#私と僕

楽しいからも逃げて
嬉しいからも逃げて
悲しいからも逃げる
辛いからも、逃げる。

ねぇ、なんで私は｢私自身から｣逃げれないのかな。
全てを遠ざけてきた。

もう｢自分自身｣でしか在れなくなったなら、
逃げる必要ないのにさ。


逃避行した｢僕｣を、どうか捕まえてくれ。

僕は幸せ。

…でも私は違った。


だから僕が幸せなことも、

今生きてることも分かってる。


私は、なんの為に生まれたんだろう

きっと誰に聞いても分からない




私のお父さんお母さん
僕のお父さんお母さん

私。
僕。

私の人生
僕の人生


全てにおいて私と僕は真逆。


ただひとつだけ、似てる所がある






…心から望まれたのかどうか分からない



私は望まれてなかったんだろうね、捨てるくらいだから。

僕は、分からない。



両親の話を聞く限り、望まれてはなさそうだった


だからもしかしたら同じなのかもね。





､､､わがままを言うだけ、

言うだけだから。笑




君には、どうか心から望まれていたい。

君にだけは、笑

あなたに笑って欲しくて

咄嗟についた嘘だったんだけれど

言葉の通りだったみたい

君が僕の名前を呼ぶだけで、

こんなにも幸せなのに、

君の隣にいたい。と、

その先を求めてしまう僕は、

欲でできた化け物なんです。


好きと言ってほしい私は、

そのくせ、

何もできない臆病者なんです。


あなたたちと私は違う。

完璧に同じ人間なんていない。

………？
なんでいないんだろう？


僕が死にたいと願ってしまうのは、

きっと、僕が全てを中途半端に

捨ててしまっているから。

諦めてしまっているから。


人生の堕落者なんです。


いつでも私はある人の事を考えています。

叶わない恋だと分かっていながら、

それでもなお、考えてしまうのは、


何故なんでしょうか？


叶わないと分かっているのなら、

その時間は無駄でしかないはずだ。

無駄に人生を費やしている僕は、

何者なんだろうか？





私と僕。

玖村瞳心って名前でした

女の子でした

1990年4月14日に産まれました

18歳（大学1年生）でした

2008年に（18歳で）死にました

親に捨てられ、孤児で、施設で育ちました

長い黒髪でした

真っ白な肌でした

病気でした

余命宣告をされてる末期患者でした

ほとんど目は失明してました

耳があまり聞こえませんでした

お父さんお母さんが居ませんでした

友達も居ませんでした

愛する人も居ませんでした

ひとりぼっちで、独りぼっちでした


私に残された時間もありませんでした


感情も、無いに等しかったです

表情はありませんでした


人生の希望とやらもありませんでした

感情、表情豊かに生きてみたかった、

のかもしれません




この瞳心という名前にどんな意味や由来があるのかも知りません




だけど、〝桜希〟には

私が、いつの頃か求めたものがたくさん、







桜希って名前です

女の子です

2008年4月14日に産まれました

15歳（中学3年生）です

まだ生きてます

父母姉妹の家族が居ます

黒髪ショートです

肌は少し焼けてます

健康です

目は普通に見えます

耳も聞こえます

お父さんお母さんが居ます

友達が居ます

愛する人が居ます

ひとりぼっちではあるかもですが

独りぼっちでは無いと思います


残されてる時間は分かりません


感情があります

表情豊かだと言われます

人生の希望があります

よく泣いて、よく笑います


桜希という名前には意味があります



僕が生まれたのは桜の季節で｢桜｣

希望に満ち溢れた人生を送って欲しい、という両親からの願いで｢希｣


｢桜希｣です

僕は自分の名前が大好きです

私は自分の名前が大嫌いです




私と僕は真逆、なんでしょうね、きっと。



玖村瞳心を簡単にまとめてみたけれど

不幸だとか思われるのでしょうか


僕はそう思います

不幸だな、可哀想だな、と


でも違います

私はちゃんと幸せでした



周りのみんなより色んな挫折や

ことを経験したし、辛かったと思います。




僕と私は同じです

と言っても、僕は僕だし、私は私です

魂が同じなだけで。



僕の魂、自分の過去（前世）に

こんなことがあった（玖村瞳心）と知って

辛かったし、苦しかったです





自分が自分の過去について涙を流すのは

なんだか変というか。笑



でも、悪いことじゃありませんよね。

僕が私を想って泣くことは。



