#赤い

君に可愛いって言われると
顔が赤くなっちゃうんです＿。

赤い糸。
そんなの誰と繋がっているかなんてわからない

だけど…
少しの間だけでも
君と繋がっていると願ってもいいですか？

画面の向こうの君 近くて遠くて
ｻﾜ
声が聞けなくて 手を触れなくて
ｽﾄﾛﾍﾞﾘﾑｰﾝ
せめて同じ空の下 "赤い満月"

君へ大好きとつぶやくから

空を見る限り
赤い恋は弾けてて―

彼のもっちりした頬

つい可愛くてぷにぷにしちゃう





『やだ』と言って背を向けた彼を後ろから覗き込むと紅色に頬が染まっていた

君の色と私の色が混ざって調和すれば

赤くも白くもピンク色でもない

たったひとつの君と私の恋の色

微笑む赤い口元と

綺麗で柔らかい髪が

とてもとても愛しくて

もしも運命の紅い絲が
あるのなら、
あたしとあの人を結んで下さい。

止まない雨を背景に

大きな花火を咲かせましょう




































善と悪を決めるのは誰であろう



皆が崇める神か

テレビの向こうの政治家か




善の上に成り立つ悪


悪の上に成り立つ善






明確に記すことの出来ない基準で


人は人を裁く



































蝉さえも口をつぐみ

誰もが夜空に吸い込まれたその瞬間



大きな花火を咲かせた





一度、咲き狂うと

もう花火は止まらない





赤い花火が花弁を散らす








その美しい姿に見惚れる暇が

最高に素晴らしい時間であった





















誰も向けなかった視線が

一気に集まった



滑稽だった





切れ味の悪い刃物を

必死に研いで


私に向けている




あまりにもクルクル回る

その視線と刃物は


安物ですか？




わかりやすい世間の反応に

笑いを堪えるのに必死























償え、とは



何を誰のためにどうして



突き詰めれば突き詰める程に

顔を歪めて



仕舞いには

反省しろと怒鳴り出ていく





あー、単純




人間の思考回路は

手に取るように読みやすい






正義や善が何かも

大して分かりゃしないのに

偉そうに語る



語りかける相手を見下しているから






何が楽しくて生きているのだろう


























安くて簡単で壊れやすい



宇宙の果てぐらいの星辺りには

100円で人間も売っているかも







私を悪だと語れば

お前らは善だと堂々生きるだろう



悪が居なきゃ

何一つ語れないだろう




































2回目の花火大会


予告無しの

ぶっつけ本番





花火に包まれ

私は花弁のひとつとなる




赤く消えない花弁に



























































終わりが見えた世界は、

酷く美しい。



✐

間違いを正すその心は あぁ


朽ち果てた草や木に


水を注ぐよう　だけれど


意味もなくそれを「善」と感じて


闇雲に向かう先それを


「支配」と呼ぶ。



「明日は晴れる」


「きっと雨が降る」


などと当たり前に


すごした日々がこんなに


遠くになってしまうなんて



――――今――――



止まぬ霧雨


見えぬ光が世界を赤く


染め上げてしまうのか


薄い記憶をたどっていけば


この血液は覚えているのか



争いの―タネ―を

貴方と目が合った時

私の顔が熱くなった

きっとこの夕焼けのせいよね

赤く甘く 実った恋は

ラズベリーと共に 大きくなる

いつか 収穫されるとき

恋と共に 落ちていく涙

『学校行くと具合悪い』2019(平成31年) 01月28日(月)


『悠我！おはよう！』

《藍月おはよう》

『どうしたの？顔赤いよ？』

《なんでもないよ…》

『熱じゃない？』

『保健室言ったら？』

《家では大丈夫だったんだけどなー》



『大丈夫だった？』

《熱は少しあった》

『今日学校早退したら？』

《うん。》


『大丈夫？』

《来てくれたのか》

《俺は治ったから行ってもいいと思ったけど》

《親が休め休めうるさいから。》

《でも今熱でてきたかも》

『大丈夫？』

《あっちいって》

『え？』

《お前がいると熱が悪化するだろ。》

『それって…』

《学校行くと熱でる理由わかったわ》

『へ…？』

《学校行くと熱でるんじゃなくて、》

《お前が近くにいると、熱が出る》

《俺、藍月のこと好きだわ＿》


оО〇・-・〇Оо・-・оО〇・-・〇Оо・-・оО〇・-・

最後まで読んでくれてありがとうございます！

今回は少し短くなってしまいました…

感想お待ちしております(❁ᴗ͈ˬᴗ͈)

お気に入りしてくれると嬉しいです！


☘︎登場人物☘︎

・藍月(あき)

・悠我(ゆうが)

顔が赤いのは

この夕焼けのせいだよね

きっと

気づいたら
ゲーム機の長いコンセントで、
ちゃんとした結び方をして、
座ったら体重で締まるように台に結びつけて、


僕、首吊りしてた……


苦しくなって気づいた。

天井にかけるやつじゃなくて
座ると締まるやつにして良かった…
足をつこうと思えば出来るから。


首に赤い跡が残ってる…
そんなに締まってたんだ…


死にたくないはずなのに、、
なんでなん…？







誰か助けて……