⚠R17百合小説なので注意⚠
「おはよう、恵美」
朝になり、私はベッドで目を覚ます。
寝ている間下ろしていた重たい瞼をゆっくり開ける。
「おはよ…、…!!」
隣を見ると裸の綾芽が。そして裸なのは綾芽だけじゃなく、私もだった。
視界が開けたことにより、私は昨晩の記憶が一瞬蘇った。
「~~~~っ…!」
恥ずかしくなって咄嗟に俯く。自分の頬に熱が伝わるのがわかった。
「なに、昨日の事思い出しちゃった?」
恥ずかしくて綾芽を見れない私にからかうように言った。
「そりゃ、まぁ……。あんな事されたの……初めて、だったから…」
「おーおー、朝から可愛いねぇ恵美は」
「かっ、可愛いとか…言わないで……」
「もー、あんまそんな可愛いことばっかり言ってると、」
綾芽は突然俯いていた私の顎をクイッと上げて、口角を吊り上げなら顔を近付けると、
「昨日みたいに襲っちゃうよ?」
ちゅ…。
「んっ……、んんっ…」
そのまま唇と唇が触れ合った。
そして、
「んっ、んぅっ…!?」
舌まで口の中に侵入してきた。
口の中で綾芽の舌が激しく絡んでくる。
ざらざらした感触に背筋がゾクゾクして、互いの唾液が混ざり合い変な気持ちになっていく。
「ふぁっ……んっ…!」
「んっ…、可愛いよ…恵美」
「だ、からぁ…可愛く、なんか…んんっ!」
一度離れてようやく解放されたかと思いきや、綾芽の舌はまた私の舌を求めてきた。変な気持ちがより一層強まると、綾芽がいやらしそうに囁いた。
「ね……気持ちよくなってきたんじゃない?」
「そ、れは…っ」
「キスしてるだけで気持ちよくなるなんて…やらしいなぁ」
「ちがっ…!そんなこと…」
耳元で囁かれると何かが疼く。
違うに、否定しているのに、頭の中では肯定している自分に疑問は持たなかった。
だって…、
「(もっと…欲しい…。して欲しいよぉ…。こんなんじゃ足りない……)」
こんなにも、貪欲に、欲しがっているんだから……。
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昨夜、某同人サイトで前に購入したけどまだ聴いてなかった百合ドラマボイスを聴いて書きたくなった次第です…!!