#昔ばなし

どうしようもなく、死にたくなった夜

家を抜け出してデパートの屋上に立ったんだ

いつでも死ねると思ったら

今じゃなくてもいいかなって

気づいたら家に帰ってた


その後も屋上には立ったけど

僕はまだ生きてるよ

どうしても足りない

だってこの後君は

僕に触れた唇であの子と＿＿。

アプリが始まりの頃は

凝りまくった名前の人はいなくて

いたって、シンプルでした

名前を付けずに「noname」のままの方も

多かったです

随分と、素朴な世界でしたよ


note15の、昔ばなし




フランソワ



2019年9月23日　1時31分


*

あなたの心の声が
ききたくて
寝ているあなたの胸に
耳をあててみた
聞こえるのは
ただ心臓の音だけ

左腕でギュッと
抱きよせられたとき
それが心の声でいいの
と心で問いながら

でもね
あたしだけが好きでもいい
その時は本当にそう思った

気になるのに
気にならない振り

でも 顔が正直に語ってしまう
どうか
気がつかれませんように

ある晴れた日の放課後
わたしは教室でひとり
友人を待っていました

部活が終わった隣のクラスの男の子
わたしに気付いて教室へ入ってきます
何してるのー？って隣に立つ彼
他愛ない会話
笑いあったあと
何を思ったのかわたしの頭を
クシャクシャってなでるもんだから
心臓が飛び出るかと思った

だってね、その男の子
わたしの好きな人だったの

『見たら消してね』
そう言って彼は黒板に何かを書き始めた
何か絵でも描いてるのかな
なんて思いながら
背の高い彼の後ろ姿をみつめる

チラッとこちらをみて微笑むと
ダッシュで走り去っていく彼

あっけにとられるわたし

ふと黒板を見ると『すき』の2文字

ドキドキドキドキ
全身が心臓になったみたい

黒板消しでそっと
その想い噛みしめながら
すきの文字を消しました

『 昔ばなし 』



む～かし むかし



あるところに



アレが



い～っぱい



あったんだと。。さ。。



おしまい。。。



✨
(。・_・。)ノ

ズタボロにされるだけじゃないですか
って言ったら
ズタボロにされるのがいい
って言った

衝撃すぎて口開いたまま固まった
え、どういうことですか？
って言ったら
適当にはぐらかされた

勝ちが全てじゃない
負けから学ぶことは沢山ある

そういうことですよね

でも、
仮にも自分のチームを
ズタボロでいいって言うのは
問題アリですよ。