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#発表場所

読んでると、
思わず胸がギュッとしめつけられる、
そんなポエムを集めました。

全832作品・

父の 瞳は  潤んでいた

わたしたちの 顔を  じっと 見つめて

目尻から  すぅーっと 涙が  流れた


その 手は 温かく  血が 通っていた

握り返してきた 力は  驚くほど 強かった


のびていた  髭や 髪の毛の 濃さにも

時おり 痛そうに 顔をしかめる  それすらにも


『生きているからこそ』の 嬉しさを 感じた

草波ぽぷり・2024-06-05
生きているということ
生命力
お父さん、すごい!!
命のある証拠
嬉しさ
陽だまり委員会
発表場所

ちょうど  明日で
父を 施設に 送り出してから  まる1年になる

この 『1年』は  えらく 長い 月日だった
つまり  それだけ  時間の 濃度が 濃かった

家族が  離れ離れに 暮らす  違和感
しかも コロナ禍対応で  自由に 会えなかった

だけど  それぞれに 皆が よくクリアした!!

全てが 初めてだらけな  環境の 激変の中で
父も 母も わたしの夫も わたし自身も
お互いを ふとした瞬間  想い合う
お金では 買えない かけがえのないものを 得た 

これが 『きずな』なのだろう
これが 『人生』なのだろう

草波ぽぷり・2024-05-18
あれから1年
かけがえのないきずな
人生とは
君に届け
がんばったね
ハナレバナレ
陽だまり委員会
発表場所

今  父は  たくさんの管に 繋がれて

救命救急センターの 集中治療室に いる


意識は………  混濁していて  ほぼ 無い

ERの 医師が 言うには

けいれん発作が  3時間以上も 続いたことで

意識は……  もう 戻らない かもしれない と

良くて   植物人間、  最悪の場合  死


父に  奇跡は、  起きるのだろうか

草波ぽぷり・2024-05-29
まさかの訪れ
ERのICU
意識が戻らないかもしれない父
始まりと終わり
発表場所

これらの作品は
アプリ『NOTE15』で作られました。

他に832作品あります

アプリでもっとみる

真夜中の  3時ごろ

スマホが  鳴った



父の  入居している 施設の

医師から だった



父が  大学病院に  救急搬送された


心が   凍った

草波ぽぷり・2024-05-29
まさかの訪れ
救急搬送、緊急入院
始まりと終わり
お父さん!!がんばれ!!
発表場所

ちょうど  1週間前の 今頃…… 父は

大学病院の 救命救急センターの ICUで
その 命は  『風前の 灯火』だった

それが 今では  覚醒し 昼夜逆転も 無く
話も聞けて 理解も出来て 反応も ちゃんとする

声は  まだ  出しづらそうだけど
何か 言いたそうに  口もとが 動く

これほどまでの 回復ぶりを
いったい 誰が  予測出来ただろうか

「良くて 植物人間状態、 最悪の場合 死亡」

そう 医師から 宣告された 先週……  けれど
1週間 満たない内に  それを 覆した 父

その 『生命力』・・・・・ 素晴らしすぎる!!

草波ぽぷり・2024-06-05
医師の宣告を覆した父
生命力
生きてる
お父さんがんばれ!!
みんなで一緒にがんばろうね
奇跡
希望
陽だまり委員会
発表場所

とくに満月以外ですが

月をよく見てみると
薄っすらと
影の部分が見えてくる

それと同じで
一見、人を見たとき
その人の目立つ部分しか
見えない

成功や財産、地位など

実は誰しもが
人には見せられない
悩みや困難、苦労、苦痛など

月で言えば
影の部分を隠し抱えているもの

不思議なのは
こうして自然をじっくり
観察していると

生きていく上で
思いもよらない
大切なヒントをくれる

解決策は見いだせないかも
しれないけど

遠い過去と繋がって
懐かしさや共感、癒し

自然の偉大さによって
ある種「諦め」みたいなものを
授けてくれる

私たちはこの世で
ただボッーと生きてるだけではなく

たまには景色を眺めて
大きく深呼吸し

こんな自然と同化
溶け込んでみてはどうだろうか?

見えないものが見えてきたり
そんな時

人って
一番幸せなんじゃないかって
想うんだ

逢瀬 誠・2024-05-16
自然
独り言
発表場所

それは
誰かに寄り掛かって
生きてくことは
簡単とまでは言わないけど

大事なことは
自分の足で歩むことなんじゃないかな?

誰かのためにって言えば
それはカッコは良いけど
決してそうじゃない

自分の為に生きていくことが
自立した大人の生き方なんじゃない?

