『現代っ子の神楽くん』第4話です( '-' )!!!
金曜日がやって来ました...
神楽くんのお時間です( '-' )✨
今回、かなり短めになってしまった事を先にお詫びしておきます...💦
理由は色々ありまして...
家の介護事情や、長くするとお話の区切りが悪くなってしまう等、本当に言い訳にしかならない勝手な理由でございます((
申し訳無いです( ;; )
その代わり、次は頑張って長く書けるよう努力致しますのでお許し下さいませ( . .)"
まだまだ発展途上なこの小説を、少しでも楽しんで下さると嬉しいでございます( '-' )ノ✨
では、長くなりましたが本編をどうぞ__
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前回
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神楽が首を傾げていると、神主が優しくこう言った
神主『参道の真ん中はね、〝神様〟が通る道なのさ_』
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〝SFファンタジー小説(仮)〟
作者 : 紅李夜 律花
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『現代っ子の神楽くん』
第4話
不思議な子
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神楽『神、様...』
神主『そう。だから参道の道を通る時は端を歩くのが礼儀なのさ』
神楽はそうなんですねと頷き、神主の話を真剣に聞いていた
神主『えぇと...神楽君、かな?さっきから気にはなっていたんだが、、』
神楽『...?』
神主は少し戸惑った様に問い掛ける
神主『顔の横に垂れ下がったその布作面はどうしたんだい?』
神楽『布作面...』
神楽は確かめるかの様に顔の横に括り付けていた布にそっと触れると
少し驚いて『気付かなかった』と呟いた
だが、変わった点はその布に限った事では無い
神楽はこの地球で見るとかなり浮世離れな風貌をしていたのだ
端麗な顔立ちに透き通った薄茶色の髪
生白い肌に薄らとした綺麗な口をしていて
何処か清潔さのある真っ白な和装を纏い、洗練されたその姿はまさに美少年そのもので
直ぐにでも儚く消えてしまいそうな
不思議な雰囲気を纏っている子だった
神主『その布作面はこの神社の祭り事でも良く使われているんだが、、神楽君は神様の真似事でもしていたのかい?』
神主は、子供のする遊びだったのだろうと思い、
微笑ましそうに神楽へ問い掛ける
神楽は何の事なのか分からずに首を傾げていたが
神主はあまり気にしていないかの様に優しく微笑んだ後
少し悩んだ様子で話を続けた
神主『うーん...そうか、、とにかく神楽くんには親御さんが居ないんだねぇ...』
孤児なのだろうと察した神主は少し考えてから
神主『そうだ神楽くん、私の知り合いに身寄りの無い子供を預かる孤児院を開いている人がいるんだ。個人でやっているらしいんだが、とても優しい人だから安心していいと思うよ』
と、神楽に信頼ある知り合いの孤児院へ行ってみないかと提案を投げ掛けた
神楽『迷惑、、とか、なったりしないですかね...?』
神主『何を言ってるんだ、あの人は好きで孤児院を開いてるのさ。必ず歓迎してくれるよ。それに、子供が大人の心配なんてするものじゃないよ、神楽くん。』
子供らしく無い心配をする神楽に
行きたいか行きたくないかで良いのだと
神主は優しく笑って頭を撫でた
神楽『じ、じゃぁ俺、行ってもいいですか...っ!』
神楽が出した精一杯の頼る声に神主は
あぁ、勿論だ。と頷いた
そうして神楽は神主と共に
美しい桜が舞う春の並木道を、他愛もない話をしながら
その知り合いが開く孤児院へと向かって歩き出したのだ
続く___
【終わりに】
今回のお話で神楽の容姿について少し書けたので
どんな子なのか想像がしやすくなって良かったかなぁと思います
という事で次からは水鈴sideのお話を進めようと思います
今後の神楽の地球ライフに期待ですね
ではでは、また金曜日に~( '-' )ノ))