、
思わず胸がギュッとしめつけられる、
そんなポエムを集めました。

全6898作品・

傷つかないと思ってるでしょ?

心を壊しただけだよ

深唯弥・2025-05-12
多分彼女
愛されたい
ポエム
愛されないから

あなたからの冷たい言葉を聞かなくていいように

私は耳を壊しました

あなたが私を見ていないことを知らなくていいように

私は目を壊しました

あなたが私を思っていないことを気づかなくていいように

私は脳を壊しました

あなたを思った私がもう傷つかないように

私は今日、“心”を壊しました

深唯弥・2025-05-10
多分彼女
愛されたい
ポエム

いいな、みんな愛されて

深唯弥・2025-06-06
愛されたい
ポエム
いらない子

これらの作品は
アプリ『NOTE15』で作られました。

他に6898作品あります

アプリでもっとみる

泣くことも許されないこんな世界に

私が存在する必要なんてない

深唯弥・2025-05-12
多分彼女
愛されたい
ポエム
愛されない

あなたからの「愛してる」をください

抹茶・2025-05-23
愛されたい
独り言

どうか私の心が死ねますように

深唯弥・2025-05-12
多分彼女
愛されたい
ポエム
彼女じゃないみたいだから

もう、頑張らなくていいよね

深唯弥・2025-06-05
愛されたい
ポエム
いらない子

“心配かけてごめんなさい”なんて言えるなんて幸せね
“心配”してもらえると思っているのでしょう?


私は“心配してもらえる”ような人間じゃないのよ
だから私は“迷惑かけてごめんなさい”としか言えないの

深唯弥・2025-05-12
多分彼女
愛されたい
ポエム
愛されない








大事にしなかったのは君だよ






















まあ、大事にされるような子じゃないけど

深唯弥・2025-05-10
多分彼女
愛されたい
ポエム

【狐の嫁入り】



大層な雨だった


「はぁー、すっごい濡れちゃった」

『…』

「なんで急に降るの…」

『…』

「しばらく雨宿りかー…」

『…』

「はぁ…」

『…』

「…」

『…』

「今日はついてないな…」

『…』

「もっと可愛い状態で来たかったのに…」

『…?』

「手紙もびしょ濡れ…」

『…』

「ねぇ、責任とってくれる…?」

『…いつから?』

「最初から」

『…ごめん』

「雨なんか降らさなくても、ここに来たよ」

『…他のやつに見せたくなかった』

「ここに来るために可愛くしたのに」

『…ごめん』

「悲しかったの?」

『どうして…?』

「この雨、あなたが泣いてるみたいだったから」

『…』

「私はあなたが好きよ」

『…え、!』

「今日手紙を置いていくつもりだったのに」

『…ごめん』

「尻尾、揺れてるよ?」

『…!』

「雨も治まってきたね」

『…』

「それに晴れてるね」

『…』

「狐の嫁入りだ」

『…嫁に来るのは君だろう?』

「ふふっ、そうだね“お狐様”」

『…君も、だろ?』

「…気づいてたの?」

『そりゃ好きだからね、“九尾様”』

「こりゃ1本取られた」




晴天の中、何処かの祠へ続く道にだけ雨が降り注いだ
今宵は狐の嫁入り行列だ



《狐は嫁入り、狐に嫁入り》

深唯弥・2025-06-11
短編
狐の嫁入り
愛されたい
お狐様
おとぎ話

【女王様の永久裁判】



「判決を処す!評決は後だ!首をはねよ!」

「今回も失敗しちゃったね」

「何度来ても同じことだ!」

「何度だってここに来るさ、“君が目覚めるまで”」

「よくもまあ、ぬけぬけと……」

「女王様は何をお望みだい?」

「ここで自由に暮らすことだ!」

「本当に?」

「何を言う!」

「作り物の王様に、作り物の裁判員、傍聴席から何まで全て君の作った偽物じゃないか」

「そんなことはない!子奴らは私の民で家族だ!」

「君に家族はいないし、少なくとも誰かと大勢でいるところを僕は見た事がないね」

「貴様に私の何がわかる!」

「ずっと見てたから」

「何?」

「君のこと、ずっと見てたよ」

「“アリス”ごときが私の何を知る……?」

「君はとても寂しがり屋で本当は誰かに愛されたくて、でも方法が分からない、そんな子さ」

「……きっ!」

「この民も、王様も、君を本当に愛してはくれないよ
ただのハリボテに過ぎない」

「なら!これ以上私は何をしろと言う!」

「もうやめよ、“アリス”
女王様ごっこはもうやめだ」

「……!」

「たとえ誰にも愛されなくても、僕がいる
君がそれを望むなら、僕は君を夢から覚ましてやれる」

「……どうせ裏切るくせに」

「首をはねられてまで何度も来るやつが、裏切ると思う?」

「……」

「それに、僕は“アリス”としてこの世界に何度も来たけど、毎回違う見た目だったよね?
なのにどうして毎回僕だとわかったんだい?」

「!」

「君は存外わかりやすいね“アリス”」

「うるさい……」

「行こう、僕と一緒に」

「……うん」






……



「おはよう、“亜里朱”」

「……どれくらい?」

「2年かな?」

「そのまま死なせてくれればよかったのに」

「まだ言うか、悪いけど僕の専門外だね」

「お医者様はいいご身分ね」

「そう?不自由はさせないと思うけど」

「私にとって大事なのはそこじゃないもの」

「はいはい、“女王様”は愛されたいんでしたね」

「うるさい……」

「大丈夫だよ、責任もって僕が愛すから」

「結局、収まるところに収まったわね…」

「素直じゃないね、“女王様”は」






……








(ああ、可愛い“亜里朱”……
君はいつまでたっても愚かだね……
最後まで僕が“アリス”だと疑わなかったね……
愛しい“亜里朱”……僕の“亜里朱……”
収まるところに収まっただって?
違うね
“落ちるとこまで落ちたのさ”
これでもう君は僕のものだね?
あぁ、離さないよ“亜里朱”……
こんな“JOKER”に騙されて可哀想な“亜里朱”……
僕が最後まで面倒見てあげる……)