なぜなら自立していないと
愛する人を守れないからだよ

逢瀬 誠・2024-06-24
生き方
愛する人
好きです、なんて言えない
独り言
発表場所

万斛の涙が
頬を伝う

いつか時空を超えて

流星のように
悲しみを切り裂くから

逢瀬 誠・2024-04-17
流星
ポエム
発表場所

人生には
長い道のりがあり

酸いも甘いも
山あり谷ありで

老いぼれには老いぼれの
生き抜いてきた自信と経験がある

確かに
若い奴らにはまだ負けんぞと
勝ち気さも振る舞うが

同時に「広い心」と
「優しさ」を持ち合わせている

たとえ
世間から嘲笑されたとしても
「諦め心」と「相手を許せる心」を
兼ね備えている

残された人生もあと僅か

限られた命だからこそ
見えてくるものが
あるんじゃないのかな

人として
年配にこそ
学べるところはあるはずだよ

なんでかって
偉人が偉い訳じゃないけど

今も昔も
星の巡りが変わらないからだよ

逢瀬 誠・2024-07-08
老いぼれ
ポエム
独り言
発表場所

冷たい雨が
境界を滲ませ

目に映る光も
曖昧にぼやけて

手繰る過去の
悲しい性(さが)さえ

儚く心の中から
消えそうな気がして

逢瀬 誠・2024-06-27
消えそうな
ポエム
境界
曖昧
冷たい雨
心の中から
ADR
発表場所

コンピューターじゃあるまいし
何もかも合理的には進まないよね

人間、感情が備わってるからさ

心の揺らぎというのかな
(機敏とでも)

たとえ脇道に逸れたって
遠回りしたって

その景色は
振り返れば尊い経験だったり
笑い話になったりする

それこそ人間味というのかな
厚み、奥行きなんだよね

そんな挫折や失敗のない人間なんて
話しててもつまらないし

そう思わないかい?

悩んで乗り越えてゆくのも
確かに大切たけど

それを
成長の過程
道筋だと捉えて
人生を楽しむ
彩り豊かにね

精神的に
おおらかに構えることも
必要なのかもしれない

偉そうなことは言えないけどね(笑)

逢瀬 誠・2024-04-23
人間味
独り言
感情
発表場所

ルーツって確かに大切だけどそれが足枷になることもある

俺の家系って、祖先を辿ると武士の家系なんだよね、自慢してる訳じゃないよ、それ以降は公職というか、公務員だよね、祖父は校長先生、義理の叔父は水道局長、叔父は高校教員、腹違いの弟も中学教員、公務員じゃなくても一流企業か地位が重要で、実弟はアパレル会社の社長、実の妹の旦那も銀行の支店長だし、うちの親父も名前は言えないけど都市銀行系のリース会社勤務だった

そんな中、俺は情けないけど、長男で落ちこぼれ、親父の再婚を期に、グレて不良になった、大学に入るのも二浪して挙げ句の果てには中退、それでも違う生き方をするんだと決心して、家を出ようと住み込みのリゾートアルバイトを始めて、あちこちを転々としてた、そのうち別れた女房と巡り会って、結婚したいと家族に紹介したけど、親父には当然認められない、振り切って結婚したけど、意に反して破局、息子たちにも不憫な想いをさせたよね、精神的にきつくて、双極性障害を患い、自殺未遂、まぁそんなプレッシャーというか、境遇を乗り越えられない奴もいるんだよ

ただね、高校生のときに亡くなった母親がいつか述べた言葉が唯一救いだったかなって「そんなことより大切なのは私が産んだ子供たちが元気でこの世の中を生きてくれさえすれば良い」って、それが本心なんだよなって、うちの親父も年老いて丸くなってきた部分があって、俺が肺化膿症を患ったときに、短いけど「大丈夫か」って、その当時の母親の気持ちと同じなんだよね、親だからね、言葉には出さないだけで、内心には秘めてる、俺に期待してくれてたぶんだけ親不幸だったかなって、男親と女親ってある意味一緒でも、役割が違うものなのかなって、悔いなのは厳しいことを言ってやれない離別した息子たちだよ、今さらだけどさ

逢瀬 誠・2024-05-20
親孝行
独り言
発表場所

挫折や失敗が
生き方を狂わせ
独り孤独な夜もある

そんなことをしても
何も解決しないのに
酒を煽ってみたり
女を買ったこともあった

誰かのせいにして
叫びたくなる夜もあった

まぁそんな繰り返しで人は
「まぁ仕方ないか」と
「諦め」を覚える

「無責任な仕事のやり方は
避けるべきだが、6割仕事が
果たせたら上出来なんじゃない?」

そんな心の平穏を手に入れた

逢瀬 誠・2024-06-22
挫折
失敗
ポエム
発表場所

ゴールデンウイークの始まりの昭和の日
この日は毎年晴れ
彼の58歳の誕生日
誕生日にお祝いしたのは確か、一度きりだったような気がする
お互いゴールデンウイークには、連絡も取れない状況
陽の目の中で会えるはずもなく、今の私の仕事も皆さんがお休みの時は、書き入れ時なので彼が居なくなった今も、空に向かって「おめでとう」と呟き、「心配なく元気にしてるよ」と続けた
日にち薬は確かにじわりと効いてきたようで、時折忘れた頃に「会いたい」と呟く
彼が乗っていた、赤いバイクを見たときとか、彼が乗っていたランクルを見たときとか、背格好の似た人を見たときとか

ねぇあなたはいつでも側にいるよね
そして見守ってくれてるんだよね
そんな安心感に守られながら

ほっぺ・2024-05-02
彼の誕生日
ほっぺ回想
発表場所
ほっぺ独り言

苦しみを覚えたときは
じっと耐えて

動かないことが
最善策だと思う

焦って動いたとしても
結果はろくなことがない

それよりもじっくりベストな
方策を
ゆとりを持って熟考することが

道が開けていく打開策だと思うよ

長い目で見たらあの時
そうして良かったなと思うから

逢瀬 誠・2024-06-03
最善策
ポエム
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