#春ノ風ノ匂ヒ

確か君がいなくなったあの日は

まだ寒さが余韻を残し

けれども春風の薫る

そんな日だった＿。

季節が過ぎ行く中

変わらない自分と

変わりたい自分がいた

春の匂いを

薄々と感じながら

そう想いを馳せる＿

タグ紹介

《春ノ風ノ匂ヒ》


　　　　　　　　　　　　　　寒さの残る中で

　　　　　　　　陽を含む風は春を連れていて

　　　　　　訪れる未来と取り残された想いが

　　　　　　　あなたの中にもきっとどこかに


解釈自由、報告不要

宜しければ春風のようにそっと

贈り物させていただきます

真意の掴めない君に

まんまと騙された僕の心は

頬を撫でる感覚でふと思う

まるで君は春の風の匂いのようだと

風薫る弥生晴れ

初々しい春の御粧し

放浪人の香を乗せて

生温さが肌を撫でる

屑を拾い集め

寒天の闇に鏤めた

春の風は、

貴方の優しくて安心させてくれる匂いを、

貴方の心地よい声を、

貴方の子供のように暖かい体温を、

私の”幸せ”を、運んでくれる、