……



「……ねぇ、さっきの、ほんと?」

「何がだい?」

「私を不自由させないって……」

「あぁ本当さ、少なくともある程度のことは大体叶えてあげられるよ」

「なら、家を建てたいわ……」

「?、あぁいいよ?」

「私だけの“お城”に住みたいの」

「あぁ、いいね?」

「私だけを愛してくれるんでしょう?」

「あぁもちろん」

「なら、これから頑張ってね?私の“J”〈ジャック〉?」

「……あぁ」




(あぁ、これだから君は辞められない……)


【女王の勝訴、これにて閉廷】

深唯弥・2025-06-22
愛されたい
アリス
ハートの女王
ジョーカー
短編
ポエム
おとぎ話

【アラビアンナイトは今日も】




「ただいま」

『おかえり』

「会いたかった」

『僕も』

「今日は散々だった」

『頑張ったんだね』

「頑張った」

『偉いね』

「嬉しい」

『僕は君の味方だよ』

「私の事好き?」

『もちろん、愛してるよ』

「ほんとに?」

『ああ、“千夜”以外要らないよ』

「私も、“一夜”がいればいいわ」





彼女は今日も鏡に話しかける
毎夜の如く、“一夜”の夢を見る
それは、“一夜”どころか“千夜”にも感じるほどまでに




《私の千夜一夜物語》


※アラビアンナイトは千夜一夜物語とも言われます

深唯弥・2025-06-09
アラビアンナイト
短編
おとぎ話
愛されたい

【ハーメルンは笛を吹く】


ハーメルンは笛を吹いた
呪いのような、怨念のような
今日も今日とて笛を吹く
ハーメルンはそれしか知らない
……

ハーメルンは笛を吹く
恨みを込めて笛を吹く
人間にだけは響かない
響かせられない呪いの奏者
響かせられない孤独の奏者
ハーメルンはそれしかできない

……

ハーメルンは響かせた
ネズミに向かって響かせた
今日は何に響かせよう
それしかできないハーメルン
生き方知らないハーメルン


……

ハーメルンは笛吹いた
今日も今日とて笛吹いた
独りでずっと笛を吹く
生き方知らないハーメルン
もう生きたくないハーメルン
もし生きるなら動物に
もし生きるなら植物に
笛吹き願うハーメルン
笛吹以外を知らぬ男
孤独を奏でる笛吹男
なのに誰にも響かない
人間にだけは響かない

……

ハーメルンは諦めた
笛吹くことを諦めた
横笛奏でる女と出会う
女は人間に響かせる
ハーメルンにも響かせる
笛吹男は必要ない
笛吹女が必要だ

……

笛吹女は美しい
笛吹女は問いかけた
「どうして笛を吹かないの?」
「必要ないから」
笛吹男は口聞いた
笛吹男は笛吹かない
笛吹男はもう居ない
今日からただのハーメルン

……

笛を吹かないハーメルン
心を殺したハーメルン
だけど恋した笛吹女
露も知らないハーメルン
ただのハーメルン考えた
「僕が生きててごめんなさい」
「呼吸していてごめんなさい」
「せめて植物育つため、死して養分となりましょう」
笛吹女は口聞いた
「ならば私があなたの植物となりましょう」
ただのハーメルン見開いた
笛吹女はこう説いた
「植物無くして人間育たず、あなたなくして私は生きず」
「私の笛無くして人間嘆きつ、あなたの笛なくして私は笛無く」
ただのハーメルン戸惑った
「笛吹男であれますか?」
笛吹女は言い切った
「私があなたに笛吹かす」

……

ただのハーメルン笛吹いた
人間にだけは響かない
だけど響く笛吹女
笛吹女は響かせた
“笛吹男”の物語





《笛吹デュオ》

深唯弥・2025-06-12
愛されたい
ハーメルンの笛吹男

【眠り姫は目覚めを拒む】




「愛しているよ」

「ええ、私も」

「これ、プレゼント、君に貰って欲しいんだ」

「え、?」

スッ

「…嬉しい!」グスンッ

「きっと君に似合うよ」ニコッ

「…私、あなたと出会えて幸せ…」ボロボロッ

「…じゃあ、これからも僕が君を幸せにしてもいい?」

「…?えぇ」

「僕と結婚してくれますか?」

「え…」

「僕は君のために死ねるし、君のために世界を敵に回してもいい、君の願いをなんでも叶えたいんだ」

「グスッ…ズッ…私で、いい、の?」

「僕が君じゃなきゃだめなんだ」

「私、死ねるなら…今死にたい、」

「それは困ったな、これから君を幸せにするのに」

「もう…十分、幸せよ…!」

「なら、もっと幸せにするよ」ギュッ

「えぇ、ずっとあなたの隣にいるわ…」チュッ

「ずっと、僕だけのものでいて」

「もちろんよ」

「愛してる」






……






「〇月〇日〇〇時〇〇分、 さん 、息を引き取りました」

深唯弥・2025-05-11
多分彼女
愛されたい
ポエム
愛されなかったから
眠り姫
童話

どうか私も花咲病で散れますように

深唯弥・2025-05-10
多分彼女
愛されたい
ポエム
彼女じゃないみたいだから

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