#海の底

こんなに泣いたの
いつぶりだっけ、

広い深い海の底で
貴方と私は甘く溶けて
一つになって そっと消えるの

誰も信じない、誰も頼らない、誰にも期待しない

そう決意して生きてます

案外楽ですよ

「君がすき。」


この気持ちに

嘘はつけないから


いっそのこと

君からは見えない

深い海のそこに

沈んじゃった方がいいんだ＿＿

自分を肯定できない

夜もある

深い深い海の底
貴方と2人でどこまでも…

この海の底が

誰もいなくて

誰からも見つからないのなら



俺はその場所で

君を思いながら死ぬことにするよ＿＿

二人の影は夕日に沈んで逝った



寄り添いながら


次なる再会を求め
二度と離れまいと誓いながら


たった一つこの世に


願いを書き記して
書き残して

線香花火が燃ゆる夏のひと時

声を知らない空は

どうせ明日も煌めいてる

私の胸に秘めた恋で貴方を包み

海の底で泡になり溶け合いたいの

青い海の底


僕らの心突き刺す


一筋の光

一緒に私もさらってよ

この海の奥深くまで

海に潜る。

すごく透き通っていて

もっと深くへ行きたくなる。

もし底に沈んでも

空から伝わる光のおかげで

ずっと輝いていれそうだ。

深く深く海の底で

眠ってる君へ

秘密の言葉を

囁く為に

迎えに来たよ

「　　　　　　　」

深い深い海の底で

私は不思議な光と出会った

その光は私に問いかけた

「この世で1番壊れやすい物は何だ」と

私は
即答しかけたがとどまった
しばらく考え、こう答えた

「この世で1番壊れやすい物は私の心です」
と　

そして続けた
「壊れやすいからこそ、守りたい
壊れやすいからこそ、強くなりたい」
と

光は答えを聞いて、少し淀み、再び光出す

「よかろう、
では其方にこれを託そう」

光の一部が飛び出して、私の体に入ってきた、
軽い衝撃とともに光が体中にしみてくる

私は再び命を与えられた

そして、その体には永遠の心が収まった
2度と壊れない永遠の心が


深い深い海の底で

私は不思議な光と出会った

その光は私に命を与え

もう一度、
生きる事を許された