#羊文学

それは世紀末のクリスマスイブ

僕が愛していたあの人を
知らない神様が変えてしまった

｢どうしてよ、｣

　

君たちの足跡は

進むたび変わってゆくのに

永遠に見えるものに

苦しんでばかりだね

あの花が落ちるとき　


その役目を知らなくても


そばにいた人はきっと


わかっているはずだから

まだ自分のことを愛したいんだって

もがいているんでしょう？

何回だって言うよ




世界は美しいよ





君がそれを、




諦めないからだよ

最近は雪が降るので

羊文学とmol-74を聴くのが

3倍くらいたのしい

それは世紀末のクリスマスイブ

僕が愛していたあのひとを

知らない神様が変えてしまった　

どうしてよ

それは世紀末のクリスマスイブ

誰もが愛したこの街は

知らない神様が変えてしまう
っていう話

だって どうしようもないときでも

まだ自分のことを信じたいんだって

気づいているんでしょう？

本当は分かっている、君も分かっている
花の一生にとって
君は必要ないこと

私は知っている、そしてただ見ている
人間が神になろうとして
落ちる

「きみは砂漠の真ん中
ユーモアじゃ雨はふらない
余裕ないぜ　オアシスは程遠い

ちょうど砂漠の真ん中
愚痴ならいくらでも聞く
涙だけは命取り　でもあふれた

それを掬って瓶に集めて
いつか花にあげる日まで
とっておくよ

それしかできない
ごめんね」と　書く

今は砂漠の真ん中
ユーモア　笑えているか

胸にきいて深呼吸
もう疲れた

わたしここにいるけど忘れて
一人で進んで
いつか笑って戻る日まで
待っているよ

祈っている、たとえどんなに遠く離れても

君の今、君の全てが喜びで溢れますように

きみはかわいい

とてもかわいい

どうか幸せであってほしい

きみはかわいい

とてもかわいい

僕ではとても愛せない