#溢れ出す感情

君と空を見上げた

何気ない普通の雲も

愛おしく感じるよ

絶望的なバットエンド

エンドなんか言わせない

ここから逆転劇だろ？

最終回を迎えた世界
￣￣￣￣￣￣￣￣￣


作︰夜舞 翔風

参考︰君に世界






僕にとって生きる光だった君。

そんな君は手の届かない場所へ

消えていった。



拝啓、僕の世界を変えた君へ


今、何処にいますか＿＿＿











僕が生きるこの世界に

君はもう居ない


そんなに淡々と告げられたって

実感は湧きやしない


「返信があるかもしれない」

そう思って君とのトーク欄を開く自分がいて

現実を見れずにいる。


僕だって分かってるんだ

現実を見なきゃいけないなんて


でも、僕にとって君の存在が大きすぎて

受け止めきれないんだ


そうしている間にも

時間は流れていくのに

僕の時間は止まったまま

今日もただただ息をしている。

「消えたい」なんて言葉を吐きながら





｢ずっと一緒にいられる｣

なんて甘い考えを浮かべていた僕。


そんな馬鹿な僕を悲しませないように

君は最後まで話しかけてくれた。


本当は"死"を目前にして

恐怖を覚えていただろう

それでも君は僕に時間をくれたんだ。



今思い返せば

君には迷惑ばかりかけた。

僕の嫉妬や甘え、

そしてちょっとした独占欲。


それでも君は
僕の隣にいてくれた。

優しく暖かく僕を包んでくれた。




君とやり取りをしながら見た夕焼け空も

今じゃ君を思い出す材料となった。


君を思い出せば思い出すほど

悲しさと寂しさが僕を支配する


そして、

｢あの時もっと話していれば｣

｢あの時、もっと甘えていれば｣

なんて後悔ばかりが溢れ出す



でも、もうそろそろ

現実を受け入れようと思うんだ。


君があの世で僕を見つけられるように

笑顔という旗を立てる為に

僕は変わる。



だから

大勢の人の中から僕を見つけだして＿＿＿












拝啓、最終回を迎えた君へ


君がいる世界から

僕の寂しさは見えましたか


君がいる世界から

僕の勇気は見えましたか


君は人生に後悔はありますか



そして君の生きた人生に

僕という存在は在りましたか＿＿＿






Fin

私は君の笑顔の
虜です。

｢ありがとう｣って

ふとした時に名前呼びしてくれる

｢先生｣って

俺は名前呼びしたことないのに

君の横顔…
今日も綺麗だな

体育祭……
いつもの倍ぐらいにかっこよくて可愛かったよ。

君が教えてくれた"好き"という感情も

君がくれた数え切れない"思い出"も

今となっては苦しくて＿＿＿＿＿。

自分を守るために
人を傷つけた
こんな自分が大嫌いだ

人は皆誰もこの場所で
追憶に似た景色に
涙して囚われるけれど

誰もが戻れない
流れ続ける刻の河に
逆らう事は出来ず

また歩き出すしかないんだ

【助けたい。】とか
【救いたい。】とか
【守りたい。】とか
【力になりたい。】とか
【寄り添いたい。】とか
気持ちだけでは何も出来ない。
僕なんか力も無いのに出来るはずがない。
けど…。
"誰かの生きる存在"でありたくて。
"誰かの頑張る理由"になりたくて。
僕の考えはきっと浅はかだって分かってる。
でもね。他人の辛いを見ると僕も辛い。

言葉の表現下手だけど。
感情出すの下手だけど。

【僕にも頑張る理由を下さい。】
【僕に存在価値を下さい。】
【僕の生きる目的を下さい。】

別に 誰かに彼氏がいて幸せなのを
見せびらかしたい訳じゃない
感情が溢れ出るみたい

近付こうとすれば離れて行って

離れようとすれば近付いて来る

気紛れだって構わないから

恋の相手は君がいいんだよ

毎日あなたを見る度に

あなたの雰囲気が変わる度に

目が離せなくなる

お願い。
もっと私を惑わして。
もっと私を狂わして。