#痣

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ひとときこの世から消えたかったの

世界が真っ暗で毎晩泣いていた

いっそのこと消えれば楽なのかな

みんなの見つめる視線が怖かった

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もう限界だったの。
プクプク血があふれて
安心した、落ち着いた、涙が出た。

家族が怖い。
頼れない。
何を言われるかわからない。
気持ち悪いって、
思われるのかもしれない。
非難されるかもしれない。
お母さんはもうすでに
｢おかしい子｣って思ってるかも。
どう思われるかわからない。
相談したくない。話したくない。
家族にわかってもらえないことが
一番辛くて苦しい。
きっと理解してくれない。
きもいって言われるかもしれない。
だから、怖くて、誰にも相談できない。
死にたいなんて言えない。
SOSの出し方がわからない。
誰にも話せずに、
いつか死を選ぶかもしれない。

こんな私ごと、認めてくれたら、
受け止めてくれたら、
理解してくれたら、
すごくすごく生きやすいのに、
なんて、わがままかな。

まだ、生きていたい。
でも、今すぐ死にたい。

あなたが笑う度に

生きづらくなっていくんです

正直に生きることの

難しさを噛み締めながら

それでもまだ

私を続けよう

わたしは一体いつまで

わざと『辛い』の中にいるんだろう
﹋﹋﹋

君と会いたい。

でも君と会ったら、

僕の痣がバレてしまう＿＿

毎日毎日忙しすぎ



夜寝るの遅いくせに
朝練は必ず出る


理不尽にも耐えてきた

まじで休む暇がない


なんか痣が出来てるんだけど
虐待でもされてますか？w

愛し愛される普通の人間になりたい

けど、そうなれない人生なら要らない

なんて、そんな自分が大嫌い

潮の満ち干きでしみて

ふと気づいた

足にできたたくさんのアザや傷

どのアザもどの傷も

今じゃ大切な思い出

どう言ったら伝わる？
何をしたら信じてくれる？
どうして助けてくれないの？
どうしてわたしを笑うの？
どうして傷ついて泣いてることに
気づいてくれないの？
辛い時、悲しい時しか泣かないよ
涙隠そうとしないよ
｢隠れてメソメソしてウザイね｣って
どうしてそんなことが言えるの？
隠れて泣いてる理由を
どうしてわかってくれないの？
わたしが自分の腕を
傷つけてることには気がついたのに
心の傷には気づいてくれないの？

ただ幸せを願い

増えた傷と共に

無理に息を吸う

毎日が辛い。

増えていくのは「　涙　」と
「　手の甲の　」痣だけ。

他の人からしたら

軽いかもしれないけど、

まだ小学生の僕からしたら

す　ご　く　辛　い。

身体中に出来た消えない痣

ただみんなと同じことしてるだけなのに
誰にも理解して貰えない


もうこんな身体誰にも見せられない

『片羽の天使』




必死に隠していた。


ファンデーションを塗って、

腕が隠れるを服を着て。


それでも、言われた言葉。



“なにあれ、気持ち悪い痣…”



いくら隠しても、誤魔化しても、

それは変わらずそこにある。


それからおしゃれするのを諦めた。


私は自分の腕の痣が憎かった。





｢気持ち悪いよね、こんな痣。｣


私の横でキャンパスと向き合う紗季。


冗談混じりに笑いかけると

紗季は黙ったまま絵の具を手に取った。


｢腕を出して、目をつぶって！｣


訳が分からないまま

大人しく紗季に従ってみる。


痣がある位置にさらさらと筆が走る。





｢はい、見ていいよ｣


笑いかける紗季。


そして、

自分の腕には星いっぱいの宇宙があった。


｢嫌いなものは好きな物に変えるの。

和奏にしか出来ない“おしゃれ”だよ！｣





紗季がぎゅっと抱きついてきた。


まるで天使の羽のように真っ白な腕で。



彼女の制服の片袖は

ないものを探すように揺れていた。





私の描きかけのキャンパス。

その中では片羽の天使が微笑んでいる。

また"アザ"が増えた
これも…アイ？？？？

私を好いてくれている君を

置いていくことに対しても、

もう何も思わなくなった。




ただ、死にたい。