椛島 唯・2018-01-29
好きな言葉
樋口一葉
ホワイトラブ
切なる恋の心は尊きこと神の如し
これが一生か、一生がこれか、
ああ 嫌だ嫌だ
ああ厭厭
大人になるのは厭なこと
シビアに……
「夫婦喧嘩は、犬も喰わない」と
いう言葉
喧嘩してても、肌を合わせれば
仲直りできちゃうからかな?
それは、仲良し夫婦では?
心底嫌なのに、「義務」って何?
嫌がらせをしてくる相手と
馴れ合うの?
嫌がらせをしてくるくせに
求めてくるの?
それも、嫌がらせの一つ?
よその夫婦の機微は、わからない
私は、コミュニケーションとして
最低限の触れ合いは必要なのでは?
とまで、はっきり言って
拒否されたのが、27歳
産後の27歳
たったの27歳
娘さんじゃないか?
悔し過ぎた私の人生
子守りと、マンションに独りの孤独
訳わからない義姉、義叔母のイヤミ
陰でも、後でも
庇わない、なぐさめない夫
嘆いても
「気にしなかったらいい」
スキンシップゼロ
思いやりゼロ
なんで、私は、我慢なんか
したんだろう?
し続けたんだろう?
樋口一葉の「十三夜」を思う
心は縛られていた
縛られている
人権て何?
愛って何?
人生は、ままならない
フランソワ
2019年7月25日 20時35分
*
暮れて行く
年の道さへ
見ゆるかと
思ふてばかり
照る月夜かな