もう充分幸せですが、幸せになりたいです

私とは違う幸せを感じたい



神様から言われたように

｢次は幸せでね、元気でね｣



だから、誕生日もお祝いします。笑

同じ誕生日だから、


僕が16歳を迎えるとき、
私は34歳を迎えます



｢34歳おめでとう、瞳心｣

僕が、桜希が祝います

瞳心は独りだから。




でも、桜希はきっと違うのでしょう。笑
独りじゃないのかもしれません







､､､私から名前の意味を少し贈ろうかな。

付け足したいんだ。笑




桜のように、たくさんの人に愛され続けて

いつまでも愛と幸せを与え求めて欲しい



自分や誰かの希望になって欲しい。




桜希が愛され続けますように。

瞳心の分も幸せになりますように。




玖村 瞳心、桜希.

僕が私を想って泣くことの

なにがいけないんだ。

また、裏切られるのが怖くて

君の言葉を

ちゃんと…素直に聞いてあげられなかった…



私はいつも こうだ…っ


本当は凄く嬉しかったのに…


私は邪魔じゃないって…言われたのが
凄く嬉しかった…

私にいてほしいって言ってくれたのが
君で本当に嬉しかったの…


なのに…言えなかった…
恐怖心で言えなかった

それに、僕に傷つけられたら人だったから…

僕のことも まだ…言ってないのに…


どうして…貴方はそんなにも
優しいの………？

この仮面を

外せる日は

来るのだろうか…

私は幸せでした


きっと、ちゃんと。




それは、例え私が、


どんなに世界を憎んでたとしても、です





それでも私は幸せでした。





親の顔を知らない


親からの愛も知らない


他人からの愛さえも知らない


挫折ばかり経験して


18歳で人生を終えたけれど




なんだかんだ言って幸せでした。




ちゃんとね。





だから泣かないで欲しかった






そんな顔をさせたかったんじゃない、





どうかあなたには笑っていて欲しくて、






でも、私の為に涙を流してくれるのは






あなたが最初で最後なのでしょう？






だから、嬉しかった







､､､本当は、寂しかったし




苦しかったし、しんどかったし




世界に光なんて無かった。







ただ、


その気持ちを話せる相手が居なかった




私だって人間。





「愛おしい」とか「愛」とか



そういうのは分からなかったけれど





1人も、独りも嫌だった






私が今、幸せだったと言えるのは



私の全てが終わったからなのでしょう。







生きてるのに、生きてないような感覚で



全てを流してきたから、







どうか私みたいにならないで欲しい。






どうか、どうか、、僕の名前の通り、





たくさんの人から




｢桜｣のように愛され続けてください



｢希｣望に満ち溢れた人生を送ってください






私とは違う”幸せ”を感じてください。







どんなに苦しくたって、辛くたって



折れそうになったって、折れたってね




最後は「幸せだった」と思えるもの。





だから、大丈夫。



胸を張って、元気よく、｢幸せだった｣


必ずそう言えるから。




玖村 瞳心.

僕が変に単純だから　　色々考える私だから
思ったことをすぐ　　　思ったことをすぐ
行動に移すから　　　　行動に移せないから

　君が遠く感じるんだ…

真桜…
やっぱり私には できないよ…

支えられない…
真桜の代わりに仲良くって言われても…
もう、できないよ…

私じゃあ、できない…

また、傷つけちゃう…


すでにもう、ダメかもしれないんだよ…
ごめん、ごめんね…


大切な…一番の親友の頼みすら
叶えてあげられない私は
本当に最低だよ…

結局 ２人を、また
傷つけて
裏切って終わり…


もう、私は…なんなの…

ごめん、ごめんね、真桜…っ

君も…傷つけたよね…ごめんね…






最低な私で

最悪な僕で


ごめんなさい

本当の私と

偽りの僕


君は どっちなら

愛してくれますか？

明日なのに、
今更予定変更なんてしないでね？
私めちゃくちゃ楽しみなんだから。


楽しみなのに、
邪魔しないでね？
2人で行くんだから。


二人で行くのに、
追求しないでね？
映画見に行くだけなんだから。


映画見に行くだけっていってるけど
大丈夫だからね？
予定は未定なんだから。

今の 僕 だけ見てくれれば、

それでいいのに。


過去の 私 なんて忘れて

今の 僕 を愛してよ。

泣く私

嗤う僕